応用数学 II 演習 No.01 ∑ [n/2] [1]Hn (x) の多項式による表現 Hn (x) = r=0 (−1)r n! (2x)n−2r を導け. r!(n − 2r)! [2]Hn (x) は n の偶奇にしたがって偶関数または奇関数であること, つまり, Hn (−x) = (−1)n Hn (x) を示せ. 2 [3] ロドリグの公式 Hn (x) = (−1)n ex dn −x2 e を示せ. dxn [4] 漸化式 ( Hn+1 (x) = 2xHn (x) − 2nHn−1 (x) ) d − 2x Hn (x) = −Hn+1 (x) dx d Hn (x) = 2nHn−1 (x) dx を示せ. さらに, これを用いて Hn (x) はエルミートの微分方程式 Hn00 (x) − 2xHn0 (x) + 2nHn (x) = 0 を満たすことを示せ. ∫ ∞ [5] 直交性 −∞ Hm (x)Hn (x)e−x dx = 2 √ π 2n n! δmn を示せ. 応用数学 II 演習 No.02 ∑ [n/2] [1]Pn (x) の多項式による表現 Pn (x) = r=0 (−1)r (2n − 2r)! xn−2r を導け. n 2 r!(n − r)!(n − 2r)! [2]Pn (x) は n の偶奇にしたがって偶関数または奇関数であること, つまり, Pn (−x) = (−1)n Pn (x) を示せ. また, Pn (1) = 1 を示せ. [3] ロドリグの公式 Pn (x) = 1 dn 2 (x − 1)n を示せ. 2n n! dxn [4] 漸化式 (2n + 1)xPn (x) = (n + 1)Pn+1 (x) + nPn−1 (x) [ ] 2 d (1 − x ) − (n + 1)x Pn (x) = −(n + 1)Pn+1 (x) dx [ ] 2 d (1 − x ) + nx Pn (x) = nPn−1 (x) dx を示せ. さらに, これを用いて Pn (x) はルジャンドルの微分方程式 (1 − x2 )Pn00 (x) − 2xPn0 (x) + n(n + 1)Pn (x) = 0 を満たすことを示せ. ∫ 1 [5] 直交性 −1 Pm (x)Pn (x) dx = 2 δmn を示せ. 2n + 1 応用数学 II 演習 No.03 [1]Plm (−x) = (−1)l+m Plm (x) を示せ. また, Pl0 (x) = Pl (x) を示せ. [2] Plm (x) = (1 − x2 )m/2 [3] Pl−m (x) = (−1)m dm Pl (x) を示せ. ただし, m = 0 とする. dxm (l − m)! m P (x) を示せ. (l + m)! l [4] 漸化式 [ ] √ 2 d (1 − x ) + mx Plm (x) = 1 − x2 Plm+1 (x) dx [ ] √ 2 d (1 − x ) − mx Plm (x) = −(l + m)(l − m + 1) 1 − x2 Plm−1 (x) dx を示せ. さらに, これを用いて Plm (x) はルジャンドル陪微分方程式 ] [ 2 d m2 2 d + l(l + 1) − Plm (x) = 0 (1 − x ) 2 − 2x 2 dx dx 1−x を満たすことを示せ. ∫ 1 [5] 直交性 −1 Plm (x)Plm 0 (x) dx = 2 (l + m)! δll0 を示せ. 2l + 1 (l − m)! 応用数学 II 演習 No.04 [1]Yl−m (θ, φ) = (−1)m Ylm (θ, φ)∗ を示せ. また, Ylm (π − θ, φ + π) = (−1)l Ylm (θ, φ) を示せ. [2] 漸化式 ) √ ∂ ∂ Ylm (θ, φ) = (l − m)(l + m + 1)Ylm+1 (θ, φ) e + i cot θ ∂θ ∂φ ) ( √ ∂ ∂ −iφ e Ylm (θ, φ) = (l + m)(l − m + 1)Ylm−1 (θ, φ) − + i cot θ ∂θ ∂φ ( iφ を示せ. また, Ylm (θ, φ) は微分方程式 [ ( ) ] 1 ∂ ∂ 1 ∂2 sin θ + + l(l + 1) Ylm (θ, φ) = 0 sin θ ∂θ ∂θ sin2 θ ∂φ2 を満たすことを示せ. ∫ [3] 正規直交性 ∫ π 2π sin θ dθ 0 dφ Ylm (θ, φ)∗ Yl0 m0 (θ, φ) = δll0 δmm0 を示せ. 0 √ [4] Ylm (θ, φ) = (−1)(m+|m|)/2 2l + 1 (l − |m|)! |m| P (cos θ)eimφ を示せ. 4π (l + |m|)! l [5] ラプラシアン ∇2 の球座標 (r, θ, φ) における表式は ( ) ( ) ∂ 1 ∂ 1 ∂f 1 ∂2f 2 2 ∂f ∇f= 2 r + 2 sin θ + 2 2 r ∂r ∂r r sin θ ∂θ ∂θ r sin θ ∂φ2 で与えられることを示せ. 