食育だより 平成26年 5月号 嶋ほいくえん 前月の好評レシピ 担当 林いづみ 青空の下で、元気に泳ぐ園庭の鯉のぼりのようにとても元気に遊んでいる子ども達です。 ぽかぽかくみの赤ちゃんも1歳児のにこにこくみも、食欲旺盛でたくさん給食を食べ、思い思いの遊びを楽しんで いるようです。 食べることは命をいただくことです 野菜の原型を知らない子ども達が多いといわれている現代。嶋ほいくえんでは、毎朝、「今日の食 材」として旬の野菜や果物、みそ汁のだしの煮干しまで見て触れ合っています。 肉や魚を食べることと同等に、野菜や果物も、生長して育った命をいただいていることを感じてほし いと思っています。「じゃがいもさん、ありがとう。いただきます。」 やまがたの郷土料理 山形ならではの美味しい旬の食材や郷土料理がたくさんあるのをご存じですか。旬の食材を取り入 れることで、この土地山形で生活できる喜びを感じることができると思います。 保育園でも、旬の食材や伝統野菜を取り入れ、郷土料理をたくさん味わって、お家の方々にもたくさ ん紹介していきたいと思います。 5月のお楽しみを紹介します。 22日(木) たけのこご飯を食べます 前日の21日に2,3,4,5歳児は旬のたけのこの皮むきをします。 大きい孟宗筍(もうそうだけ)には、何枚も皮があるんですよ。 22日はたけのこご飯をいただきます! 23日(木) 笹巻きを食べます 22日、年長きらきら組と給食先生と私たち職員で、笹巻き作りを頑張りたいと思います。 笹の葉にもち米を入れて巻いて三角の形にします。いぐさのひもを巻くのが大変ですが‥ うまくできるかな~? 鍋でぐつぐつ煮てから一日干して乾かします。23日のおやつの時間にきな粉を つけて食べたいと思います。おたのしみに。 28日(水) 細竹煮を食べます 前日の27日に2,3,4,5歳児は旬の細竹の皮むきをします。 細竹とたけのこの違いを感じることができると思います。 噛むことは大切! 「するめ」をおやつの時間に食べました。未満児クラスでは、しゃぶりながらとてもよく噛んでなか なか飲み込めなかったようですが、この「カミカミ経験」が大切だと思います。唾液をたくさん出し て、味や柔らかくなる変化を舌で感じることができます。 しかし、大きいクラスになると、ちょっと噛んですぐ飲み込んでしまう子ども達が多くみられました。 よく噛むことは、味覚の確立やあごの発達などに影響しとても大切なことです。 保育園のおすすめおやつの「手作りスコーン」も噛み応え十分で、とてもおいしいですよ。 右記にレシピがありますので、お家でもぜひ作って食べてみてください。 栄養士須貝直子 セサミスコーン 分量10人分 材料:小麦粉(125g)・ホットケーキミックス(25g)・スキムミルク(40g)・サラダ油・牛乳 サラダ油(20g)・牛乳(30g)黒ゴマ(5g)・ベーキングパウダー・砂糖 ベーキングパウダー(3g)・砂糖(8g) <作り方> ①材料を混ぜる。 ②お好みで形を作る。 ③170℃のオーブンで8分ほど焼く。 素朴な味わいで、カミカミにも良いですよ!! インディアンライス 材料:豚挽・にんじん・玉ねぎ・ピーマン・カレー粉・ケチャップ・ソース・ご飯 <作り方> ①野菜はみじん切りにし、ピーマンは別に茹でておく。 ②ひき肉・にんじん・玉ねぎを炒める。 ③②の火が通ったらカレー粉・ケチャップ・ソースで味を調える。 ④ご飯と③を混ぜ合わせる。 ⑤盛りつけてピーマンを散らす。 カレー味の混ぜご飯なので食べやすいです。 ひじきサラダ 材料:芽ひじき・玉ねぎ・きゅり・にんじん・青しそドレッシング <作り方> ①芽ひじきは水で戻す。野菜は千切りにする。 ②①のひじき・野菜を茹でる。 ③②の水気をよくきり、ドレッシングで和える。 さっぱりしててパクパク食べられます!!
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