へそっこ通信6号

へそっこつうしん
NO.6ー1
<23年度 最終号>
平成24年3月16日(金)
1年の締めくくりと生き方について!
現在,学校では,全職員で1年間の総点検をしております。そして,①本校のよかったことは何かをはっきり
させて,それを来年度も実施し,学校を一層よくしていきます,②問題点を見つけて,厳しく反省し,工夫と
努力を惜しまず改善していきます,③失敗だったことは,くやしいけれども潔くやめます,④足りなかったこ
とや子どものためによいことは新しく取り入れるようにします。学校は,『子どもがよりよく育つところ,子ども
がよりよく育てるところ』としてあるのですから当然のことです。
ところで,ドロシー・L・ノルトさんは次のような提言をしています。
○心が寛大の中で育った子は,がまんづよくなります。
○はげましを受けて育った子は,正義心を持ちます。
○公明正大な中で育った子は,正義心を持ちます。
○思いやりのある中で育った子は,自分を大事にします。
○なかまの愛の中で育った子は,世界に愛を見つけます。
★批判ばかり受けて育った子は,非難ばかりします。
★敵意に満ちて育った子は,だれとでも戦います。
★ひやかしを受けて育った子は,はにかみやになります。
★ねたみを受けて育った子は,いつも悪いことをしているような気持ちになります。
これらは,きびしい歴史的史実や国際情勢を背景にして生まれてきた珠玉のことばで,実に深みのあるも
のです。すべてこのままとは申しませんが,教師や保護者をはじめ大人が,子どもの教育とりわけ生き方を
学ばせるときの参考にと思い紹介させていただきました。わたし自身も生かしていきたいと思います。
卒業生へ好きな詩を贈りました
(明治19年から数えて10215名卒業生を輩出しています。)
題「未来のとびら」
未来のとびらは たたいただけでは開かない
そこには 自分だけしかない 小さなかぎがいる
その小さなかぎとは ほんの少しの勇気と知恵と力だ
君たちは 家族の希望の星 地域の期待の星
自分の力で 未来のとびらを開け
溢れんばかりの可能性を信じ,家族や地域の方々に感謝することを忘れることなくオンリーワンの輝きを!
校長室より 大久保諶之丞(おおくぼじんのじょう)の像
1849年 讃岐の財田で生まれる。明治期日本の政治家
明治初期に四国新道(現在の国道32号,国道33号の前身)
や香川用水や瀬戸大橋を提唱したことで知られる。
父祖から受け継いだ財産はほとんどが工事金不足の穴埋めに
使われたため,残された家族は三度の食事も事欠けたといわ
れている。1988年(昭和63年)に瀬戸大橋は完成している。
池田小学校との関連はわからない。たぶん,国道32号開通に
関連しているのかな?
ちょっといい話!
NO.6ー2
○『指呼(しこ)』・・・・指をさして安全を確認すること
駅のホームで,電車が発車する間際と,発車した後,駅員さんが右手をあげ,左
右を指さして,『よし』と声をだす。(「責任感」という精神のはたらき)
○教える者と教わる者との関係(サリバン先生とヘレンの間の師弟関係より)
☆学校の基本的な役割は,子どもに「学ぶ態度」を身につけさせることである。
☆教師が子どもに学ぶ態度を身につけさせることができれば,学校の機能の大半は果たしたことになる。
☆教える者と教わる者との間には,どんな時でもある種の緊張関係ないしはケジメがなければ教育は成立
ない。
サリバン先生は,ヘレンを一つ一つきびしくたしなめ,徹底してしつけなおすところから始めた。いつの日
か,教える者教わる者の関係が自覚できた時に初めて,ヘレンはことば「水」を知ることができた。
○初心を忘れずに・・・・松下幸之助
何事も始めた当初はすべてが新しい発見で,すべてが新鮮です。けれども慣れてくると,ともすれば緊張感
が薄れ,惰性に流されてしまいがちになります。大切なのは慣れても慣れないこと,見るもの聞くものを新
鮮な驚きで受けとめる“きょうが初日”の心をいつまでも保ちたいものです。
生き生きした子どもたちの一年間の活動(楽しかったなあ!)
保護者の皆様には,この一年間いろいろとご協力ご支援
いただき,ほんとうにありがとうございました。
職員一同 厚く感謝申し上げます。