国際機械安全関連情報 No.14-07/2014.04/Ni-Ka ドイツ労災事故 2013 DGUV(ドイツ法的損害保険組合)によると、2013 年のドイツにおける労災死亡事故、学 校・通学時の死亡事故は、減少した。 DGUV が、BG(ドイツ職業保険組合)と事故保険組合の暫定調査を公表した結果による と、2013 年は、労働・通勤時に死亡事故にあった人は、前年比よりも減った。労災死亡事 故数は、45 件減少し 455 件となり、通勤時の死亡事故数は、74 件減少し 312 件となった。 また、学校・通学時の死亡事故数も、16 件減少し 40 件となった。DGUV の Joachim Breuer 会長によると、このように死亡事故数が少ない事は今までに無く、この結果を踏まえ、事 故により命を失う人がいない労働界への貴重な一歩となる。 しかしながら、その一方で、報告義務のある労災事故は、0.5%増加し 889,276 件となっ た。また、更に明らかに増えたのが、報告義務のある通勤時の事故数であり、4.9%増加し 184,936 件となった。DGUV の Joachim Breuer 会長によると、2014 年の冬が非常に暖かかった ため既に忘れかけているが、2013 年初頭は非常に厳しい天候条件と戦わなければならな かったため、通勤時の事故数が増えたとされる。 また、学校事故保険組合から良いニュースが報告されており、2013 年は、報告義務の ある学校事故数は、前年比 4.2%減少し 1,177,291 件となった。通学時の事故数も、2.4%減 少し 108,238 件となった。 なお、事故数を労働時間に関連付け調査する事故リスクについては、データ上可能で ないため、一般的な報告はされていない。 学校事故保険組合からも 2013 年良いニュースが報告されている。(写真:Wolfgang Bellwinkel / DGUV) 出所:DGUV Newsletter (19.03.2014) http://www.dguv.de/de/Presse-Aktuelles/Pressemitteilung_77568.jsp 本件、お問合せは SCHMERSAL 日本支社迄。 Ⓒシュメアザール日本支社 〒167-0054 東京都杉並区松庵 3-39-8 Tel. 03-3247-0519 Fax. 03-3247-0537 http://www.schmersal.jp
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