78号 2015年6月10日発行

RNL
78
環境保全型生産の根源を共に拓く
June 2015
Radix News Letter
ラディックス ニュース レター
真価を深化し、進化せよ
contents
特集・深く掘る|土
2
土づくりと
土壌断面調査
寄稿/国立大学法人帯広畜産大学グローバル
アグロメディシン研究センター 教授
一般社団法人The Earth Cafe 理事
谷 昌幸
特集・深く掘る|活動
6
7
9
10
11
Radixの会
今期(2015年度)
活動計画
配送同乗キャンペーン
農産部会
食品部会
食品部会|お魚チーム
畜産部会
エコデザイン部会
特集・深く掘る|つながり
12
近頃、報道番組や記事のタイトル
で「深掘り」とか「深読み」といっ
た言葉が目立つような気がしませ
んか? 短く切り取られた事実ばか
りに違和感を感じる視聴者が、よ
り深い内容を知りたがっているこ
との現れのように思えます。今こ
そ私達の「ものづくり」の真価を
伝えるチャンス!? 真価を深化し、
さらに進化に結びつける。そんな
時代が来ているのかもしれません。
14
今年も広がる交流の輪
産地交流会と元気市
りんごとジャムの応援購入
旬野菜でおもてなしレシピ教室
活動報告
活動報告 2014.11〜2015.2
Information
20
第8回Radixの会総会開催日決定 他
土
特集
土づくりと
土壌断面調査
今年は国連(FAO)が定めた国際土壌年。そこで、過去5年に渡りRadix
の会農産部会・北海道ブロック集会で毎年、土壌勉強会をお願いしてき
た帯広畜産大学の谷昌幸(たに まさゆき)教授に、高品質な作物づくり
のベースとなるホンモノの「土づくり」について、寄稿をいただきました。
先生は土壌学で得られた成果を農業生産現場や、さらには消費者に平
易な言葉で伝え、活かしてもらおうと「アースカフェ」という活動の理事
としても活躍していらっしゃいます。
(RNL編集部)
ていただくことも目指しています。
「土づくり」の三箇条
土づくりという言葉は農業生産現
場で日常的に使われますが、一般的
には安易に使われていることが多い
と感じます。土壌は岩石、火山灰、
堆積物など様々な材料(母材と呼び
寄稿
国立大学法人帯広畜産大学グローバル
アグロメディシン研究センター 教授
一般社団法人The Earth Cafe 理事
谷
昌幸
Masayuki Tani
土の成り立ちと素性を知る
❖自分の圃場の土壌が、何から、どのようにして、生成したか?
❖圃場の地形が土壌の性質にどのような影響を与えているか?
その 2
土を調べて特性を理解し改善する
❖断面調査や土壌診断などを行い土壌特性を科学的に理解する
❖土壌の良い特性を向上・維持するとともに、悪い特性を改善する
ます)からできており、
しかも気候、
その 3
地形、時間などの生成因子が異なる
❖土壌構造を改善し、通気性と保水性・排水性を確保する
ために、多種多様な土壌が分布して
❖土壌の保肥力(保持と放出)を高め、物質の “めぐり” を改善する
います。土壌の分類や性質が異なれ
ば、土づくりの方針や手法などが違
土の本来的な機能を引き出し活用する
❖土壌が持つ緩衝能や環境自律性を高める工夫をする
図1:筆者が考える「土づくり」の三箇条
うのが当たり前です。例えば川が上
流から運んできた堆積物からできた
“低地土” と火山灰からできた “黒
培環境を作ることができます。最終
場や周辺の地形をよく観察し、生産
ボク土” で同じ「土づくり」はでき
的には、土壌が元々持っているはず
者から圃場の履歴や作物の生育状況
ません。この2種類の土壌は、動物
の植物生産能力を理解し、
「土の本来
などを聞き取りながら、どこを掘る
