平成24年度 《 基 本 方 財団法人朽木むらおこし公社事業計画書 針 》 市場の低迷、観光客の減少、不景気と特異的な自然現象による売上 げ・来客数の減少等は、未だ解決される現状ではない。しかし、高齢 化の進展、癒しと健康志向の高まり、余暇時間の増大など、様々な要 因が市場の広がりを後押ししているものと考えられる。 そ ん な 中 、 地域の施設・組織・商店・住民等との連携による地域資源を活か したイベントの実施・参加等による施設・地域のPRや、施設の特性を武器にし た独自の営業活動・エージェントとの提携、新たな商品開発・販路の開拓等に引 き続き取り組み、施設・公社の存在意義をアピールしつつ、更なるサービスの向 上と経費の節減に努め、健全且つ安定した運営に必要不可欠な資金の確保を図り たい。 前年度より進められているグリーンパーク想い出の森活性化計画のヒヤ リングの中でも、施設の老朽化に伴う経費の増大、時代にそぐわない設備 の改善、改善する意味のない施設の凍結等の課題が出されたが、今年度は それを受けて作成された計画案が提示されると共に、取り組みが実施され る予定である。 限られた資金を有効利用いただき、一層ご利用者にとって快適な施設、 環境にやさしく効率的な施設に移行出来るよう、市と十分協議すると共に 連携を密にしながら調整して行きたい。 一方、今年度は指定管理期間5年間の期間満了を迎える時期となり、改 めて指定管理者の選定を受けることとなる。 公社の今までの実績と現在そして今後おこなっていこうとする取り組み を評価いただき再度選定いただける様、施設・組織の健全な管理運営に努 めたい。 また、新公益法人制度施行に伴う移行への期限も間近となり、主務官庁 と相談しながら手続き等具体的に進めて行きたい。 ☆ 管 理 部 門 【人 事 管 理】 役 員 : 理事9名・評議員10名・監事2名 今年度は評議員の任期満了を迎える。 人員配置 : 施設の適正な管理運営の維持と更なる事業の充実を図 るため、後継者の育成も視野に入れ、職員の適正配置に 努める。 繁忙期には適宜パート・アルバイトを活用する。 職 【待 員 数 : 19名 男子15名 女子 4名 男子 3名 臨時及び嘱託職員 : 3名 シャトルバス運 転 手 : 2名(交替勤務) ハ ゚ ー ト ・ ア ル ハ ゙ イ ト : 随 時 遇】 職員の昇給・賞与等 【研 先 ① 定期昇給 − 4 ② 賞 − 6 ・ 1 2 ・ 3 月 ( 実 績 に よ る 。) 修 等】 進 地 与 研 修 等 月 ( 実 績 に よ る 。) ① 市並びに市内団体等主催の研修会への積極的参加。 ② 公社並びに各部署による先進地研修の適宜実施。 接 遇 及 び 同 和 研 修 ① 市並びに市内団体等主催の研修会への積極的参加。 ② 自社での研修会の実施。 防火・防災及び救急救命訓練 ① 資格団体等の講習会への随時参加。 ② 年間2回の防火・防災訓練の実施。 ③ 消防署への講習依頼による救急救命訓練の適宜実施。 環境マネジメントシステム研修 ① 自社での研修会の実施。 【会計管理等】 会計処理等 ① 新公益法人会計基準に則った予算構成並びに会計処理。 ② グリーンパーク想い出の森事業会計と朽木スキー場事業会計 の区分経理。 現金管理等 ① 日々の現金チェックと金融機関の夜間金庫・セーフティーバ ッグの利用並びに動産保険への加入。 ② 警備保障会社への防犯警備委託。 【施設管理】 職員による定期的な点検・清掃や業者委託による点検・検査・清掃 を適宜実施し、施設の安全性の確保とご利用者が快適に過ごせる施設 作りに努める。 特に今年度は市の活性化計画を受け、施設の改修・設備の改善 等を図りたい。 ① 職員・業者委託による定期点検や清掃の実施。 ② 職員点検による施設の安全管理の徹底。 ③ 施設の老朽化等に伴う簡易修繕の適宜実施と施設の美化への 配慮。 ④ 各部署におけるアンケート調査等の実施による利用者の要望 ・情報の収集・把握と施設管理への反映。 ☆ 事 ⑤ 大修繕その他必要事項についての市との随時調整・協議。 業 部 門 《営業日及び休業日》 定 休 日 無 し 。