単 位 数 2 単 位 家 庭 「家庭総合」 学科・学年・学級 1 第3学年 A組∼F組 学習の到達目標等 1 人 間 の 健 全 な 発 達 と 生 活 の 営 み を 総 合 的 に 捉 え ,家 族 ・ 家 庭 の 意 義 ,家 族・家庭と社会とのかかわりについて理解する。 2生活に必要な知識と技術を理解させ,男女が協力して家庭や地域の生活を創造する 能力と実践的な態度を身につける。 学習の到達目標 使用教科書・副教材等 2 全学科 教科書:新家庭総合 (実教出版) 教材:「最新 生活ハンドブック」 (第一学習社) 学習計画及び評価方法等 (1) 学習計画等 学 学 習 内 容 月 学 習 の ね ら い 期 保育/食物(隔週調理実習) 4 第3章 って生きる 1 1みんなで育てる 5 ・ 新しい命への責任 期 習の時間・特別活動等と 範 の関連など) 囲 ・ 保育を学ぶ意義について理解する。 いので,自分の生い立ちを尋ねて,どのよ 「保健」は妊娠出産 うに育てられてきたかを知ることで,この まで扱う。 ・ 青年期の健康管理の重要性を理解する。 ・ ワークシート ・ VTR 視聴を取り入れて,視覚的に子ども ・ VTR 視聴 ・ 乳幼児期に親がどんなかかわり方をし,成 ・かけがえのない命 学 査 の成長を理解する。 「調理実習」 1 項,他教科・総合的な学 単元の関心を深める。 「調理実習」 第 考 ・ 少子化で乳幼児と触れ合うチャンスがな 子どもにかかわ 2生命の誕生 備考(学習活動の特記事 長してきたかを具体的に理解する。 VTR 視聴 3心身の豊かな発達を ・ 成長過程において,親子相互作用や愛着の 6 形成等が子どもの人格形成に如何に大切 かを理解する。 ・ 人の発達と保育 ・ VTR 視聴 「調理実習」 第 1 学 ・ からだの発達 「調理実習」 ・ 子どもの発育や発達の到達時期には,個人 期 ・ 心の発達 差があり,ひとつのめやすであることを理 期 解する。 末 7 ・父性・母性とは何かを考えさせる。 考 査 - 43 - 【 課題・提出物等】 ・ワークシート,VTR 視聴の感想を提出します。調理実習後の小テストを実施します。 【 第1学期の評価方法 】 ・定期試験,提出物,授業態度等で評価 ・定期考査70%,提出物,授業へ意欲的な取り組みや学習したことを生活の中に生かそうとする実践的な態 度30%で,総合的に評価します。 4子どもの生活を知る 9 として模倣によって身につくことを理解 ・ 生 活習 慣の形 成と 自 ・新聞記事を活用す る。 し,将来の親としての自覚を促す。 立 ・ 子どもの遊びは,好奇心や探究心を満たし 「調理実習」 ・ 子どもの生活 遊び,食生活,衣生活 ・ 生活習慣の形成と自立は,身近な親を手本 同年齢の子との遊びを通して社会性を身 10 につける。 「調理実習」 ・ 子どもの健康 ・ VTR 視聴 5すべての子どもがすこ ・ 病気と健康管理を知り,高校生の健康管理 やかに 第 の重要さを再認識する。 「調理実習」 ・住まいの機能や歴史を理解し,気候風土や 2 学 2編・3章 期 住生活をつくる 生活との関係について理解を深める。 11 ・生活の機能に応じた住空間の構成を理解し, 期 「調理実習」 住生活の計画ができるようにする。平面図の 末 ・人と住まいのかかわり 読み取りができるようにする。 考 査 12 /班別の自由献立(与えられた材料を1品使 ・班別のお弁当づく う) りの献立を考える 【 課題・提出物等】 ・ワークシートやプリント,調理実習後の小テスト,VTR 視聴後の感想の提出 【 第2学期の評価方法 】 ・実習や授業への取り組みの意欲や態度を大切にします。ワークシートやプリントの記述状況の平常点で 30%,定期考査の記入内容を総合的に判断し評価します。 ・ 快適なすまいづくり 第 3 ・ 健 康的で 安全な住 ま 1 ・学習を生かし,自分らしい生き方を設計す 学 る。 年 い環境 学 「調理実習」 期 ・ よ りよい 住生活を 創 末 ・良いお弁当の条件を知る。 考 査 造するために 【 課題・提出物等】 ・総まとめとしての自由献立プリント,住居のプリントの提出 【 第3学期の評価方法 】 ・考査の結果,プリントの記入,授業に対する意欲や関心の評価 - 44 - 【年間の学習状況の評価方法】 ・1学期・2学期・3学期の成績を総合的に評価し年間の成績とします。 確かな学力を身に付け ・ワークシートやプリント,視聴覚を利用して授業を進めます。保育は,乳幼児期の心 るためのアドバイス 身の発達のプロセスを理解し,自分がどのように育てられてきたか,自分の生い立ちを 知って下さい。特に,心の発達はVTR視聴を通して,他者に対する思いやりや優しさ を育みます。自分が親の立場になったことを想定して,親の役割を理解して下さい。 ・技術に関しては,基礎・基本を押さえて指導しますが,繰り返しやってみることでは じめて身に付きます。授業は短時間ですから,興味・関心を持って家庭でもぜひやって みて下さい。 授業を受けるに当たっ ・提出物は必ず,期日までに終了するということを,習慣付けて下さい。実験・実習を て守ってほしい事項 重視する教科です。毎時間を大切に,能率的に作業を進めるためにはどうしたらよいか 考えることです。 ・何事も意欲的に取り組んで下さい。調理実習等の班別行動は,仲間と協力,協調する ことが大切です。 (2) 評価の観点,内容及び評価方法 評 価 の 観 点 及 び 内 容 評 関心・意欲・態度 ・家庭や地域の生活について関心をもち,その充実 価 方 法 ・プリント等の記載 向上を目指して意欲的に取り組むとともに実践的態 ・授業の参加の仕方や教材に対する意 度を身に付ける。 欲・関心の観察 ・VTR 視聴の記録 思考・判断 技能・表現 知識・理解 ・生活全般を見直し,課題を見つけて,その解決を ・ワークシートの記述や発表の仕方 目指し考え工夫し,適切に判断する能力を身につけ ・能率よく作業を進めるための工夫 る。 ・定期考査の記述 ・基礎的・基本的な技術を身につける。 ・定期考査の記述の仕方 ・能率よく学習するための工夫 ・進度表の作成 ・家庭生活の意義や役割を理解し,体得している。 ・定期考査 ・プリントの記述 3 担当者からのメッセージ・ ・家庭総合は,人の一生がテーマです。親に育てられてきた数十年から,いつかは“自立”しなければなりませ ん。自分で働いて食べていく,あるいは家庭を持ち,子どもを生み育てる。そして,高齢者になって一生を終え ます。未来のことは誰にもわかりません。しかし,学習の中から習得した知識や技術を日常生活に生かすことに より,衣食住の生活的自立ができます。そして親から離れ,精神的自立ができます。将来,充実した人生が歩め るように,高校生活を大切に努力して下さい。 - 45 -
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