土壌学をわかりやすく生産者に伝え
活かす
収係数” という数字をご存知でしょ
ン酸の吸着反応は、土壌物理化学の
に例えるなら犬と猿ほどの違いがあ
的な機能を引き出し活用する」こと
のかを決めるのが大変重要です。さ
うか。土づくり講演会や土壌勉強会
基礎の一つです。さらに、土壌の成
ると私は思っています。
が究極の土づくり ( =作物づくり )
らに圃場内の起伏や傾斜、機械作業
土壌学という学問に出会ってから
などに呼んでいただくと、
「自分の圃
り立ちや特性を理解するためにも、
につながると考えています。
や太陽の方向を考えて掘る向きを決
四半世紀が経ちました。一口で “土
場から採った土壌のリン酸吸収係数
リン酸吸収係数を知ることは欠かせ
り「土づくりの三箇条」を考えまし
壌学”と言っても様々な分野があり、
が言える人は手を挙げてください」
ません。
た(図 1)
。土づくりへの取り組み
私の研究者としての専門は土壌化学
と最初に聞くことがあります。正確
本当の土づくりを進めるにあた
めます。調査する面の反対側は階段
土壌断面調査のすすめ
状に掘っていきます。重機などは基
は、
「土の成り立ちと素性を知る」こ
土壌の成り立ちや性質が異なれ
本的に使わず、剣先スコップで迅速
な数字を覚えていただく必要は全く
農業生産現場における土づくり技術
とが第一歩です。圃場の土壌が、ど
ば、施用する肥料の種類や量、耕起
かつ慎重に掘っていきます。スコッ
や物理なんて言葉が付いているので
ないのですが、1000 未満と低いの
や施肥管理にフィードバックすること
んな母材からどのようにしてできた
や心土
破砕などによる物理性の
プで掘るからこそ、土壌の硬さや重
一見すると小難しそうですが…実際
か、1500 以上と高いのか、あるい
が期待されるのですが、実際にはな
ものなのか、どんな性質を元々持っ
改善方法、堆肥や緑肥などの有機物
さ、粘り気や水分などを感じ取るこ
に難しいです。(笑)
は中間なのかはせめて知っておきた
かなか進んでいません。少なくとも
ているのかを知らないで、効果的土
投入の方法を変えることが当たり前
とができるのです。穴の左右にブル
いところです。
土壌診断で得られたデータの意味を
づくりや土壌改良はできません。ま
のように必要となります。土壌の成
ーシートを広げておき、表土と心土
や土壌物理化学と呼ばれます。化学
私の本業は、土壌に含まれる鉱物
土壌学の研究で得られた成果を、
(※)
や腐植物質に対して、カドミウムな
リン酸吸収係数は、土壌がリン酸
十分に理解し、どのような土壌改良
た、土壌断面調査や土壌診断を積極
り立ちを理解するには、圃場の中に
に分けて掘り上げた土壌を置いてい
どの金属、あるいはリン酸などの養
イオンを固定する力を表す指標で、
や施肥管理を行うべきかに活用して
的に行い、
「土を調べて特性を理解し
穴を掘って、そこに見える土壌の断
きます。深さ 1m 位まで掘り下げた
分がくっ付いたり離れたりするメカ
この値が高いとリン酸が土壌に吸着
いただきたいものです。その前提とし
改善する」ことにより、作物生産に
面を観察することから始めます。
ら、最後に観察する面を移植ゴテと
ニズム(吸着や脱着と呼びます)を
されたり固定されたりしやすく、作
て、圃場の土壌が、どんな材料から
おける生育制限因子を最小限に抑え
ただ穴を掘ると言っても、それほ
剪定バサミを使ってきれいに整形
解明したり、その反応に他の有機物
つつ、より良い生育が確保される栽
ど単純ではありません(図2)
。圃
し、スケールを立てたら土壌断面の
物にリン酸が吸収されにくいことを
どのようにしてできたものなのか、ど
や成分がどのような相互作用を引き
