授業科目名 デジタルコンテンツ制作Ⅲ(1065607) 時間割名 時間割担当 実施期 曜日・時限 デジタルコンテンツ制作Ⅲ(33406) 玉野哲也 前期 水・3 単位数 4 選択 ■授業の目標・概要 広告とはその本質は経済活動を活発化させるマーケティングコミュニケーションであり、いつの時代にも広告は時代の生活価値を 創造してきました。消費者のライフスタイルやニーズ等、市場は時代と共に変化していきます。広告とは決して普遍的なものでは なく、時代に深くかかわり、時代とともに変化し、時代を反映し、時には時代そのものを作り出す原動力にもなりました。 本授業では、前半に世界と日本の広告の歴史を学び、広告と社会とがどのような繋がりを築いてきたかを考察します。後半は、具 体的な広告メディアや、広告デザインに於けるデジタルコンテンツとしての表現の基本を学びます。 ■学習の到達目標 広告表現を自ら学ぶという姿勢と、見ること、観察することに重きを起き、科学的理解での視覚的習熟を目的とします。 ■授業方法・形式 前半は主に講義による授業となります。 中盤以降は、グループディスカッションや課題制作、課題提出があります。また、最終授業日には各自が制作した課題のプレゼン テーションがあります。 ■授業計画 第 1回 授業ガイダンス ∼広告デザインとは 第 2回 世界史としての広告 ∼グーテンベルグからナチスの広告宣伝まで 第 3回 ポップアートとしての広告デザイン ∼Andy Warholからコカ・コーラ、IBM、Appleまで 第 4回 東京オリンピックから始まる近代日本の広告デザイン 第 5回 日本と世界の広告の今を知る、これからを考える 第 6回 オリビエロトスカーニによるベネトンの広告デザイン 第 7回 広告が世界を動かす ∼メッセージとしての広告の挑戦 第 8回 小試験(レポート筆記試験) 第 9回・第10回 広告メディア1 ∼テレビ・ラジオ・新聞メディアと周辺 第11回・第12回 広告メディア2 ∼インターネットと広告デザイン 第13回・第14回 広告メディア3 ∼ソーシャルメディアと広告デザイン 第15回∼第18回 広告デザインの解剖1 ∼反復・反転・転置 第19回∼第22回 広告デザインの解剖2 ∼拡大縮小・演出 第23回∼第26回 広告デザインの解剖3 ∼省略と鈍化・変換 第27回・第28回 総合課題制作 第29回・第30回 課題講評会・プレゼンテーション ■成績評価の基準 出席40点。出欠、遅刻については非常に厳しくチェックします。 中間試験30点 テキスト、ノートの持込可。 期末レポート課題30点。 ■授業時間外の課題 様々なメディアの広告デザインを常にチェックし、第1回目授業にて提示する分類方法でまとめあげること。まとめあげた資料は 、期末レポート課題として提出。 ■メッセージ 前半での授業は広告表現の基礎的な事項になります。中盤以降での授業は各自が選び出したテーマをもとにした広告表現を行いま す。即戦力の付く課題です。 ■教材・教科書 授業毎に配布するレジュメ資料によります。 ■参考書 特になし。
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