学校だより 平成28年4月27日 第2号 お 大きな夢をもつ生徒 洋々 お おおいに学ぶ生徒 じ 自信のつく事実を積み上げる生徒 ま 周 り を 大 切 に し 、い い 関 係 を つ く る 生 徒 生徒会スローガン: 一人一人が居心地のよい島中をつくろう http://www.city.sanjo.niigata.jp/ojimachu/ 三条市立大島中学校 □ 「受信⇒思考⇒発信」で人間力を高める 4月20日の全校朝会で生徒に話 した内容は以下のとおりです。 校長 全校朝会 2 1 「受信⇒思考⇒発信」で人間力を高める 「受信⇒思考⇒発信」です。 「受信」 3 「話合い」「学び合い」5か条 の基本は「聴く」です。 「聴く」は 4 PAで育つ島中生 読んで字の如く「耳と目と心で十 分に聴く」ことだと字が教えてくれ 受信 ています。 「聴く」がまず重要で 渉 4月20日 1 「聴く」の意味 授業で大切にしてほしいことは、 星 思考 聴く す。2・3年生は概ねできていま 読む 考える 体験 す。「聴く」や「読む」の「受信」 見る 経験 知識 ができると、自然に今までの知識や 感じる 経験を総動員して考える「思考」が できます。当然、考えたことを話した 聴 発信 学 話す 力 書く プレゼン 人 総動員 体験・経験 行動する 間 想像する を 伝える 関 思いやりの達人 総動員 自己表現の達人 り、書いたりする「発信」に移行し 2 人 間 力 係 力 ます。授業は「受信→思考→発信」 の繰り返しで成り立っています。受信力と思考力と発信力が身につくと学力は自然に高まります。 人間関係で考えた場合、受信力は、相手の表情や言葉から感じ 取る力や相手の気持ちを想像する力です。つまり「思いやる力」 です。発信力は、自分の考えや意思を相手が受け取りやすいよう に伝える力、つまり「自己表現の力」です。狭い人間関係に安住 することなく、思いやりの達人、自己表現の達人となり、誰とで も関わって活動できる人間関係力を高めましょう。それが授業や 学校生活の基盤であり、学力と一体となって人間力の高まりにつ 「話合い」「学び合い」5か条 3 (1) 人の話を聴き合う (2) 他者の意見や考えに敬意を払う (3) 自分の考えの根拠や理由をもつ (4) 自分の言葉で表現し伝える (5) 他の意見に反応する ながります。以上のことを踏まえ、「話合い」「学び合い」では、右上の(1)~(5)を大切にしましょう。 また、本校の特長的な基盤となる取組に、「島中絆タイム」の時間に行うPA(プロジェクト・アドベ ンチャー)と呼ばれる集団課題解決活動があります。島中生はこのPAで育ってきました。講師に指 導いただいている右の①~⑤は 授業や生徒会活動、学校行事で も意識してほしいことです。 PAで意識してほしいこと ① 楽しむ 4 ② 一生懸命 ③ 安全(心・体)④ チャレンジ ⑤ フェア 「聴く」を大事にした「受信⇒思考⇒発信」の学び合う授業、「想像力を働かせた思いやり」と「相 手に伝える自己表現」 、集団課題解決活動であるPA等を基盤として、島中生の人間力の高まりを期待 しています。 「テストで測れる点数学力は狭い学力であり、学力はもっと広く大きい」ことを含め、学力 と人間関係力を総合した人間力を高めることが一番大切です。皆さんならできると信じています。 □ 目指す生徒像 ~お お じ まの生徒~ 「目指す生徒像~お お じ まの生徒~」については、本日配付のグランドデザインにも 記載してあります。学校と家庭と地域が一体となって「お お じ まの生徒」を育てます。 目指す生徒像~お お じ まの生徒~ お 大きな夢をもつ生徒 ・夢は人が生きる上での最大のエネルギーであり、すべての教育活動は社会的・職業的自立 力育成の営みです。寺子屋授業や総合の時間を中心に生き方学習を推進します。 お おおいに学ぶ生徒 ・人は生涯勉強であり、学ぶ意欲は生涯の財産です。PTA共通課題「家庭学習の習慣化」に 取り組むとともに、「受信⇒思考⇒発信」の学び合う授業を充実し、学ぶ意欲を高めます。 じ 自信のつく事実を積み上げる生徒 ・人は自信のつく事実によって、次の活動のエネルギーを得ます。自分でつかむチャンスと 周囲の状況から生まれるチャンスを前向きに捉え、チャレンジする力を育みます。 ま 周りを大切にし、いい関係をつくる生徒 ・人を支えることを喜びとし、人に支えられることに感謝する。支え上手、支えられ上手は 幸福感に満ちた人生を送る基盤です。「島中絆タイム」のPA活動等に取り組みます。 □ 生徒会オリエンテーション 4月11日(月) 4月11日(月)に1年生のための生徒 会オリエンテーションがありました。生徒 会本部から「生徒会スローガン」や「生徒 会5期」についての説明や、学年委員会、 各専門委員会の説明がありました。 