意味します。逆に値が低いと、作物
んな性質を元々持っているのかなど
起すのかを調べたりすることです。
がリン酸を吸収しやすい土壌である
を知ることが第一に重要です。
土壌診断票に出てくる “リン酸吸
ことを意味します。土壌におけるリ
土壌に関わる情報やデータなどを
難しく捉えるのではなく、生産者の
PROFILE
谷
昌幸
1968 年大阪市生まれ。1986 年筑波大
学第二学群農林学類入学。バイテク全
盛期だった 3 年生の夏休み、高原野菜
農家でのアルバイトがきっかけで “土”
の大切さを痛感し土壌学を志す。1995
年大学院農学研究科を修了後、帯広畜
産大学助教、准教授を経て今年 4 月か
ら現在の肩書に。趣味は“身体を動かす”
ことと “酒を楽しく飲む” こと。
2
その 1
RNL78
Radix News Letter
皆さんに正しく理解してもらうため
に、できる限り分かりやすく伝える
ことを目指したアウトリーチ活動を
行うための場のひとつに、私も理事
図2:土壌断面の作成方法
斜 面や 機 械の 作 業 方向、
太陽の向きなどを考えて断
面を作成する。断面の反対
側は階段状にして作業や写
真撮影を行いやすくし、断
面の左右にブルーシートを
敷いて表土と心土とに分け
て土壌を掘り上げる。
を務めるアースカフェというプラッ
トフォームがあります。そこでは生
産者の皆さんだけではなく、科学的
な根拠に裏付けられた農業技術を、
消費者の方々にも “正しく” 理解し
※心土:耕作された作土の下にある耕されない土の層のこと。
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Radix News Letter
3
土
土づくりと
土壌断面調査
完成です。これらを守ってちゃんと
からできた台地土で、低地土や黒ボ
の斜面中部は盛土部分に相当しま
物を導入し、少しずつ下層に隙間を
掘れば、断面内には色や見た目が異
ク土などと比べると比較的古いもの
す。この盛土が透水性や排水性の悪
作ることを提案しました。
なるいくつかの層が水平方向に積み
です。風化や土壌化が進んでいるた
い状態にあり、心土破砕した箇所が
重なっている様子が観察できるはず
めに、石英が多く残っており、有機
です。
が高く、有効態リン酸量や陽イオン
のような状態になっており、過去の
(カルシウム、マグネシウム、カリ
プラウ耕などの影響が残っている可
道東音更町の五十川農場では、火
ウム)のバランスも良く、適度な透
能性を指摘しましたが、生育が良好
盛土とつながり、排水どころか集水
山灰からできた黒ボク土を調査しま
水性と保水性がある最高の土壌、と
な左側の断面は心土破砕の効果が断
物が少なく、保肥力や保水力が低い
してしまった結果、土壌の排水性や
した。1 カ所は、下層に白い粘土層
言いたいところでしたが、いざ観察
面内に見られ、右側よりも断面が黄
Radix の会生産者の方の圃場を初
土壌です。ただ、化学的には素直な
通気性が悪化して生育が悪くなった
が見られ、排水性の悪い環境下にあ
してみると、表層で根の入っている
色っぽく、表土よりも下にいかに空
め て 掘 っ た の は 2010 年 6 月。 富 良
性質ですので、堆肥や緑肥などを積
と推測されたのです。その後、菅野
る多湿黒ボク土、もう 1 カ所は下層
場所だけ水分があって黒く見えるの
気を通せるかがポイントのようで
野市中布礼別の菅野さんの圃場でし
極的に投入して地力を上げれば、あ
さんは心土の排水改良工を実施し、
に火山砂層が見られ、極めて排水性
に対し、それ以外の部分は乾燥し
す。土壌診断では、保肥力やリン酸
た。緩い起伏や傾斜のある圃場で、