応用数学 II 演習 No.05 [1]Ylm は 1 1 のとき Ylm = √ [(−1)m Ylm + Yl−m ] 2 1 m 5 −1 のとき Ylm = − √ [Ylm − (−1)m Yl−m ] 2i m= と表されることを示せ. [2]Ylm は √ m= 1 のとき Ylm = √ m 5 −1 のとき Ylm = 2l + 1 (l − m )! m P cos mφ 2π (l + m )! l 2l + 1 (l − |m|)! |m| P sin |m|φ 2π (l + |m|)! l と表されることを示せ. ∫ ∫ π [3] 正規直交性 0 2π dφ Ylm Yl0 m0 = δll0 δmm0 を示せ. sin θ dθ 0 [4]l = 1 (p 軌道) のとき √ Y11 = 3 x 4π r √ Y1−1 = 3 y 4π r √ Y10 = 3 z 4π r を示せ. また, 3 行 3 列の行列 P を具体的に求めて (Y11 Y1−1 Y10 ) = (Y11 Y1−1 Y10 )P と表すと, P はユニタリ行列であることを確かめよ. [5]l = 2 (d 軌道) のとき √ √ 15 x2 − y 2 15 xy Y22 = Y2−2 = 2 16π r 4π r2 √ √ √ 15 zx 15 yz 5 3z 2 − r2 Y21 = Y = Y = 2−1 20 4π r2 4π r2 16π r2 を示せ. また, 5 行 5 列の行列 P を具体的に求めて (Y22 Y2−2 Y21 Y2−1 Y20 ) = (Y22 Y2−2 Y21 Y2−1 Y20 )P と表すと, P はユニタリ行列であることを確かめよ. 応用数学 II 演習 No.06 [1]Ln (x) の多項式による表現 Ln (x) = n ∑ r=0 (−1)r (n!)2 xr を導け. 2 (r!) (n − r)! [2]Ln (0) = n! を示せ. [3] ロドリグの公式 Ln (x) = ex dn ( n −x ) x e を示せ. dxn [4] 漸化式 Ln+1 (x) = (2n + 1 − x)Ln (x) − n2 Ln−1 (x) ( ) d x + n + 1 − x Ln (x) = Ln+1 (x) dx ( ) d x − n Ln (x) = −n2 Ln−1 (x) dx を示せ. さらに, これを用いて Ln (x) はラゲールの微分方程式 xL00n (x) + (1 − x)L0n (x) + nLn (x) = 0 を満たすことを示せ. ∫ [5] 直交性 0 ∞ Lm (x)Ln (x)e−x dx = (n!)2 δmn を示せ. 応用数学 II 演習 No.07 ( ) ∑ ∞ k xt (−1) tn−k k k − [1]Ln (x) は母関数を用いて exp = L (x) と与えられ n (1 − t)k+1 1−t n! n=k ることを示せ. [2]Lkn (x) の多項式による表現 Lkn (x) = n−k ∑ r=0 [3] ロドリグの公式 Lkn (x) = (−1)k (−1)r+k (n!)2 xr を導け. (r + k)!(n − r − k)!r! ) n! dn−k ( x−k ex n−k xn e−x を示せ. (n − k)! dx [4] 漸化式 ( ) k Lkn+1 (x) + (x + k − 2n − 1)Lkn (x) + n2 Lkn−1 (x) = 0 1− n+1 ) ( ) ( k d k − x + n + 1 Ln (x) = 1 − Lkn+1 (x) x dx n+1 ( ) d x − n + k Lkn (x) = −n2 Lkn−1 (x) dx を示せ. さらに, これを用いて Lkn (x) はラゲール陪微分方程式 k0 k xLk00 n (x) + (k + 1 − x)Ln (x) + (n − k)Ln (x) = 0 を満たすことを示せ. ∫ [5] 直交性 0 ∞ Lkm (x)Lkn (x)xk e−x dx = (n!)3 δmn を示せ. (n − k)! 