「てんぷら油を使ったキャンドル作り」

「てんぷら油を使ったキャンドル作り」
2008/04/20 F18 カブ隊
しん
(1)キャンドルの構造
おんど
かた
③ろう
①ガラスコップ
ひく
いと
②ろうそくの芯 (たこ糸 )
あぶら てん
あたたかい
つめたい
暖
冷
あぶら
低 い温度で固 まる 油 (天 ぷら 油 )
(2)材料と道具
・ガラスコップ
・固まるテンプル
・クレヨン
・香料
・急須 または 空き缶 (今回は空き缶)
・ものさし
・はさみ
・へら
・わりばし
・竹ひご
・タコ糸,
たか
おんど
かた
あぶら かた
高 い温度でも固 まる 油 (固 めるテンプル)
(3)材料と道具の注意事項
●てんぷら油
・家で使っている天ぷら油を使います。
・廃油を使う場合は、、ペーパタオルで濾して香料を入れます。
●香料(油性)
・廃油を使う場合、におい消しに使います。
・オレンジとラベンダーがおすすめです
・10ccで 100 円
(水性は油と分離するため不向きです)
●着色料
ソフト(紙巻)タイプの蛍光タイプのクレヨン
廃油の場合は、オレンジ色が良いです
(高融点のものは廃油に溶けません)
●天ぷら油(植物油)処理剤
・固めるテンプルなど、植物油処理剤を使います。
食用には適さないので決して食べないように!
●ガラスコップ
普通のガラスコップは、部分的に加熱されると割れることがあるので注意!
(耐熱ガラスの方が割れにくい)
(4)キャンドルの作り方
①てんぷら油を加熱する
なべ
やく
みず
い
ひ
か
やく
ど
ゆ
よう い
・ 鍋に約5cm水を入れて火に掛け、約85℃のお湯を用意する。
きゅう す はんはん ぶん い じょう
あぶら
い
・ 急 須に半分以 上 てんぷら 油 を入れる。
こ ん かい
あ
かん
ていど
あぶら
い
今回は、空き缶に200cc程度の 油 を入れる。
ゆ
なか
きゅうす
あ
かん
お
あぶら
あたた
・ お湯の中に急須(空き缶)を置き、てんぷら 油 を80℃まで 温 める
あつ
ゆ
あぶら
ちょくせつ さわ
☆熱いのでお湯とてんぷら 油 には直 接触らないこと!
②芯を作り、ガラスコップにセットする
いと
なが
き
・ タコ糸を20cmの長さに切る
き
いと
たけ
か
りょう たん
・ 切ったタコ糸を竹ひごに掛けて、両 端をそれぞれねじりあげる
ぎゃく
ほう こ う
(ほどけるのとは逆 の方向にねじる)
いと
かた ほ う
かた ほ う
ま
・ ねじったタコ糸の片方をもう片方に巻きつける
やく
ま
はし
むす
・ 約4cm巻き、ほどけないように端を結ぶ
竹ひご
しん
たけ
・ ガラスコップに芯をつけた竹ひごをセットし、
しん
そこ
あ
き
芯がガラスコップの底に当たらないようにはさみで切る
しん
なが
しん
ま
(芯が長いと芯が曲がってしまいます)
芯
ガラスコップ
③-1:加熱した油に 3 つの薬を入れ溶かす
●薬1;固まるテンプル(廃油処理剤) 3分の1
か ねつ
あぶら
かた
はんぶん い
・ 80℃に加熱したてんぷら 油 に固まるテンプルを半分入れ、
わ
ばし
かんぜん
と
割り箸でよくかきまぜて完全に溶かす
ま
とき
ぐん て
あ
かん
たお
な い
かき混ぜる時は、軍手をして、空き缶が倒れないように
しましょう
●薬2;クレヨン(着色剤) 半分
ほん
はんぶん
き
・ 1本のクレヨンを半分にはさみで切る
こま
き
きゅうす
あ
かん
い
れ
・ それを細かく切ってから急須(空き缶)に入れ、
わ
ばし
かんぜん
と
か
す
割り箸でよくかきまぜて、完全に溶かす
●薬3;香料
いち ど つか
1cc
あぶら
はい ゆ
つか
ば あい
け
・ 一度使った 油 (廃油)を使う場合は、におい消しのために
こ う りょう
てい ど
い
香 料 を1cc程度入れる
こ ん かい
つか
(今回は使いません)
すべ
と
あ
かん
全て溶けたら、やけどしないようにペンチなどで
ゆ
と
だ
空き缶をつまんでお湯から取り出す
③-2:ガラスコップに注ぎ込み、冷却する
くすり
い
あぶら
なが
こ
・ 3 つ(2つ)の薬 を入れた 油 をガラスコップに流し込み、
しん
ちゅう し ん
芯は 中 心にセットする
た そう
ば あい
あぶら
かんぜん
ひ
*多層のキャンドルにする場合は 油 が完全に冷えてから
ちが
いろ
い
違う色を入れる
みず
は
なべ
い
・ 水を張ったバット(鍋)にガラスコップを入れる
かた
なべ
と
だ
たけ
かい てん
ぬ
・ 固まったらバット(鍋)から取り出し、竹ひごを回転させて抜く
かた
まえ
たけ
ぬ
ロウが固まる前に竹ひごを抜かないこと
④あと片付け
あ
かん
わ
ばし
のこ
ざい りょう
し ん ぶん し
と
あと
・ 空き缶に残ったキャンドルの材 料 は、新聞紙などでふき取った後、
と
すべ
も
す
割り箸やへらでかき取り、全て燃えるごみとして捨てる