まり大量に肥料を入れる必要はあり
盛土部分の生育を回復させてきてい
の良い環境下にある淡色黒ボク土を
て白っぽく見えています。深さ 0 ~
固定力には全く問題がない反面、有
頂上部に近いところ 1 ケ所と、斜面
ません。
るそうです。
調査しました。多湿黒ボク土は、や
10cm 付近の表土が固く締まってお
効態リン酸量がやや多すぎる傾向に
はり排水改良が必要ですが、この年
り、傾斜もある圃場なので、表面だ
あり、適切な施肥量を検討する必要
はバレイショ作付け後に冠水したた
けを水が流れ、土壌の中に水が浸透
がありそうです。
の中間付近の 1 ケ所の計 2 ケ所を掘
では話を元に戻して写真の左側と
ってみたところ、まるで違う断面が
右側の違いはなんでしょうか。いず
観察されました(写真 1)。
れの断面にも心土破砕を入れた痕跡
2011年夏から Radixの会北海道ブ
めに廃耕を決断し、スタブルカルチ
していないと考えられました。西崎
が観察されたのですが、左側は破
ロック集会の現地勉強会として、道
で粗耕後に緑肥としてエンバクを植
さんが丁寧に下草 ( 雑草 ) を刈る方
部ですが、どちらの土壌が良さそう
砕部分に根が密集していたのに対
内各地の生産者の方の圃場で土壌断
えている状態でした。運が良いのか
という話でしたので、収穫後はなる
ここ 5 年間ほど、Radix の会北海
に見えるでしょうか。この土壌は、
し、右側は破砕部分の水分が多い過
面調査や土壌勉強会を実施してきま
悪いのか、破砕された部分にエンバ
べく下草を伸ばして表層に隙間を作
道ブロックの生産者の方々と土壌断
活火山である十勝岳の火砕流堆積物
湿状態で、根がほとんど生えていな
した(写真2)
。
クの根がびっしりと入り込み、今後
ること、状況によっては斜面上部に
面の現地勉強会、土壌診断や施肥管
写真左側が頂上部、右側が斜面中
写真1:菅野農場(富良野市中布礼別)の
土壌断面写真
いずれも十勝岳の火砕流堆積物からできた台地褐
色森林土左:斜面頂上部付近右:斜面中間部付近
写真 2:Radixの会北海道ブロック
会議で観察した土壌断面
北海道各地の土壌断面
経営に活かす勉強会に向けて
かったのです。当然ながら、右側は
道央岩見沢市の狩野農園では、下
の排水性が向上しそうな状態が観察
浅い溝を掘って水を地下に浸透させ
理などに関する土壌勉強会を行って
作物の生育も良好とは言えない状況
層に青い粘土層や泥炭層が見られる
されました。また、下層には過去に
ることなどを提案しました。それ以
きました。自分の圃場だけではなく、
でした。その鍵は表土ではなく、深
グライ低地土を調査しました。土壌
生えていたヨシ(葦)の地下茎跡に
後、収穫後は下草を刈るのを少なめ
地域や土壌の全く異なる圃場の土壌
さ40cmより下の心土にありました。
診断も行った結果、粘土が多い土壌
空気が通っている痕跡が観察され、
にしていただいているようです。
断面を見ることは、自分の圃場の土
左の頂上部は心土に風化した大きな
で陽イオン交換容量が高く、リン酸
自然の力と人間の力を合わせたハイ
道央新十津川町のオニオンファー
壌がどのような長所や短所を持って
石や礫が出てきたのに対し、右の斜
吸収係数が低くて有効態リン酸量が
ブリッド排水改良効果を期待したい
ムカワマタでは、断面全体が青みが
いるのかを知る上でも、とても良い
面中部は心土に水分が多く隙間のほ
多いために、化学性はあまり問題が
ところです。もう 1 カ所の淡色黒ボ
かったグライ低地土を調査しまし
機会ではないかと思っています。得
とんどない、まるで羊羹のような層
なかったのですが、とにかく深さ
ク土は物理性にほとんど問題がない
た。生産者の川真田さんから同じ圃
