NEWS - 花田義塾

第 36 号
2005 年 3 月 1 日
〒3430015 越谷市花田 4-18-22
Tel 048-964-1184
http://www.hgprojet.com/
Topics
○
○
○
○
4月の予定と締めきり
入試・進学情報 中3・中2・中1
H16 年度3回英検合格者 2005 年度の検定実施日程
塾長コラム「後期入試」について
ゆとり教育の弊害「地理」・「英検合格について」
○ 中学での「絶対評価」での注意点
3 月の予定
4/4(金)
と
締め切り
埼玉県公立高校合格発表
3/6(日)
北辰テスト 中2・中1 (会場・獨協大学・獨協埼玉高校)
3/8(火)
高1準備講座開始 (火・木 9:00~11:00(英・数) と土高校生英語クラス聴講)
3/14(月)-4/8(金) 春期特別授業(総復習・新学期の予習)・英検対策(4・3・P2・2級)
3/15(火) 中1・中2 入試制度と進学についての説明会実施 (欠席しないでください)
3/19(土)
新中3保護者対象 「高校入試の現状と対策 説明会」入試制度が大きく変わっています
4月からの入試制度と対策
できるだけ全員出席をお願いします 3/17 迄に出欠表を提出して下さい
3/22(火) 小6生 新中1生中学の学習と入試・学力についての説明
4/24(日)
中31回北辰会場テスト実施
NEWS*
中1・中2・中3クラスへのお知らせは「入試関連」を参照。
● 小 3-6 English Class * テキスト“This is Me!“(英語で自己紹介)を配布しました
英語は大きな声で発音することで覚えていくことができます。自分のことを英語で話せる練習をします
ひきつづき*Word Check 001-002(英検5級用動詞)家庭でも練習して下さい
● 中1
新英語テキスト(ネイティブ向)“Second Grade Scholar”を補助テキストとして使用します。
高校入試は H16 年度より大きく変わり続けています。数年前の入試制度とは全く異なります
ご都合のつく方はぜひ新中3向け保護者説明会へご出席下さい
●中2
新中3塾生保護者説明会を実施します。現在の入試制度は 4 月からの対策が必要です。
なるべく全員のご出席をお願いします。
● 中3
● 高校生
合格発表後 集合日は 3/6 です。 高1準備講座は 3/6 まで受付中
英検2級合格対策
F・Capra ”Turning point“ Journeys beyond Space and Time
授業は、一年間に読んだテキスト“Prefase”を中心に読み直し、「現代の危機の諸相」を精読します。
引き続きユングを中心に現代心理学・社会学等の原文を読み進めていきます。
このPDFは pdfFactory Pro 試用版で作成されました www.nsd.co.jp/share/
第 36 号
2005 年 3 月 1 日
進学関連情報
中2・中1
新中3塾生保護者向け説明会を実施します
詳細は「高校入試の現状と対策説明会」のお知らせをご覧下さい
日時 3 月 19 日 午後 1:00~2:00
当日配布資料 「H17 年度入試と対策の要旨」「傾向と対策」花田義塾版
「合格と併願(推薦)の目安一覧」
「絶対評価」の注意事項(重要)
4 月から始まる対策について・入試までの年間スケジュール
「高校入試まるごとブック2005」(北辰図書)
数年前、特に兄弟などが経験した入試とはまったく制度が異なります。 できるだけ全員の出席をお願いします。
資料の準備がありますので 3/17 までに出欠のご連絡をお願いします
塾からのおしらせ
*4 月より個人情報保護法が施行されます。
花田義塾では今後とも塾生の個人的な成績・情報を塾生本人の志望校合格の判定以外には使用しておりませんのでご安心さ
い。
*セキュリティカードの導入を検討しています。2005 年度花田義塾では、塾生の皆さんが安心して学習できるよう出席の
有無、より帰宅の際の連絡にICカードの導入を検討しています。教室に入る際、また帰宅する際、塾から連絡がある場合に
は保護者の方にメールにて連絡できるようになります。費用は月額 300 円です。
ご意見がありましたら塾長までお知らせ下さい。
中学生
<絶対評価>の注意
絶対評価の導入で大きく変化していることがあります。新聞の入試情報欄にもあまり取り上げられていませんが大きな問題になっているのが、絶対
評価と相対評価の認識が混同してしまっていることです。みなさんは自分の通知表しか普段みることがありませんからわからないかもしれません。
しかし、絶対評価になり「5・4・3」をつけられる生徒が全体の 85%以上に達してしまっているという現状があります。現在浦和高校の合格の内申
点ボーダーは43,浦和一女ではオール5が「最低」という状態です。つまり、相対評価ではオール3が平均、だったのに対してオール4が平均、とな
っているのです。中1、中2のみなさん、内申点で志望校の目安をはかることはできません。
もうひとつの問題は、「実力(学力)どおりの内申点がつかない」という問題です。
絶対評価になり、教科担任や学校によってのばらつきが激しくなっています。これについては昨秋につづいて詳しく説明します。
特に、5教科は得意だが、4教科は苦手なものがある、という生徒は注意してください。
内申点は5科+4科の合計点で評価の対象になります。これは前期入試・後期入試・私立の併願推薦にも大きく関わります。