応用数学 II 演習 No.08 [1]Re z > 0 のとき, Γ(z) は漸化式 Γ(z + 1) = zΓ(z) を満たすことを示せ. [2]Γ(1) = 1 を示し, さらに, Γ(n + 1) = n! を示せ. ∫ [3] 0 ∞ √ −x2 e dx = π を示せ. 2 ( ) ( ) √ 1 1 (2n − 1)!! √ [4]Γ = π を示し, さらに, Γ n + = π を示せ. 2 2 2n [5]Γ(z + 1) = zΓ(z) および Γ(1) = 1 から, Γ(z) の z = −m (m = 0, 1, 2, · · · ) にお (−1)m であることを示せ. ける留数が m! 応用数学 II 演習 No.09 ∫ [1]Re z > 0 のとき, 0 n ( t 1− n )n tz−1 dt = n! nz を示せ. z(z + 1) · · · (z + n) [2] ガウスの無限乗積表示からワイヤシュトラスの無限乗積表示 ∞ [( ∏ 1 z ) −z] γz = ze e m 1+ Γ(z) m m=1 を導け. [3] 相反公式 Γ(z)Γ(1 − z) = π を示せ. sin πz √ 2n+1 n!n 2 [4] ガウスの無限乗積表示から, ウォリスの公式 lim = π を導け. n→∞ (2n + 1)!! 1 [5] 倍数公式 √ ( 2z−1 πΓ(2z) = 2 1 Γ(z)Γ z + 2 ) を示せ. 応用数学 II 演習 No.10 [1]f (t) = t − xLog t を t = x のまわりでテイラー展開することにより f (t) ∼ (t − x)2 x − xLog x + と近似できることを示せ. さらに, これを用いてスターリン 2x √ グの公式 Γ(x + 1) ∼ 2πxxx e−x を導け. ∫ π 2 [2]Re p > 0, Re q > 0 のとき B(p, q) = 2 cos2p−1 θ sin2q−1 θdθ を示せ. 0 { ∫ [3]Γ(p)Γ(q) = 2 ∞ e −u2 2p−1 u }{ ∫ du 2 0 } ∞ e −v 2 2p−1 v dv を変数変換 u = r cos θ, 0 v = r sin θ を行って計算し, これが Γ(p + q)B(p, q) に等しいことを示せ. [4] 漸化式 ψ(z + 1) = 1 + ψ(z) を導け. z ) ∞ ( ∑ 1 1 1 [5]ψ(z) = − − γ − − を導け. また, ψ(1) = −γ を示し, さらに, z z + m m m=1 1 1 1 + · · · + + 1 − γ を示せ. ψ(n + 1) = + n n−1 2 応用数学 II 演習 No.11 z 2 1 [1] 母関数 e (t− t ) を t のベキ級数として ∞ ∑ Jn (z)tn と表すと, n=−∞ Jn (z) = ∞ ∑ s=0 (−1)s ( z )n+2s s!(s + n)! 2 であることを示せ. また, この表式から J−n (z) = (−1)n Jn (z) および Jn (−z) = (−1)n Jn (z) を示せ. [2]J0 (z) + 2 ∞ ∑ J2m (z) = 1 を示せ. m=1 [3] ベッセルの積分表示 1 Jn (z) = 2π ∫ π e iz sin θ−inθ −π 1 dθ = π ∫ π cos(z sin θ − nθ)dθ 0 を導け. [4]Jν (z) の定義から, 漸化式 ( ) ν d − Jν (z) = −Jν+1 (z) dz z ( ) d ν + Jν (z) = Jν−1 (z) dz z を示せ. [5]Jν (z) はベッセルの微分方程式 ( ) ν2 1 0 y + y + 1− 2 y =0 z z 00 を満たすことを示せ. 応用数学 II 演習 No.12 [1]Nν (z) の定義と Jν (z) の漸化式から, 漸化式 ( ) d ν − Nν (z) = −Nν+1 (z) dz z ( ) d ν Nν (z) = Nν−1 (z) + dz z を示せ. [2]Jν (z) cos πν −Nν (z) sin πν = J−ν (z) および Jν (z) sin πν +Nν (z) cos πν = N−ν (z) を示し, 特に, ν = n(整数) のとき (−1)n Jn (z) = J−n (z) および (−1)n Nn (z) = N−n (z) を示せ. [3]Hν(1) (z) = −e−iπν