られた結果やデータを今後の施肥管
が出てきたのです。菅野さんと話し
30cm より下の心土に隙間を作るこ
ですが、高いリン酸吸収係数がやは
場内で生育の良い場所と悪い場所が
理や土壌改良にどう活用するか、そ
合った結果、その原因は圃場の起伏
とが不可欠な状態でした。休耕する
り課題です。
あると聞いたので2ケ所掘りました
の効果をいかに評価して見極める
を修正するために行った、過去の層
圃場もあるようでしたので、畑が比
道南余市町の西崎農園では、サク
が、いずれも全体的に排水性があま
か、次のステージは面白い勉強会か
較的乾いた時期に心土破砕を入れ、
ランボ園の台地褐色森林土を調査し
り良いとは言えない状況でした。両
ら活かせる勉強会を目指したいと思
デントコーンなどの深根性の緑肥作
ました。腐植や粘土が多くて保肥力
断 面 と も に、 深 さ 20 ~ 40cm が 壁
っています。
厚事業
(※)
だろうという結論になり
ました。左の頂上部は切土部分、右
2011 年狩野農場(岩見沢市)のグライ低地土、2012 年五十川農場(音更町)の多湿黒ボク土と淡色黒ボク土、
2013 年西崎農園(余市町)の台地褐色森林土、2014 年オニオンファームカワマタ(新十津川町)のグライ低地土
一般社団法人 The Earth Cafe(アースカフェ)について
代表理事
鈴木善人
法人は2013年に設立しましたが、活動は今年で7年目。
「畑
終形ともいえる腐植物質が土壌の土壌たる機能を発揮して
を食卓のもっと近くに」を指針として、これまでに北海道
いるのではないか、という土づくりの世界観が形成されて
の農場で消費者とともに農を感じる「アースカフェ」の開
きました。やがて生産者・消費者の隔てなく、この世界観
催や経営の専門家を講師とした「農業経営セミナー」を開
を共有したいと考え活動の幅を広げてきました。
催しています。また、アフリカや中国への農業視察ツアー
詳しくは WEBページを御覧ください。
も企画し、生産者や消費者の隔てなく共に学び感じる活動
http://earth-cafe.jp/
の場を提供してきました。さまざまな活動のなかでも谷昌
幸先生による「土壌断面調査」は特に人気があります。私
の本業は ( 株 ) リープスを経営する民間の農業コンサルタ
ントで、北海道内の農業者や農協、有機肥料等の製造者を
得意先として土づくりをベースとした経営企画の提案をし
ています。設立当初から谷先生と土壌中の「腐植物質」に
2011年
狩野農場(岩見沢市)
4
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Radix News Letter
2012年
五十川農場(音更町)
※層厚事業:農地の傾斜をならす(均平化)工事のこと。
2013年
2014 年
西崎農園(余市町) オニオンファームカワマタ(新十津川町)
着目し共同研究を進める中、私の中で土壌中の有機物の最
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Radix News Letter
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特集
活動
Radixの会
今期(2015年度)
活動計画
第57・58回役員会より
第57回(1月15日)
、第58回(4月23日)に行われた役員会では、
今年度計画されている活動の提案と最終調整の話し合いが行われました。
勉強会、外部の講師を招いてのセミナー、視察など、
バラエティに富んだ活動が各部会で計画され、充実した1年となりそうです。
農産部会
“ワザ” の進化が試される年!
