ハートフル通信 1 月号

ハートフル通信
1 月号
2016
昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。
年末年始に生活リズムや食生活が乱れてしまった方も多いのではないでし
ょうか。厳しい寒さ、空気の乾燥とともに、風邪やインフルエンザが流行し
ています。生活リズムを整え、日常でできる予防法を習慣付けましょう。
十分な睡眠
睡眠不足
からくる疲れ
とストレスは、
ウイルスに対抗する免疫の働
きを弱めます。
手洗い
バランスの
良い食事
体調を整える
適度な運動
偏食・暴飲・暴食
は体の調子を
崩します。
適度な運動は
体の調子を
整えます。
マスクの着用
環境消毒
接触感染を
防ぎます。
帰宅時、トイレの後、食事の前
には必ず手を丁寧に洗いまし
ょう。
接触感染を
防ぎます。
汚れがなくても
ウイルスが潜んでいるため
定期的に消毒しましょう。
鼻やのどの粘膜
が乾燥するとウイ
ルスに感染しやすく
なります。マスクは粘膜を加湿
するのに有効です。
バランスの良い食事で予防
ウイルスに対する抵抗力・免疫力を高めるためにも、普段から栄養バランスの良い食事をこころがけましょう。
エネルギー源となる主食(米、パン、麺類)とタンパク質を含む主菜(魚、肉、卵、大豆・大豆製品、乳製品)、
ビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源となる副菜(野菜、きのこ、いも、海藻、果物)を組み合わせます。主
菜と副菜はできるだけ多くの種類を摂るようにしましょう。
◆タンパク質:体力をつけて抵抗力
◆ビタミンA:鼻やのどの粘膜を保護します。ほうれ
を高めます。肉、魚、卵、大豆製品、
ん草や人参、かぼちゃなどの緑黄色野
乳製品の中から偏らないように摂り
菜、うなぎ、レバーなどに多く含まれ
ましょう。
ます。油に溶けやすいので、炒め物な
どで油と一緒に摂ることで吸収率が
◆ビタミンC:免疫力を高めます。いちごやみかん、
よくなります。
ブロッコリー、いもなどに多く含まれます。水に溶け
やすく熱に不安定な為、調理によって多少損失します
◆亜鉛:疲労を回復し、免疫機能を高めま
ので、生のフルーツで摂るのが効率的
す。カキなどの魚介類や赤身の肉、レバー、
です。じゃがいものビタミンCは加熱
大豆製品に多く含まれます。
しても壊れにくい性質があります。
風邪・インフルエンザの 3 つの感染対策
風邪やインフルエンザは手[接触感染]や咳・くしゃみ[飛沫感染]などによって感染します。
そのため、手や咳・くしゃみなどからウイルスが体内に入らないように、手洗い・環境消毒・マスクの
3 つ感染対策が効果的であり、医療機関では推奨されています。
手洗い:手洗いはアルコール手指消毒剤を使用します。アルコールは、石鹸よりも手が
荒れにくく効果が高いのです。洗い残しに注意して、15 秒くらい時間をかけて
手洗いを行いましょう!
環境消毒:アルコールが使いやすく効果的です。1 日 1 回程度、ドアノブや手すりなど
の消毒を行いましょう!
*フローリングや革製品は変色に注意してください。
マスク:ウイルスは咳などによる飛沫で感染がさらに拡がります。マスクを着用し、
周りにうつさない、周りからもらわないようにしましょう!
インフルエンザに一度かかればもうその年はかからないと安心していませんか?
実は、1 シーズンに 2 度インフルエンザにかかる方もいます。なぜならイン
フルエンザには A 型・B 型・C 型の 3 つのタイプがあり、A 型にかかった
インフルエンザの種類
方が B 型にかかることがあるのです。特に、免疫を持っていない子供で多いと言われています。
そのため、一度かかったからといって安心せず、基本的な対策は続けるようにしましょう!
072-759-7652
バックナンバーは、HP に公開しています。
http://www.heartfulcare.com/