知名町公共施設テレビ デジタル化改修計画 平成21年3月 知 名 町 1.計画策定の主旨 2011 年(平成 23 年)7 月 24 日までに今までのテレビ放送(地上アナログ放送)は終了 し、地上デジタル放送に全面移行する。それ以降は、アナログテレビ受信機は、そのまま ではテレビ放送を見ることが出来なくなることから、デジタル放送への円滑な移行が行え るよう、国・地方公共団体と関係者が一体となって総合的な取り組みを推進することが求 められている。 地方公共団体へは、平成 22 年 12 月末までにすべての公共施設におけるデジタル化改修 が完了することを目標として取り組むこと、各地方公共団体においてデジタル化改修状況 を速やかに把握し、デジタル化改修の計画策定を行い、毎年度末(平成 22 年度は 9 月末及 び 3 月末)時点における同計画の達成状況を確認し、公表することが国から要請された。 このため、デジタル放送への移行完了のための関係省庁連絡会議で決定した「地上デジ タル放送への移行完了のためのアクションプラン2008(平成 20 年 7 月 10 日)」及び、 総務省が定めた「地上デジタル放送推進総合対策(平成 20 年 7 月 24 日)」を踏まえ、本町 の地上デジタル放送移行への対応について、次のとおり計画を策定する。 2.計画の期間 計画期間は「平成 21 年度から平成 22 年度」とし、また計画の推進にあわせ適宜内容の 見直しを行うこととする。 3.計画の目標 (1)重要公共施設の整備 町民等が利用する公共的な施設のうち、その利用者にとってテレビが災害時等の緊急 時の情報入手手段として重要な役割を果たすもの(特に庁舎、公民館、学校、高齢者や 障害者の入所する社会福祉施設等。 )を「重要公共施設」と位置づけ、早急な整備を検討 する。 (2)その他施設の整備 重要公共施設以外の整備については、平成 22 年度末(遅くとも平成 23 年6月)まで に、地上デジタル放送が受信できる環境(デジタルチューナーなどの設置を含む)を整 備する。 4.計画の公表 公共施設のデジタル化改修達成状況及び受信障害への対応状況を、毎年度末(ただし 平成 22 年度は9月末及び3月末、平成 23 年度においては6月末)時点で確認し、知名 町ホームページ、広報ちな等で公表する。 5.その他の対策 (1)廃棄・リサイクル対策(担当課:保健福祉課) アナログ受信機の継続使用が可能であることを町民等に周知するとともに、廃棄する 場合は、家電リサイクル法に基づき適切(不法投棄等の防止)に廃棄できるよう周知徹 底する。 (2)詐欺・悪質商法等対策(担当課:総務課、産業政策課) デジタル化への対応で、十分な知識を持っていない世帯が詐欺・悪質商法等の被害に あうおそれがあることから、全国消費生活情報ネットワークシステムを活用し情報の収 集・共有化を図り、関係機関(消費生活センター等)との連絡体制を強化するとともに、 広報ちな・ホームページ等により注意喚起を図る。 (3)経済弱者等に対する支援(担当課:総務課、保健福祉課) 国は、平成 21 年度から平成 22 年度にかけて、生活保護受給世帯に対して受信機器購 入等に係る支援を行うことしている。 また、その他の支援策については、国・県等の動向を踏まえ対応を検討する。 (4)地上デジタル放送の有効活用(担当課:総務課) デジタル化に伴う高機能性を有効に活用するため、防災分野・教育分野・福祉分野等 での活用を検討する。 (5)新たな難視聴地域への対策(担当課:総務課) デジタル放送になると受信ができない地域に対し、平成 21 年2月に設置された「鹿児島 県テレビ受信者支援センター」と連携を図り、実測調査等に基づく対策計画を策定する。
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