トラックからリムごと外れたタイヤが反対車線の 車に激突!

13 年 3 月 17日 City News ウェッブサイトより
JSS 和訳
JSS 説明
走行中の車両からタイヤが外れる事故は、この数年あ
まり聞かなかったが、それ以前は少なくない事故が起き、
幾つかは被害者が死亡するケースもあった。訳出した
事故では幸い軽傷で、被害者にとっても、加害者にとっ
ても幸いであった。
トラックから
トラックからリム
からリムごと
リムごと外
ごと外れたタイヤ
れたタイヤが
タイヤが反対車線の
反対車線の
車に激突!
激突!
(City News 3月 17日の記事より抜粋)
金曜日の午後 2 時 30 分少し前に、タイヤが高速レー
ンを西向きに走っていたホンダシビックのフロントガラス
と屋根に衝突し、撃破した。
Dave Woodford 巡査部長は、「東向きのレーンを走行し
ていたトラックのタイヤがリムごと外れた。タイヤは反対
側の西向きレーンまで飛んで、ホンダシビックに当たっ
た。」と語っている。
Woodford によると、(シビックに乗車していた)夫妻は車
中に閉じ込められ、消防が被害者を救い出し、軽傷を
負った夫妻はノースヨーク総合病院に搬送された。
警察は、トラックのタイヤ取り付けボルトが緩んでいたと
言っている。
この種の事故は所謂始業点検を行えば、大半は防げる
ものと思われる。しかし実状として出発毎にきちんと点
検を実行している人は、商用車、自家用車を問わず多
くはないと思われる。と言うのも、前照灯、尾灯や制動
灯, その他の不備のままの運転を見かけるのは日常茶
飯事だし、また上向きライトのままの運転もよく見かけ
るからだ。始業点検は本より、自身の車の状態にあまり
関心を払っていない、そしてそれが他のドライバーや道
路利用者にどんな迷惑をかけ、安全を脅かしているか、
場合によって記事にあるような重大な事故につながる
事を意識しているドライバーは多くはないのではなかろ
うか。
また複数あるタイヤ取り付けナットが一瞬で緩むことは
トラックのドライバー、 Bradford 在住の Trevor March
は、走行中タイヤが外れた危険な車両を運転したとして、 考え難い。タイヤが外れる前に、走行が不安定になる、
異音が出る、振動するなど相当な不具合があったに違
道路交通法に基づき送検された。
いないと想像されるが、事故を起こしたドライバーはそ
(運転していた)March は、「401を東向きに運転してい
れらに気がつかなかったのだろうか?ないしは異常を
てタイヤが外れ、対向車線に向かって 20~30ft の高さ
知っても即応しなかったのだろうか。
に飛び上がり、走ってきた車に当たった。」
記事によると、被害者の男性は従来からこの種の危険
「死亡者が出なくて良かった。」と語っている。
を心配していたが、事故に遭遇してしまったと言う。この
種の事故は、被害者側が避けることが大変難しいもの
と思える。筆者は、特にトラックの脇を走り続けることは
できるだけ避けることにしているが、当該事故の場合、
被害を避ける手立ては思いつかない。
時あたかも冬季にスノータイヤを使用していた人がタイ
ヤを交換する時期だ。交換後の確認は細心に行い、自
身は本より、周囲の安全にも貢献しよう。
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