道徳の時間(5年生) - 相模原市立淵野辺東小学校

淵野辺東小学校 校内研究(
校内研究(道徳教育)
道徳教育)だより 26年度第
26年度第3
年度第3号
■道徳の時間(5年生)
道徳の時間(5年生)
主題名:誠実に「手品師」
「手品師」あらすじ…腕はいいがあまり売れない手品師がい
た。彼は大劇場のステージに立つことを夢見て、日々腕をみが
いている。ある日、しょんぼりしている男の子に出会う。手品
を見せてあげることにより、その男の子は元気を取り戻す。そ
して次の日も手品を見せることを約束した。その夜、友人から
の電話で、大劇場に出るチャンスがあることを知らされる。手
品師は、大劇場のステージに立ちたい気持ちと、男の子との約
束とで悩むが、男の子との約束を選ぶことにする。
子どもたちの様子
大劇場に出られるチャンスが来た手品師。大劇場に出たいという正
直な気持ちと、男の子との約束を守りたいという正直な気持ちで悩む
中 、 自 分 の 夢 よ り も 、 男 の 子 と の 約 束 を 選 ん だ 手 品 師 の 心 を 、「 夢 は
大 切 だ け ど 、 約 束 の 方 が 大 切 。」「 大 劇 場 は 、 ま た チ ャ ン ス が あ る け
れ ど 、 男 の 子 と の 約 束 は 今 回 だ け だ か ら 。」「 男 の 子 を 悲 し ま せ た く
な い 。」 な ど 、 自 分 の 言 葉 で 伝 え 合 っ て い ま し た 。
授業後の感想から 「今日の道徳の時間で考えたこと」
ぼ く は 、「 正 直 」 に も 、 2 つ の 意 味 が
あるんだと思いました。手品師が大劇
場より男の子を選んだのにも、正直な
気持ちがあったから、自分の思いより
相手のことを優先できたのだと思いま
す。自分も、相手のことを考えられる
ようになりたいです。
手品師は、自分の手品で元気になった
男の子に感謝しているんだと思います。
男の子に会う前は、自分の夢のためだけ
に手品を練習していたけれど、男の子に
会って、手品をする本当の意味を考えら
れたのだと思います。男の子の喜ぶ顔が
見られて、よかったです。
←ペアトークをし
て、自分の考えを伝
えたり、友達の考え
を聞いたりして、話
し合いました。
生活目標への取り組み「ろう下は静かに右側を歩こう」
」
5年生は、教室以外にも理科室、音楽室、家庭科室、PC室など色々な場所で学習し
ています。教室移動で階段をのぼったり、廊下を通る時には右側通行を意識して、スムー
ズに歩けるよう努めています。これからも廊下の歩き方に気を付け、高学年として、手本
となれるようにしていきたいです。