第10条の8 行き止まり廊下等の禁止

第10 条の8 行き止まり廊下等の禁止
(行き止まり廊下等の禁止)
第10条の8 第 9 条第一号、第三号、第三号の二、第五号、第七号から第十一号まで又は第十五号に
掲げる用途に供する特殊建築物の避難階以外の階においては、廊下その他の通路(耐火建築物の廊
下その他の通路で直接外気に開放されているものを除く。)を行き止まり状としてはならない。た
だし、行き止まり状の部分の先端付近に避難上有効なバルコニーを設けたもの又は行き止まり状
の部分に接するそれぞれの居室の出入口から 10 メートル以内に直通階段を設けたものについて
は、この限りでない。
【解 説】
令第 121 条では、
二以上の直通階段を設ける場合を定め、
二方向避難を確保することとしている。
直通階段へ至る重複歩行距離についても定められており、その実効性を確保をしている。
本条においては、この考えをさら進め、就寝用途及び多人数収容用途に供する特殊建築物(共同
住宅等を除く。)について、行止り状の廊下を原則として禁止するものである。
【改正経緯】
〔改正次回数〕
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〔制定・施行日〕
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〔条例番号〕
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〔施行日通知等〕
制定 昭和 47 年 3 月 31 日 条例第 61 号
施行 昭和 47 年 7 月 1 日
(行止り廊下等の禁止)
第10条の9 第 9 条第一号から第三号まで、第五号、第七号から第十一号まで又は第十五号に掲げる用
途に供する特殊建築物の避難階以外の階においては、
廊下その他の通路(耐火建築物の廊下その他の
通路で直接外気に開放されているものを除く。)を行止り状としてはならない。
ただし、次の各号の一に該当する場合においては、この限りでない。
一 行止り状の部分又はこれに接する室等に、バルコニーその他これに類するものが避難上有
効に設置されている場合
二 行止り状の部分に接する居室の出入口から 10 メートル以内に直通階段がある場合
〔改正次回数〕
・
〔制定・施行日〕
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〔条例番号〕
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〔施行日通知等〕
制定 平成 5 年 3 月 31 日 条例第 8 号
==旧第10条の9 を第10条の8 に移動==
施行 平成 5 年 6 月 25 日
(行き止まり廊下等の禁止)
第10条の8 第 9 条第一号、第三号、第三号の二、第五号、第七号から第十一号まで又は第十五号に掲
げる用途に供する特殊建築物の避難階以外の階においては、
直通階段からの長さが 10 メートルを超
える廊下その他の通路(耐火建築物の廊下その他の通路で直接外気に開放されているものを除く。)
を行き止まり状としてはならない。ただし、行き止まり状の部分の先端付近に避難上有効なバルコ
ニーを設けたものについては、この限りでない。
〔改正次回数〕
・
〔制定・施行日〕
・
〔条例番号〕
・
〔施行日通知等〕
改正 平成 12 年 10 月 13 日 条例第 175 号
施行 平成 12 年 11 月 1 日
※(第二章第九節の改正規定は、平成 13 年 1 月 1 日から)
(行き止まり廊下等の禁止)
第10条の8 第 9 条第一号、第三号、第三号の二、第五号、第七号から第十一号まで又は第十五号に掲
げる用途に供する特殊建築物の避難階以外の階においては、
廊下その他の通路(耐火建築物の廊下そ
の他の通路で直接外気に開放されているものを除く。)を行き止まり状としてはならない。ただし、
行き止まり状の部分の先端付近に避難上有効なバルコニーを設けたもの又は行き止まり状の部分に
接するそれぞれの居室の出入口から10 メートル以内に直通階段を設けたものについては、この限り
でない。