後輩へのアドバイス 今度入ってくる留学生に「知っておくといいこと」を教え

後輩へのアドバイス
今度入ってくる留学生に「知っておくといいこと」を教えます。
日本人の友達をつくろう
・せっかく日本にいるのでどんどん日本人の友達を作ってほしい。新しい友達を作りやすい環境だ
し、いい日本語の練習にもなる。
・アパートでの一人暮らしもいいけれど、機会があればぜひホームスティをしてほしい。文化が違
うから難しくて我慢することも多いけど、それを嫌だと思わず、新しい出会いとして考えるとい
いと思う。たとえば、私は魚が嫌いだが、残したり失礼だと思って頑張って食べている。
・日本人の友達は絶対に作ったほうがいい。日本の文化がよくわかる。
・恥ずかしがらないで日本人とたくさん接したほうがいい。
・外国人の友達とも仲良くなったほうがいい。日本語を練習できるし、国々の習慣なども分かる。
・大学には留学生と交流する日本人が多いから、積極的に話すのは大切だ。恥ずかしがらず、日本
語で話したほうがいい。
持ってこよう
・薬は持ってきたほうがいい。日本にないものもある。
・日本で買うと高いから洋服はもってきたほうがいい。
・日本では大きなサイズの服が少ないので、体の大きい人は持ってきたほういい。
・日本の冬は思ったより寒い。冬服を準備してくるべき。
・洋服はたくさん持ってこなくてもいい。せっかく日本に来たので、日本のデザインの洋服を着た
ほうがいい。
・自分の国を紹介したりするために、自分の国の独特のおみやげをもってくるといい。
・日本で手にはいらないような自分の国の食べ物は持ってきたほうがいい。
・自分の国の調味料は探しにくいし、あっても高いので、持ってきた方がいい。売っていても味が
異なることもある。
・日本では、銀行や郵便局で口座を開くときは印鑑が必要になる。日本で作るのは高い場合がある。
・日本の電圧は 110 ボルト。自分の国の電化製品を使う場合は注意が必要だ。場合によっては、変
圧器やプラグを用意してきたほうが安心だ。
・日本では、現金のほうが便利だ。クレジットカードは使えないお店もある。
・銀行や郵便局に現金を送ってもらうと手数料などかかり高いので、現金は持ってきた方がいい。
・ 自分の国の言葉で説明してある文法の本のほうが、易しいし、よく覚えられる。
日本語の勉強をしてこよう
・日本語はできるだけ勉強してくるほうがいい。勉強は大変だけど、日本に来てから困らないよう
に。
・敬語は勉強してきたほうがいい。
・リスニングはたくさん勉強してきたほういい。
・日常生活で使うものの言葉。商品の説明は全部日本語で、その意味がわからないと違うものを買
ってしまうかもしれない。
知っておこう
<携帯電話>
・携帯電話の会社によって、学割があったりなかったりするので、調べたほうがいい。
・携帯電話のマナーについては知っておいたほうがいい。
(電車の中ではマナーモードにするなど)
<交通手段>
・日本の電車はスケジュール通り発車するので、遅れないように。
・電車は、普通もあれば、急行などいろいろな種類があるので、ちゃんと確認しないと降りたい駅
で降りることができない場合がある。
・日本のバスはスケジュール通り来るから、間に合うに注意したほうがいい。
・大学周辺のバスは本数が少ないのでちゃんと調べたほうがいい。
・学バスを利用すれば、お金を節約することができる。時刻表も持っているといい。
<買い物>
・日本の化粧品は種類も多いし、安い。
・夜になるとスーパーやパン屋さんで割引があるので、夜に買い物に行くと安く買える。しかしあ
まり遅く行くと売り切れる。
・大学の近くには「三和」
、淵野辺駅の近くには「フードワン」
、多摩センターには「千歳屋」とい
う安いスーパーがある。
・南大沢にアウトレットモールがある。そこでは服が安くなっている。また、そこのスーパーでは、
輸入品を多く扱っており、タイ料理の材料も売っている。
・買い物は年末年始にしたほうがいい。あちこちでセールがあり安い。
<健康>
・国民健康保険に加入したほうがいい。日本では、保険に入ってないと診察費がかなり高い。
・健康は一番大切だ。一人暮らしでは誰も心配してくれないので、自分の身は自分で守るしかない。
・病気や体調管理のことは、大学の保健室でも相談できる。
・日本では、特に冬は乾燥している。部屋の乾燥を防ぐために、シャワーを浴びるときに、浴室の
ドアをあけておくといい。
<生活>
・ごみを捨てる日は決まっている。指定されているごみを分別して、指定された日に指定された場
所に捨てる。
・ アルバイトをしたい場合は、まず入国管理局で許可証を申し込まなければならない。
・韓国と違ってオンドルがない。暖房はあるが一日中かけるわけにはいかない。電気毛布があれば、
暖かく過ごすことができる。
<その他>
・日本にはカラスがたくさんいる。歩きながら食べ物を食べていると、カラスから攻撃されること
があった。
・貴重品や財布を落とした場合、CIS(国際交流センター)や学生部、交番などで相談する。
旅行・観光地
・京都は、有名な古都で、日本の歴史がわかるところなので、おすすめ。また京都から近い神戸の
異人館もとてもきれいでいい。
・冬になったら、長野県がおすすめ。長野の雪景色はきれいだし、スキーもできる。
・神奈川県の鎌倉市は、昔の日本を感じられる場所だ。また箱根は、町田市からあまり遠くなく、
温泉も楽しめる。日帰りもできる。
・鹿児島県では、活火山が見られる。黒豚もおいしい。
・東京都のお台場は、新しいアウトレットもあるし、海も近いので景色も楽しめる。
・山梨県の富士急ハイランドでは、絶叫マシンを楽しめる。
入試・面接にはこうやって臨もう
・桜美林大学のパンフレットや資料をよく読む。特に行きたい学群や学科の紹介をよく読む。
・将来、どんな仕事をしたいか、はっきりさせておくとよい。
・よい印象を持ってもらえるように、スーツを着ていった。
・桜美林大学を選んだ理由ははっきりさせておくとよい。
・できれば事前に大学を下見しておいたほうがいい。
そのほか
・難しいことでもチャレンジすべき。
・来る前に、日本でしたいこと10個は決めてきてほしい。
・よく知らないところに一人で住んだら、小さいことでも怖く感じたり、落ち込みやすくなったり
するかもしれない。できるだけ信頼できる人と相談したり、すきなことをやったりして、解決し
ていくほうがいい。大学の保健室でも相談できる。
・外国人とだけではなく、同じ国の人同士でも誤解が起こるかもしれない。そのような時は、落ち
着いて説明し、お互いに理解するように努力する。自分らしくすることも大切だと思う。