理科・社会 の対策
公立高校入試は5教科です。このうち理科・社会は 200 点満点中 80 点。
理科・社会に対する知識や認識は教科として以外にも不可欠です。入試問題の傾向に従い効率よい学習を進めています。
花田義塾では一部高校以上の内容を含んだわかりやすい内容の授業を塾長自ら行っています。
理科・社会の「体験授業」を希望する人は申し出てください。 (花田義塾・HGWEB 佐藤和泉)
このPDFは pdfFactory Pro 試用版で作成されました ㌳3
www.nsd.co.jp/share/
第 36 号
2005 年 3 月 1 日
◎ 塾長コラム ◎
●●●現在、公立高校入試用に、「地理の要点」を作成中である。新編の地理教科書は、以前に比べ内容が大幅に削除
された。日本で言えば、学習する地域は、岩手、福岡、東京の 3 箇所のみ。世界では、マレーシア、アメリカ、フランスの 3 国だ
け。
かつては、日本も、世界も、北から南まですべての地域を網羅していたことを考えると、果たしこんな教科書で、地理を学習し
たことになるのか。地域を限定することでむしろ、地理を学習することの意味が分かりづらくなっている。日本も、世界も、全体像
がまるで見えてこない。地理という学問は、現在という時代の産業と人々のくらしを、俯瞰的な視野を持って理解することに、その
本来のテーマがある。ところが、「ゆとり教育」のために、断片的に切り取られたものだけを、学習するとなると、自分を取り巻く世
界の環境がまるで見えてこない。断片的な思考と中途半端な知識によって、社会に対する子供たちの無関心の傾向がさらに
強まるだろう。
中学、高校生が、社会の姿を本当に知り、考えるヒントを与えるような書物を出版することの必要性を強く感じる。
●●●初めての前期入試。夕方、受験した生徒たちが「総合問題」や「小論文」の問題を持って塾にやって来た。
早速問題を見て驚いた。
越谷西高校の小論文の出題内容が、先週の土曜日に国語授業で行ったテーマ「読書について」と全く同じだった。
受験した生徒たちは大変に驚いていたが、小論文に限らず、入試の「課題作文」のテーマは、毎年、必ず塾で一度は解いた問
題が出題されている。全国・各県の出題内容、とりわけ長文問題の出題傾向を詳細に見ていると、課題作文の出題傾向はおの
ずと見えてくる。最近の出題内容は「言葉」「読書」「体験」「環境」「人間関係」に関するものが多い。
「読書体験」の魅力は、自分の知らない世界を体験する驚き、自分の考えていることが書物を通して初めて「言葉」として与えら
れる喜びなど、様々な未知の体験を含んでいる。しかも、読むという行為は受身ではなくて、きわめて能動的な行為である。人は
常に読むという行為を通して行動している。心を読む、状況を読む、未来を読む、「読む」という行為は、同時に、自分の未来の行
為を生み出す源泉となっている。
先週の土曜日に、こうした内容の話を生徒たちにした。そして、「読書体験」について作文を書いてもらった。
入試とは別に、子供たちには、多くの読書体験をしてもらいたい。そのために、世界にはどのような優れた本が存在しているのか、
その一端を少しでも紹介してあげたいと思う。
●●●1 月 22 日に行われた英検の自己採点の結果が出た。
英検 3 級で、中 2 が 7 名、中 1 が 2 名、計 9 人が予想の合格ラインを越えている。おめでとう。
中 1 でこの時期、3 級の合格ラインを超えるのは、至難の業である。「関係代名詞」が文法的に完全には分からなくても、3 級まで
は合格可能である。日常英語を話す時に、関係代名詞を使わなくても、あるいは省略しても、あまり不自由はしないということだろ
う。3 級合格のポイントは不定詞と助動詞、そして現在完了の最低限の使い方だ。
2 次試験のある 3 級以上の英検受験者には、問題用紙に自分の解答を書くことを義務付けている。
1 次試験の結果が出て(たいてい、2 次試験の1週間前である)、それから 2 次面接の準備をするのでは間に合わない。
1 次合格者は全員 2 次も合格させたいので、自己採点の結果、合格ラインを超えていると思われる塾生は、すぐさま面接の準
備を開始することにしている。そのためか、本塾では、3 級で 2 次試験に合格しなかった塾生は、これまで一人もいない・・・・・・という
ことを、前回の英検の時も書いたが、この「伝統」は、塾生にとっては相当のプレッシャーに感じるそうである。
塾生の皆さん、危ない人は、安全ラインに達するまで、繰り返し練習するので、安心してください。その日に試験会場に行けば、
よほど体調が悪くなければ、必ず合格するところまで、あなたの英会話の表現能力は上達しています。中学で、2 級まで合格可能
です。
そのためには、日本語の「言語力」が必要です。つまり、「国語力」もかなりのレベルに達していなければ、「英語力」も伸びないと
いうことです。「国語力」、「英語力」、「数学力」、こうした一連の「学習能力」を生み出す元の力は,フランス語で langague(ランガ
ージュ)と呼ばれる「言語力」のことなのです。
花田義塾塾長 佐藤祐輔 (花田義塾の WEB ページ『塾長日記 1 月~2 月』より抜粋
[PR]『元気の出る日本語』(花田義塾日本語研究会(代表佐藤祐輔)著・編/扶桑社刊 1300 円)日本と世界の名言と解説。発売中。
このPDFは pdfFactory Pro 試用版で作成されました www.nsd.co.jp/share/