6.公営住宅等を整備する事業、中心市街地共同住宅供給事業その他の住宅の供給のため の事業及び当該事業と一体として行う居住環境の向上のための事業等に関する事項 [1] まちなか居住の推進の必要性 (背景) 近年、中心市街地区域の周辺部において、 民間の分譲マンションが増加しており、中 心部から半径1.5㎞の区域では、人口も増 加に転じている。この都心回帰の状況は、 今後も続くものと予想される。 (課題) しかしながら、中心市街地区域内では、 狭小な敷地に対し、容積率が十分に活用さ れないまま、市街化が進んでいる状況がみ られ、子どもや高齢者にとって、必ずしも、 良好な居住環境とはなっていない側面も見 受けられる。 (まちなか居住の推進の方針) 良好な居住環境の改善を図るため、市街 地再開発事業を推進するとともに、高齢者 や子育て世帯に対する家賃負担軽減等につ ながる、優良な賃貸住宅の供給を促進する 51,000 8,400 48,988 49,000 8,120 8,200 47,588 47,447 47,000 8,000 45,000 7,800 7,663 43,000 41,000 7,575 40,868 39,784 40,013 7,600 7,400 39,000 7,200 37,000 7,000 35,000 ※市全域の居住のあり方との調和 「住宅マスタープラン」 ものとする。 中心部の活性化を支 える居住人口 3丁目交差点を中心に 半径1.5km の範囲 3丁目交差点 6,800 H7 1.5Km圏全体 H12 周辺区域 H17 中活区域 ※中心市街地の魅力の増進とアクセス利便性の確保によ る居住人口を活用した活性化。 (主要なまちなか居住の事業) ●橘通東2丁目地区再開発事業 ※再掲/参照 P71 →市街地再開発事業により、居住・商業・公益施設の複合施設を整備する。 ●高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業、特定優良賃貸住宅供給促進事業、地域優良賃貸住宅供給促進事業 /参照 P70 →高齢者、子育て世帯等に対する入居者の負担軽減のための家賃助成と、事業主への整備費用に係る一部 助成 69 [2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関する事業 該当なし。 (2) ①認定と連携した支援措置のうち、認定と連携した特例措置に関する事業 該当なし。 (2) ②認定と連携した支援措置のうち、認定と連携した重点的な支援措置に関連する事業 事業名、内容 及び実施時期 実施主体 ●宮崎市 ●事業名 ・高齢者向け優良賃 貸住宅供給促進事業 ・特定優良賃貸住宅 供給促進事業 ・地域優良賃貸住宅 供給促進事業 ●内容 高齢者、子育て世帯 等に対する入居者の 負担軽減のための家 賃助成と、事業主に 対し、整備費用に係 る一部助成を行う。 目標達成のための位置付け及び 必要性 支援措置の 内 容 及 び 実 施 時 期 ①位置付け まちなか居住を推進し、にぎわいを 創出させるとともに、歩いて暮らせる 生活空間を創出するための事業とし て位置付けている。 ●措置の内容 社会資本整備 総合交付金 (地域住宅計 画に基づく事 業) (国土交通省) ②必要性 民間活力を利用し、中心市街地内の 居住人口増加を図るとともに、高齢者 ● 実 施 時 期 の居住の安定を確保するために必要 (措置を受け る時期) な事業である。 H17 年度~ ●フォローアップの時期 H21 年度 ●実施時期 H12 年度~ (3) 中心市街地の活性化に資するその他の支援措置に関連する事業 該当なし。 70 その他 の事項 (4) 国の支援がないその他の事業 事業名、内容 及び実施時期 ●事業名 橘通東2丁目地区市 街地再開発事業 【※再掲】 ●内容 再開発事業により、 居住・商業・公益施 設の複合施設を整備 する。 地区面積:約 0.5ha 敷地面積:約 2,900 ㎡ ●実施時期 H21 年度~ 実施主体 ●橘通東 2丁目地 区市街地 再開発準 備組合 目標達成のための位置付け及び 必要性 国以外の支援 措置の内容及 び実施時期 ①位置付け コンパクトに集積した、歩いて暮ら せる生活空間を創出するために、中心 市街地の居住推進策の先導的な事業 として位置付けている。 ②必要性 まちなか居住のモデル的事業とし て、中心市街地の居住者の増加を図る とともに、商業・公益施設を備えた複 合施設として、交流の場を創出するた めに必要な事業である。 ●フォローアップの時期 H23 年度 71 その他 の事項
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