国枝社長とミーティングをした結
後藤常務理事
Radixの会
の画質も含めデータ管理をきちんと
果を要約すると、らでぃっしゅぼー
お願いしたい
やに入るクレームは年間2.7 万件。
❷この取組をらでぃっしゅぼーやの
その中で農産が占める割合が7割。
事業として主催してほしい
これをなんとか減らすために協力を
❸ RADIX 基 準で やっている以 上、
お願いしたいということでした。同
誤解のないよう取扱規格を含めて現
時にらでぃっしゅぼーや側もセンタ
状をしっかりお客様に伝えてほしい
ーの検品体制、温度管理等での投資
という3点をお願いしています。ぜ
も検討してもらいます。
ひ、Radix の会 “ワザ” の進化を継
また生産者側からは、
続して、感動する青果物作りに切磋
❶クレーム品の撮影については、そ
琢磨していきましょう。
北海道ブロック
配送同乗キャンペーン
継続決定! 最寄りセンターまでの
旅費・交通費6割を補助
上村会長
水の子会
今年 3 〜 4月の記録的な日照不足。
遡って昨年を思い起こしても、我々の
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Radix News Letter
経営に悪影響を及ぼすような極端な
これに取り組む一つの手段として、
気象の変化が継続しています。一方、
会員さんと直に向き合える配送同乗
昨年度、参加者に好評だった「配送
に、昨年度以上に力を入れて取り組
同乗キャンペーン」を今年も継 続し
んでいきたいと考えます。
今年は
「会
ます。より多くの生産者・メーカーの
員さんと友達になろう」
をテーマに、
皆さんに参加してもらうため 、今年
お会いできた会員さん宛に感謝の手
度はセンターまでの交通費を一部負
紙を書き、クルーさんに届けてもら
担する助成予算を組みました。
いましょう。
役員会(第58回)直前に、
らでぃっ
クレームは年々削減傾向にあるも
しゅぼーやの国枝社長から、
「今年は
のの、このままで良いという状態で
クレームを減らし、退会防止を強化
はありません。
現実を踏まえた上で、
するために品質向上に力を入れた
双方にメリットが生まれる方向で努
い。成果次第では仕入価格も考慮し
力していかねばなりません。今年も
ていきたいので Radix の会にも協力
各部会で様々に、活発に、活動され
してほしい」
とのお話がありました。
ることを期待します。
「土壌診断」
継続。今年もセンターと積極連携!
今年も、6 月 20 日(土)〜 21 日(日)で帯広畜産大学の谷先生(巻頭に寄稿文)
をお招きし、苫前町の関さんの圃場で土壌診断をお願いしました。土壌は農業にとっ
て品質のベースになる部分です。北海道での土壌診断は一巡したこともあり、一旦こ
こで終了します。翌日は、らでぃっしゅぼーやから品質についての話をしていただく
予定です。昨年、温度管理のきちんとした北海道センターに荷物を集約し関東に納品
する便を立てた結果、センターからのクレームも、お客様からのクレームも激減した
という経験がありました。生産現場はもちろん保管や物流に至るまで、問題を精査し
てかからないと、解りやすい場所だけにしわ寄せが行きがちですので、どうか皆が良
い方向に向くようにしていきましょう。冬の勉強会の内容は検討中です。
長内 理事
オーガニック・マーケット・北海道
(O.M.H)
東北ブロック
「集積化する農地」
と追いつかない
「技術」
「雇用」
が最優先課題
東北は、7月17日 (金 )〜18日 (土 )開催。場所は、岩手県盛岡市、花巻市周辺です。
水稲が多い東北地方では高齢化、農地集積化が急速に進んでおり、技術と雇用が追い
つかない状況があります。東北農業研究センターでは、40 年以上前から大規模農業
の技術開発が行われていますが、その内容を確認した上で、これからの営農のあり方
を見出したいと考えています。
もうひとつ別の切口で、アメリカの CSA(Community Supported Agriculture)の
視点を導入し、
『東北食べる通信』というメディアを使い、東日本大震災の被災産地の
生産者と消費者を繋ぎ、
全国に共感の輪を広げている花巻出身の高橋博之氏を招いて、
モチベーションアップに繋がる話を聞きます。
信太 副会長
ベジタブルスタイル
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Radix News Letter
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食品部会
農産部会
関東ブロック
「情報共有」
こそ品質向上の突破口
セミナー、勉強会、充実した企画が勢揃い
関東は、6月4日(木)〜5日(金)、千葉県の成田で開催します。1日目は午後から富里市
の有機農家を視察し、あゆみ会で取り組み始めた可給態窒素の測定報告。翌日は、
「情報
共有」というテーマで品質向上の勉強会を行います。農家同士、農家と流通、流通と消
小さくても強いメーカーをつくる
費者…知らないことがクレームに繋がっていることが少なくないように思います。いや、本
村尾隆介ブランディングセミナー開催!