( 施 設 点 検 ・ 整 備 に 伴 う 臨 時 休 館 日 有 り 。) 《事 業 内 容》 各施設の有効利用と地域資源の活用を通し、市内外の人々に朽木地 域の自然や文化に触れる機会を提供すると共に、ホームページの充実 と活用に力を入れ、施設や地域の情報を幅広く発信し目的事業の充実 を図る。 (1 ) 新しいむらづくりと山村文化の創造を図るための地域住民と 都市住民との交流に関する事業 公社、市並びに市内外の団体イベント・企画等を通し、幅広 く交流の場を設ける。 ① 地域・施設の特性を活かしたイベントの開催。 ○ グ ラ ウ ン ド ・ゴ ル フ 月 例 会 ( 4 月 か ら 1 1 月 の 各 月 ) ・ グ リ ー ン カ ッ プ ( 5 月 2 3 日 )・ 天 狗 カ ッ プ ( 9 月 2 6 日 )・ チ ャ ン ピ オ ン 大 会 ( 1 1 月 2 1 日 ) の開 催 。 ○ トレールランニング・MTBイベントの共催。 ○ 年間継続イベント・月ごとのイベントの開催。 ② 滋賀県市町村職員共済組合の施設利用協定事業への参加継続。 ③ 滋賀県国民健康保険団体連合会の優待割引事業への参加継続。 ④ 高島市勤労者互助会の利用助成事業への参加継続。 ⑤ 高島市職員互助会の利用助成事業への参加継続。 ⑥ 江若バス・てんくう入浴セット券販売事業の実施継続。 ⑦ その他市 内 外 の 団 体 等 と の 連 携 による施設利用や四 季 を 通 し た イベントの共催と協力。 ○ 「朽木・群・ひとネットワーク」協議会、高島トレ イル運営協議会、高島市スキー場協議会等への参加・ 協力。 ○ びわ湖高島観光協会、JR、JAF等との連携によ る施設利用やイベント・企画の実施。 (2 ) 地域住民のコミュニティーの育成に関する事業 市・教育委員会関係行事や地域サークル・団体等の活動 の受け入れと協力。 ① 市・教育委員会主催の行事・活動等の受け入れと協力。 ② 学校関係の施設利用の受け入れと協力。 ③ 地域のスポーツ・文化サークル等の施設利用の受け入れと協 力。 ④ (3 ) 朽木アグリセンター管理運営協議会への参加・協力 特産品の利活用による食文化の創造と提供に関する事業 引き継がれてきた食文化や地場産品・特産品を活用した料理 の創造と提供及び販売。 『料理の創造と提供』 地産地消を目指した「里山レストラン天空」における料理の 創 造 と 提 供 ( 試 作 ・ 試 食 ・ 販 売 )。 ○ 養魚場で育てたイワナ・アマゴ。 ○ 地場産のアユ・モロコ・山菜・野菜・きのこ・狩猟肉等。 『特産品販売』 地域の「うまいもん」の食材提供施設として、地元農産物・ 加工食品等の委託販売を拡大する。 四季感のある商品構成とレイアウト・販売方法の工夫に 努める。 ① 朽木地域特産品 公 社 鯖寿司・岩魚・鹿肉・しいたけ・山菜等加工品、岩魚の塩 焼き等。 雲洞谷栃餅保存会・内田製菓・岡本食品 栃餅・よもぎ餅等。 針 畑 ルネッサンスセンター 鯖のなれ寿司・鯖のへしこ・薬草等。 高桑しいたけ しいたけ れんげ堂 米菓 朽木まるきゅう 古代米・餅等 太郎五郎 木工品 百里庵 陶芸品 パラディゾ 合鴨・鯖の燻製、マヨネーズ 山中屋製パン パン 農家・一般住民 朽木産米・野菜・山菜等 タカラ食品 乳製品・パン等 ② 市内特産品 地酒、湖魚渓流魚等の佃煮・甘露煮・燻製、野菜、ペット ボトル水、アドベリー商品、工芸品、高島トレイルマップ等 (4 ) 特産品の販路拡大のための調査研究及び普及に関する事業 ① 朝市や市内各施設との連携・情報交換。 ② 料飲部門・売店・スキー場での販売・PRやアンケート調査 によるニーズの把握と新たな販路の開拓。 前 年 度 か ら の イ ベ ン ト に よ る 特 産 物 の 販 売 ・ PRや地域業 者の紹介等も引き続き実施する。 ○1 0 月 6日∼ 8 日 ・ ・ ・ 秋 祭 り inて ん く う ③ 市内外のイベントへの参加による販売・PR。 ④ ホ ー ム ペ ー ジ の 充 実 ・ 活 用 に よ る 特 産 品 等 の PR。
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