家庭用ゲームソフトの 年齢別レーティング制度を ご存じでしょうか? 家庭用ゲームソフトは、娯楽として、またコミュニケーションを図るツールとして、広く社会に浸透しています。一 方で、テレビゲームにのめり込み過ぎると、かえって人間関係をつくる力や他人を思いやる心が育たない、仮想と現実の 区別がつかなくなるなど、子どもの健全な心の成長に影を落としかねません。特に、極端に暴力的な場面などが盛り込ま れたものは、親の判断で子どもに見せないようにしましょう。例えば、ゲームソフトを選ぶ際には、ゲーム内容によって対 象年齢を表示するマークがありますので、購入の際の参考にしてみてはいかがでしょうか。 ■ゲームで遊ぶ頻度 1時間以内 2時間以内 3時間以内 3時間超 ほとんどしない わからない 持っていない 1 22 小学校入学前 2 40 34 43 小学校低学年 21 5 11 60 小学校中学年 23 55 小学校高学年 20 35 中学生以上 0 20 1 9 2 40 ※出典:Benesse 教育情報サイト(http://benesse.jp/blog/20070829/p1.html) 年齢別レーティング制度 家庭用ゲームソフトに含まれる表現・内容により、そ のゲームソフトの対象年齢などを表示する制度です。国 内で販売される家庭用ゲームソフトのすべてを対象に年 齢区分マークなどの表示をするため、家庭用ゲームソフ トの審査機構(CERO※)が審査しています。 ※CERO:特定非営利活動法人コンピュータエンターテ インメントレーティング機構 ペアレンタルコントロール 家庭用ゲーム機の中には、CEROの定める年齢区分に 基づき、「ペアレンタルコントロール」機能を搭載してい るものもあります。これは、子どもがプレイできるゲー ムの種類を保護者が制限できる機能です。保護者が、任 意に定めるパスワードと対象年齢を入力すると、その設 6 20 18 4 28 8 60 80 9 3 9 6 2 2 100(%) ※表示単位未満をそれぞれ四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。 定対象年齢を上回るゲームは、子どもがプレイすること はできません。例えば、15才のお子さんが、「17才以上 対象(D区分)」 、「18才以上のみ対象(Z区分)」のソフト で遊ぼうと思っても、ゲーム機は保護者が定めたパスワ ードを入力しない限り作動しません。 保護者へのお願い 保護者の皆さんには、レ−ティング制度の趣旨や内容 をご理解いただき、 「Z区分」のゲームソフトについては、 お子さんに買い与えたり、見せたりしないように注意し ましょう。また、最近の家庭用テレビゲーム機には、上 記のペアレンタルコントロール機能を搭載しているもの もあります。保護者の皆さんも、このような機能をご活 用いただき、家庭でのテレビゲームと子どもとの付き合 い方について考えてみてはいかがでしょうか。 レーティングの年齢区分マーク 年齢区分マークは右の5種 類で、パッケージの表面左 下部分に表示されます。ま たパッケージの背表紙にも 帯色をつけて表示されます。 (帯色はA:黒、B:緑、C:青、 D:橙、Z:赤です。 ) 年齢区分マークは ここです! 2009. March 14
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