その中で、今年度の第1期スローガンで ある「チャンス~よりよいスタートをきろ う~」が発表されました。これは生徒会本 部役員が、真剣にお互いの考えを聴き合い、 話し合って決めたものです。今年度のスタ ートに最もふさわしいスローガンです。 また、オリエンテーション準備の本部・専門委員長会では、生徒会長をはじめ本部役員 が力を入れて取り組む目標として掲げるのは「規則正しい生活習慣」 「TPOに応じた言葉 遣い」 「歌声向上」であることを確認しました。各委員会でできることを考え、他の委員会 や本部と併せた重層的な取組になるよう、委員長同士で相談し、活動計画を考えました。 2月から本格的に活動を開始し、話し合い活動を積み重ねてきたリーダーたちのオリエ ンテーションでの姿は、今後の大島中の生徒会活動を期待させる立派なものでした。 その後、4月20日に行われた全校朝会での校歌は、昨年よりもまた一歩前進・向上し た歌声でした。島中の永遠スローガン「居心地のよい島中をつくろう」が伝統となり、生 徒が生徒に働きかけ向上する自治の力が脈々と流れていることを感じさせるものでした。 ※ TPO:Time「タイム」⇒時、Place「プレイス」⇒場、Occasion「オケーション」⇒状況 □ 「島中絆タイム」 ○ ○ 1・2年生 全 校 ~プロジェクト・アドベンチャー(PA)~ 4月12日(火) 4月23日(土) これは、個人と集団の成長に向けて取り組んでいる 人間関係作りの活動であり、本校の特色ある活動です。 今年も様々な学年の組み合わせで、年間6回妙高青少 年自然の家から講師をお招きし御指導いただきます。 4月は新しい環境に慣れ、仲間としての「島中の絆」を 築くことをねらいに、すでに2回実施しました。3年生 が修学旅行に出発した4月12日は1・2年生PAを、 PTA総会の4月23日には全校PAを行いました。 初めは「かたさ」がみられる生徒たちも、体を動かし たり声を掛け合ったりする中で、笑顔が増えていきま す。活動が難しくなるにつれ、徐々に学年の壁を越えて 知恵を出し合い協力する姿が見られます。4月12日 の1・2年生PAも、4月23日の全校PAも、生徒は 楽しく充実した時間を過ごしたようです。今後の実施 日は総会で配付した年間予定表に記載がありますので ぜひ御来校ください。たよりでも御案内いたします。 気づき 《生徒感想》 3年 髙井 皓遥さん 全校での活動は初めてだったけど、1年生が とても明るかった。声を掛け合ったりして、 多くの人と関わって活動ができた。 3年 堀 媛翔さん 島中絆タイムが始まるまでは、リードできる か不安だったけど、しっかりリードできてよ かった。 挑戦 2年 金子 亜央さん 他の学年の人と、声をかけることができたの でよかった。普段の生活でも、積極的に声を かけられるようにしたい。 1年 小林 樹生さん みんなで協力し合うと自然と楽しい気持ちに なった。3年生と少し仲良くなれたと思う。 1年 山浦 美咲さん 笑顔で話すことがすごく良いことがわかっ た。活動をして、声を掛け合って交流するこ とがすごく大切だと思ったし、もっといろい ろな人と話したい。 ブラインドウォーク:目隠しした 人を、声を出さずに誘導します。 人間知恵の輪:絡まったバンダ ナを、手を離さずにほどきます。 ガッチャン鬼:腕を組んでの鬼 ごっこです。 魔法のじゅうたん:全員がじゅう たんに乗ったまま、裏返します。 □ PTA総会~PTA共通課題「家庭学習の習慣化」~ 4月23日(土) PTA共通課題「家庭学習の習慣化」は、昨 PTA共通課題「家庭学習の習慣化」 年度からの取組です。昨年2学期の学校評価 1 1年生70分、2年生80分、3年生90分 では、平均家庭学習時間が1年生63分、2年 2 3点固定(起床時間、学習開始時間、就寝時間) 生69分、3年生136分でした。3年生は大 3 メディア接触75分以内 4 6 7が きな成果を上げていました。本年度は、終学活 4 双方向通信は21時以降しない 新しい取組 前に「家庭学習プランニング・タイム」を10 5 親子コミュニケーション 分間(大会終了後は15分間)設定し、 「学習・ 6 家庭学習プランニング・タイムの設定 生活プランニング・ノート」を活用して家庭学 7 学習・生活プランニング・ノートの活用 習のプランニングを行います。目的は「生活設 計力」と「時間管理力」を身につけるためです。また、新たに「双方向通信は21時以降 しない」をPTAとして取り組むことが確認されました。さらに、山﨑研究主任が本校の 授業や家庭学習についてのプレゼンテーションをPTA総会で行いました。 「家庭学習の習 慣化」は生徒を真ん中にして、学校と家庭が連携・協力することが何より大切です。 □ 5月の行事予定
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