けがやスポーツ障害を予防するためには,柔 軟 性 をつけることが大事

平成28年9月1日
那賀川中学校 保健室
☆腹痛
便秘や下痢による腹痛が起こりやす
夏休みが終わり,いつもの学校生活が始まりました。みなさんはどんな夏休みを過ごしましたか?
夏休み明けは,暑さや忙しさによって疲れが出やすい時期です。早めに休養をとり,体調管理にじゅ
うぶん気を配りましょう。
くなります。休み中の生活リズムの乱
れや,久しぶりの学校生活への緊張な
どが原因となることが多いです。生活
リズムを整え,少しでもリラックスで
きる時間をつくるようにしましょう。
体育祭や部活の大会など,運動に関連する行事が増えるこれからの季節は,けがをする人が増
☆頭痛
える季節でもあります。けがは,不注意や悪ふざけのほか,睡眠不足や疲れがたまっていること
頭が痛い,だるいなどの症状で保健
でも起こりやすくなります。夏休み明けで生活リズムが元に戻っていない人や,暑さに疲れて夏
室に来る人の多くは睡眠不足です。休
ばて気味の人は特に気をつけましょう。
くせ
み中に夜更かしをする癖がついてしま
じゅう な ん せ い
けがやスポーツ障害を予防するためには,柔軟性をつけることが大事!
った人は要注意です。中学生には7~
8時間の睡眠時間が必要です。起きる
成長期のみなさんの体は,骨が成長するのにあわせて筋肉も成長しています。そこで,しっかりと
じゅうなん せい
ストレッチをしておかないと筋肉が固まり,体の 柔 軟性がなくなってしまいます。体が硬いままだ
よう つい ぶん り しょう
とけがをしやすくなったり,オスグット病や腰椎分離 症 などのスポーツ障害を起こしやすくなった
りします。スポーツを日常的にしていない人にとっても,体育や遊びの那賀でのけがや障害の予防の
ために体を柔らかくしておくことは大事なことです。
ジャックナイフストレッチを知っていますか?
膝関節の後ろにあるハムストリングスという筋肉の柔軟性をつけるために行います。胸と太ももを
ぴったりとくっつけて,体を半分に折りたたんだようにして,できるだけ膝を伸ばしていくストレッ
チです。特に,腰のスポーツ障害を予防するために効果的です。
①肩幅程度に足を開いてしゃがみます。
②両手で両足首をしっかりと握ります。
③胸と太もも前面をくっつけます。
④胸と太ももが離れないように膝を徐々に伸ばし
ていきます。
⑤限界まで伸ばしたらそのポジションで 10 秒間
キープします。
*①~⑤を5回繰り返します。
*朝と夜に行うと効果的です。
*少年写真新聞社より引用
時間から逆算して寝る時間を決め,し
っかり睡眠をとりましょう。