産婦人科プログラム 【卒後３年目以降の後期研修について】 目 的：産婦人科専門医としての、基本的な知識と技術を身に付け産婦人科専門医と しての資格を３年間で取得できるようにします。 対 象：２年間の初期研修を終了した医師が対象です。 身分と報酬：３年目はレジデントです。給料は、病院の基準に従い支給されます。入局後 １ヶ月後からは婦人科癌検診等業務を行い、約３ヶ月後からは、兵庫医科大 学の関連病院で産科当直を行います。これにより本給以外の報酬を得られる ように致します。このようにして少なくとも入局者には生活の面で収入が安 定するように責任を持ちます。 期 間：卒後３年目から３年間の予定です。 研 修 場 所：基本的に最初の１年間は、兵庫医科大学病院で研修を行います。２年目は兵 庫医科大学病院及び兵庫医科大学産婦人科教室の関連病院にて実施臨床研修 を行います。 【年度別研修内容】 ３ 年 目：指導医と共に産科疾患及び婦人科疾患の患者を受け持ち、産婦人科の基本的 知識と診療技術の習得を行ないます。産科領域では、まず正常分娩を取り扱 える様に指導します。異常分娩や異常妊娠では、指導医と共に治療法につい ての知識や技術の習得を行います。産科手術についても帝王切開等の技術の 習得を行います。婦人科疾患には、良性疾患や悪性疾患について指導医と共 に診療を行い研修します。例えば癌の化学療法や内科的疾患不妊症等のホル モン療法、一般産婦人科における薬物療法を習得します。婦人科の基本的な 手術についても簡単な手術より執刀を行い順次研修します。外来診療では産 婦人科の基本的な診察法や検査について研修し、出生前診断、不妊・不育治 療、体外受精・胚移植等に積極的に参加し、基本的知識や手技を習得するよ う研修します。 ４∼５年目：個人の希望を配慮し、兵庫医科大学病院及び兵庫医科大学産婦人科の関連病 院で研修を行います。産科疾患の全般的管理・治療、婦人科疾患の手術を含 めた全般的管理・治療を産婦人科専門医の下で積極的に従事します。 【後期研修予定】 研修３年目 兵庫医科大学病院で研修 研修４∼５年目 兵庫医科大学病院及び兵庫医科大学関連病院で研修 日本産科婦人科学会･産婦人科専門医：日本産科婦人科学会認定の研修病院において通算３ 年以上、指導責任医の指導の下に学会の定める卒後研修カリキュラムにより研修を行った 上で、（通算３年以上日本産婦人科学会会員であり、且つ卒後研修を終了した者。 ）専門医 制度委員会による書類審査、筆記試験及び面接試験に合格した産婦人科医師を言います。 よって兵庫医科大学産婦人科の今回のプログラムで研修を行うと日本産婦人科学会の規定 による研修が５年間終了した事となり、産婦人科専門医の習得が可能となります。 大学病院連携型高度医療人養成推進事業： 「山陰と阪神を結ぶ医療人養成プログラム」（鳥取大学主幹） ・産婦人科専門医コース ・生殖医療専門医コース ・周産期医療専門医コース ・腫瘍専門医コース 「近畿圏循環型医療人キャリア形成プログラム」（大阪医科大学主幹） ・産婦人科専門医養成コース ・近畿圏循環型産婦人科研修コース に参加しています。 よって、連携する大学での研修が可能であり、希望される方はご相談ください。 産婦人科医が関わる専門医：日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本産科婦人科内視鏡 学会技術認定医、生殖医療指導医、臨床遺伝専門医、周産期専門医、婦人科腫瘍専 門医、婦人科細胞診指導医、産業医、超音波専門医、母体保護法指定医、検診マン モグラフィ読影認定医 等 【関連病院】（下線病院は卒後 3 年目以降の臨床研修として派遣実績のある病院です。 ） 府中病院（生長会）、府中のぞみクリニック（生長会）、近畿中央病院（公立学校 共済組合）、恵生会病院（医療法人恵生会）、明和病院、兵庫医科大学篠山病院、神 戸アドベンチスト病院 【指導医】 主任教授；小森慎二（指導責任者） 講 師；田中宏幸 鍔本浩志 堀内功 学内講師；金澤理一郎 助 教；武信尚史 伊藤善啓 原田佳世子 篠山病院：准教授；池田義和 内田暁子 【問い合わせ先】 〒663-8501 西宮市武庫川町１−１ 兵庫医科大学産科婦人科学教室 TEL; 0798-45-6481 FAX; 0798-46-4163 e-mail;[email protected] 田中 宏幸 衣田隆俊 和田龍
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