当は知っているのに実践していないだけかもしれません。生産技術しかり、センター赤伝品
目のピンぼけ写真しかり、説明不足によるクレームしかり、産地限定ぱれっとしかり。知ら
なかったことを知り、伝えていなかったことを伝え、実践することでクレームを減らしましょう。
丸山 理事
あゆみの会
関西・中四国ブロック
農家という枠に囚われず、現場で学ぶ
今年も遅いのですが 11月13日(金 )〜14日(土 )で開催します。大阪府内2 年連続して、
勉強会をやったので、今年は京都の日本海側の露地野菜と米産地の視察をします。ひと
つは飯尾醸造さん。それこそ品質の高いお酢造りに加え、米作りまでしている飯尾さんの
ところで、加工と原料、素材と調味料などについて、農家という枠に囚われず学びたい。
もちろん、昨年実施した品質についての勉強会については、その後の報告や、
「主因」
「素因」
「誘因」といった病害虫発生の3 因を元に、作物の生産から流通までの過程にどのような
クレーム要因が隠れているかの問題整理なども交え、さらに深めていきたいと考えています。
畑 副会長
土佐百
九州・沖縄ブロック
宮崎
「有機の里」
で原点を探る!
今年は、6月12日(金)12:30より、
今 回は実 際に Radixの 会の 会 員
東京駅近くの「丸ビル」で中小企業ブ
企業 4 社(アバンティさん、秋川牧園
ランディングの第一人者である、村尾
さん+2 社 交渉中)に、自社ブラン
隆介氏をお招きし、元気の出る、夢
ドのプレゼンテーションをお願いし、
を語れるセミナーを開催します!
それに対して村尾氏から具体的なア
村尾隆介氏をご存知の方も多いと
ドバイスをいただく実践的なセミナー
思いますが、
「小さな会社のビジョンの
となっております。すでに皆さんへは
つくり方、浸透のさせ方」
「今より高く
FA Xでご案内をさし上
売る!小さな会社のブランドづくり」
「安
げておりますが多くのご
売りしない会社はどこで努力をしてい
参加をお待ちしておりま
るか?」等々、多数の著者があり、ま
す。参 加の 皆 様に前も
じめに良い仕事をしている中小企業
って村尾氏の著書 2 冊を
がしっかりブランドを立て高価格帯で
お送りします。事 前に読
のビジネスを実現するという考え方で
んでいただくことで、きっ
全国中小企業のブランドづくり応援し
と大きなヒントをもらえる
ていらっしゃいます。
ことでしょう。
村尾隆介
プロフィール
中小企業のブラ
ンド戦略ブーム
を起こしたブラ
ンディングの第
一人者。ベスト
セラー『安 売り
しない会社はど
こで努力をしているか?』
『小さな会社のブラ
ンド戦略』は経営者の間でバイブル的な存
在。現在は山形の小さな町(朝日町)をまる
ごとブランディング中。動向をほぼ毎日フェ
イスブックで公開し、全国から注目を集める。
事前に読んでいただく
2冊の本
『小さな会社の
ビジョンのつくり方、
浸透のさせ方』
(PHP 研究所)
『世界で活躍する人が
実践している
自分の価値の高め方』
(総合法令出版)
7月31日(金 ) 〜 8月1日(土 )、地元宮崎でも
「有機の里」として有名な綾町で開催します。
行政も巻き込んだ「町ぐるみ」で二十数年来、有機栽培に取り組みながら地域の活性化
メーカー視察・勉強会も実施!