Jν (z) + J−ν (z) eiπν Jν (z) − J−ν (z) および Hν(2) (z) = を示せ. i sin πν i sin πν [4]H−ν (z) = eiπν Hν(1) (z) および H−ν (z) = e−iπν Hν(2) (z) を示せ. (1) (2) ( )n } { −ν } 1 d d { −ν −ν n ν+n [5] z Jν (z) = −z Jν+1 (z) から Jν+n (z) = (−1) z z Jν (z) dz z dz を示すことにより, ( )n 1 d n n Jn (z) = (−1) z J0 (z) z dz ( )n { } 1 d n n+ 12 − 21 Jn+ 1 (z) = (−1) z z J 1 (z) 2 2 z dz を導け. 応用数学 II 演習 No.13 ( d ν − dz z ) [1]Iν (z) の定義と Jν (z) の漸化式から, 漸化式 Iν (z) = Iν+1 (z) および ( ) d ν + Iν (z) = Iν−1 (z) を示せ. さらに, これらから Iν (z) は微分方程式 y 00 + dz (z ) 1 0 ν2 y − 1 + 2 y = 0 を満たすことを示せ. z z ( ν d − dz z ) [2]Kν (z) の定義と Iν (z) の漸化式から, 漸化式 Kν (z) = −Kν+1 (z) およ ( ) d ν び Kν (z) = −Kν−1 (z) を示せ. さらに, これらから Kν (z) は微分方程式 + dz z( ) 1 0 ν2 00 y + y − 1 + 2 y = 0 を満たすことを示せ. z z ( d n − dz z ) jn (z) = −jn+1 (z) およ [3]jn (z) の定義と Jn+ 1 (z) の漸化式から, 漸化式 2 ( ) d n+1 び + jn (z) = jn−1 (z) を示せ. さらに, これらから jn (z) は微分方程式 dz z ( ) 2 0 n(n + 1) 00 y + y + 1− y = 0 を満たすことを示せ. z z2 ( n n [4]jn (z) = (−1) z 1 d z dz )n j0 (z) を導け. [5] 球座標 (r, θ, φ) によって表したヘルムホルツ方程式の解として変数分離形 u(r, θ, φ) = f (r)g(θ)h(φ) を仮定して, f (r), g(θ), h(φ) を求めよ. 応用数学 II 演習 No.14 [1] 水平方向 (x 軸方向とする) に一定の間隔 ∆x で並んだ質量 m(= ρ∆x) の N 個 の質点からなる系を考える. ここで, 各質点はばね定数 k(= T /∆x) のばね (自然長 は無視できるとする) で隣合うものと結合し, また, 鉛直方向 (y 軸方向とする) に は自由に動けるとする. この質点系の両端を x 軸上の点 P = (−l, 0), Q = (l, 0) に 固定して一様な重力の下におくとき, ポテンシャルエネルギー I[y] が最小となる形 状 y0 (x) を求めよ. さらに, 形状 y0 (x) の下でのポテンシャルエネルギー I[y0 ] の具 体的表式を求めよ. ただし, ρ と T を一定に保ったまま N → ∞, ∆x → 0 の極限を とって答えること. [2] ハミルトンの原理は解析力学の基本法則であり, 「座標 x1 , x2 で記述される力 学系のラグランジアンを L(t, x1 , ẋ1 , x2 , ẋ2 ) とするとき, 系の運動は作用 ∫ t2 S[x1 , x2 ] = L(t, x1 , ẋ1 , x2 , ẋ2 ) dt t1 が停留値をとるようなものである.」と述べられる. ここで, ラグランジアン L は, 運動エネルギー T とポテンシャルエネルギー V の差 L = T − V として定義され, また, xi (t1 ), xi (t2 ) (i = 1, 2) は与えられた値に固定して考える . ハミルトンの原理 ( ) d ∂L ∂L からラグランジュの運動方程式 − = 0 (i = 1, 2) を導け. dt ∂ ẋi ∂xi [3][1] で考えた質点系は, 張力 T で引っぱられている長さ 2l, 線密度 ρ の弦とみなす ことができる. ここでは, 重力が無視できるとして, この弦に生じる振動を考えよ う. 位置 x, 時刻 t における弦の変位を y(x, t) とすると, この系のラグランジアンは ( )2 ] ∫ l [ ( )2 T ∂y ρ ∂y L= − dx 2 ∂t 2 ∂x −l ∫ t2 で与えられる. 