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小学生 が 算数 の 勉強 を しています

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は じ め に
「ドイツ語で話すこと」の意味は何でしょうか?
1. 三枝子とドイツ語の付き合い
三枝子はドイツ語の知識ゼロでドイツへ来ました。ドイツに関する知識もゼロでした。
ドイツ語の第一印象は「英語と違って難しそう!」「発音が難しくて嫌になる!」。
次の段階は「間違えると恥ずかしい!」「文が正しいかわからないから、黙ってる!」
「皆に笑われれて、憂鬱!」「もう、話したくない!」でした。
そして、こんな思いのまま語学学校へ通っていたので、ドイツ語は何も頭に入りませんで
した。そして、こんな状態が2年も続いたのです。ドイツ語の収穫はもちろんゼロ。
そこには、恥意識から自分を解放できない、ドイツ語を習うことより名誉を守るために
戦う三枝子がいただけなのです。一体、何をしに語学学校へ通っていたのでしょう。
後で解ったことですが、ここには大きな誤解がありました。誰もが持ち易い誤解です。
2 .私達の誤解
誤解1.「ドイツで暮らせば、ドイツ語がうまくなる」と思うことです。
ドイツにいても日本語で暮らしいれば、日本にいるのと同じです。ドイツ語が伸び
る土壌がありません。実際、ドイツで暮らしてもドイツ語を話さない方は大勢います
し、何十年外国で暮らしてもその国の言葉を話さない人は、話せないのが当たり前
です。その国の言葉で話してこそ、話せるようになるのが外国語です。
誤解2.「語学学校へ通えばドイツ語が上達する」と思うことことです。
語学学校へ通うことは、特に大人にとって、とても効果的で不可欠な基礎作りです。
ところが、学校で一言も話さずに家に帰る日本人が沢山いることは大変有名です。
学校へ通うことと、ドイツ語が話せるようになることとは全く別のことなのです。
何年も学校へ通った方の中には、大事な初級の基礎を全く応用できない方が非常に
多く、驚きます。「学校へ通う事」が「話せるようになったはずだ」と思わせて
いるだけです。前述の三枝子の態度と全く同じです。
ドイツ語で話すことの意味
3.その後の三枝子とドイツ語の付き合い
その後の三枝子は、ドイツ人の習慣を意識するようになり、どんな時にどんな挨拶をする
のか、買い物の時、ドイツ人は何と言って注文しているのかなどに、耳を済まして聞くよう
になりました。わからないテレビ番組もいつも同じものを見ているうちに、なんとなく、
「ドイツ風」が見えてきて、「こんな時にはこう言ってる!」と、会話を掴み始めました。
そして、ドイツ語を話すことで私の人生観も人間としての価値観も、日本で得たものとは
正反対となり、ものすごくポジティブな方向にに変わりました。
ドイツ人から、次のようなことを教えてもらいました。
① 恥意識など全く不要なこと
② 女だから、妻だから、夫だから、男だからという役割を基本にした価値観で行動する
前に、私たちは「一人づつ誰もが大事な人間だ」ということ
③ 重罪人でも「人間としての尊厳は侵してはならない」と基本法に謳い、大多数の
人々がその考え方を尊重し、実践すべく努力し続けているドイツ人社会があること。
これが、戦争の反省をしっかりやり続けているドイツ人の姿勢です。
④ 私達には、「ごく普通の人間として生きる権利があることを当前のことと理解し、
それを実践している姿」がドイツにはあること
このように、ドイツには私達一人ひとりを大事な人間としてみてくれる社会があることを
教えてもらい、私は「なるほど。」と納得しました。これらは、私がドイツ語を習う
ことで得た大きな収穫の一つです。大きな宝です。
日本社会には今でも死刑があります。「人の命よりも名誉を守る方を重要視する
社会」があり、「人の犠牲になること」が美徳とされ、それゆえ「自殺して命を捨
て る こ と さ え 栄 誉 と され る 価 値 観 」 が い ま だに 浸 透 し て い る 現 状 は、 異 常 だ と 、
言えます。一人ひとりの命の方が、何百倍も大事です。
ドイツ語を話すことで、もう一つ浮き彫りになった大事な事
それは、ドイツ人達の話を聞くたびに、世界の動きや日常の出来事に関し、非常に
無頓着で「自分の意見」を全く持っていない三枝子の姿でした。
以来、私も意識して世間や世界の動きを追いかけ、それに関するいろいろな人の
意見を聞き、「私の考え」をまとめることが当たり前になりました。 そして、
「なんでも自分で考え、判断し、責任を持って実行していく。」この過程にこそ、
私たちが幸せになれる鍵が潜んでいると、理解するようになりました。
「ドイツ語で話してよかった!」「ドイツ人と話していっぱい収穫があった!」
「ドイツに来てよかった!」「ドイツ人と知り合えてよかった!」
これが三枝子の感想です。
つまり、ドイツ語で話すことが、こんな素晴らしい収穫をもたらしてくれ たのです。
皆さんにもぜひ体験していただきたい、素晴らしい収穫です。
ここにこそ、「ドイツ語で話す大きな意味」があります。
皆さん、どうぞ、ドイツ語を楽しんでください。
Deutsch-Japanische Kommunikation: IK-Training/Beratung/Sprache
Ⓒ Japan・Kultur・Service M. Fisch
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