作用 S[y] = L dt に対してハミルトンの原理 δS[y] = 0 を適用 t1 2 して, 波動方程式 ∂ 2y T ∂ y = を導け. ∂t2 ρ ∂x2 [4] 長さ l = 2 sinh 1(∼ = 2.35) の一様な鎖の両端を点 P = (−1, 0), Q = (1,∫ 0) に固定 Q してぶら下げた. このとき, 鎖全体のポテンシャルエネルギーは I[y] = y ds に P 比例する. I[y] を最小にする鎖の形状 y0 (x) を求めよ. πx 2l と選んでみよう. ここで, a は変分パラメタである. このとき, ポテンシャルエネル ギー I[ya ] を a の関数 I(a) として表せ. さらに, I(a) を最小とする a を a∗ とすると き, a∗ および I(a∗ ) を求めよ. また, I(a∗ ) が [1] で求めたポテンシャルエネルギー の最小値よりも大きいことを確かめよ. [5][1] で考えた質点系に対して, その形状を表す試行関数として ya (x) = a cos 応用数学 II 演習 No.15 1 α 1 − x22 √ および δ(x) = lim e α について α→0 π x2 + α2 α→0 πα ∫ [1] デルタ関数の表現 δ(x) = lim ∞ そのグラフの概形を描き, さらに, δ(x)dx = 1 を示せ. −∞ 1 [2]c を正の定数とするとき, δ(cx) = δ(x) を示せ. c ∫ b [3] f (x0 )δ 0 (x0 − x)dx0 = −f 0 (x) を示せ. a ∫ ξ [4]δ(x) とヘヴィサイドの階段関数 H(x) は H(ξ − x) = δ(x − x0 )dx0 の関係にあ a ることを示せ. [5] 区間 [0, 1] において, x の関数としての DN (x) = 2 N ∑ n=1 sin nπx sin nπx0 のグラフ を N = 1, 10, 100 についてグラフを描け (x0 の値は 0 < x0 < 1 の範囲で一つに固 定せよ). 応用数学 II 演習 No.16 ∫ ∫ b [1]|f i = 0 0 f (x)|xidx, hx|x i = δ(x − x ) ならば hf |gi = a ∫ ∫ n a a [3]hx|x̂ = x hx| を示し, さらに A(x̂) = n b xn |xihx|dx を示せ. x |xihx|dx を示し, さらに x̂ = 2 [2]x̂ = f (x)∗ g(x)dx を示せ. a b 2 b n ∞ ∑ an x̂n に対し, hx|A(x̂) = A(x)hx| を n=0 示せ. ∫ L/2 ( d [4]k̂ = |xi −i dx −L/2 示せ. 2 ( d −i dx )2 ∫ )n [5]hx|k̂ = hx| を示し, さらに A(k̂) = ) ( d hx| を示せ. A −i dx n L/2 ( d hx|dx を示し, さらに k̂ = |xi −i dx −L/2 n ∞ ∑ n=0 )n hx|dx を an k̂ n に対し, hx|A(k̂) = 応用数学 II 演習 No.17 1 [1]δ(k − k ) = 2π 0 ∫ ∞ −i(k−k0 )x e −∞ 1 dx および δ(x − x ) = 2π 0 ∫ [2] 演算子 Ûa = exp(ik̂a) は Ûa = ∞ −∞ ∫ ∞ 0 eik(x−x ) dk を示せ. −∞ |xihx + a| dx とも表されることを示せ. また, Ûa は関数を x 軸の負の向きに a だけ平行移動する演算子であることを確かめよ. ∫ ∞ ∫ ∞ 1 1 ikx (m) [3]δ(x) = e dk より, δ (x) = (ik)m eikx dk を示せ. ここで, 2π −∞ 2π −∞ δ (m) (x) は δ(x) の m 階の導関数を表す. ∫ ∞ ( d [4]x̂ = |ki i dk −∞ ) hk| dk を示し, さらに, hk|x̂ = i d hk| を示せ. dk [5] 任意の x について xn f (x) = 0 が成り立つとき, f (x) = c0 δ(x)+· · ·+cn−1 δ (n−1) (x) を示せ. ここで, cm (m = 0, · · · , n − 1) は任意定数である.
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