を果たしてきたかを、品質管理の実態等も含め学びたいと考えています。他ブロックや他
部会の方もこの機会にご参集いただければ幸いです。宮崎は以前、大阪センターへの出
飯尾理事が自ら、飯尾醸造を案内します
荷が主流でしたが、3.11の震災の影響もあり、現在は 8 割を関東圏向けで発注をいただ
11月25(水)〜26日(木)開催予定。
泉泊。2日目に、5 代目当主とな
受入人数に限りがあるため、限定 20名
った飯尾理事がどのように新た
で、1日目は新大阪に集合し、ご存知、
なブランディングを進めているの
山名理事の営む山名酒造(丹波市)
、
か、飯尾醸造をたっぷり見学し
無添加・天然醸造を旨とする大徳醤油
ます。その後、新大阪に戻って
さん(養父市)をバスでめぐり、城崎温
解散予定です。
いています。中二日かかりますので、出荷時の検品はかなり厳しく行っているつもりですが、
ぜひ、出荷先のセンターでも厳しく目を光らせていただければ有り難いです。
大久保 理事
宮崎有機農業研究会
専門部会
テーマ募集してます!
飯尾理事が自ら工場を案
内します
今年度も専門部会の勉強会を各種開催いたします。すでにご案内しています6月のみつ
ばち飼育講習会実践編をはじめ、準備が整いました勉強会から随時ご案内いたします。
異物対策、表示ミス対策
これから企画する勉強会もありますので、こんな勉強会を開催してほしいというご要望が
ワークショップで品質を強化!
ありましたらぜひ事務局の成田までご一報ください。
● 6月11日(木) みつばち飼育講習会・実践編を東京で開催
らでぃっしゅぼーや品質保証部の提案
示ミス対策編を11月に参加費5千円で
●10月上旬
で、品質向上のための工場責任者向け
開催予定。募集人数は各30名。らで
ワークショップを行います。異物対策編
ぃっしゅぼーや本社(新宿)近辺で開
を7月10日(金)に参加費1万円で、表
催予定です。乞うご期待!
ぶどう・落葉果樹勉強会を奈良で開催
その他に土壌勉強会やIPM・天敵活用勉強会、農業 ICT・センサー勉強会などを検討
中です。
8
RNL78
Radix News Letter
担当:成田
Radixの会事務局
RNL78
Radix News Letter
9
エコデザイン部会
食品部会|お魚チーム
情報共有
今年のお魚会議は全国の海洋環境情報を共有!
お魚会議の開催は7月1日(水)〜2
4つの地域(三陸・丸友しまか、千
日(木)
。場所は、東京オペラシティ 7
葉・千葉産直サービス、愛媛・三福
階会議室(らでぃっしゅぼーや本社の
水産、大分・やまろ渡邉)の皆さん
あるビルの貸会議室です)を予定して
に、漁獲模様の変化やそれに合わせ
います。テーマはズバリ「情報共有」
。
た新商品開発等の報告をしていただく
予定です。また1日目の最後に、今、
20 代の若さで山口県の萩大島船団丸
の代表を務め、6 次産業化推進で全
坪内知佳
プロフィール
(株)GHIBL
I( 屋 号・萩 大
島船団丸)代表
取 締 役。1986
年 福 井 県 生ま
れ。学生起業で
翻 訳とコンサル
ティング業務に
従事。結婚を機に移住した萩市でビジネスセ
ンスをかわれ、2012 年に3 船団約 60 名の漁
師からなる合同会社「萩大島船団丸」の代
表に就任。六次産業化に取り組む。
をお呼びし、さらなる元気と活力をい
り方や、らでぃっしゅぼーやの水産品
ただきます。
についての考え方を聞きながらディス
2日目は、これからのお魚会議のあ
今年は定期的にセミナーを開催す
を作ること。年に1度、らでぃっし
ることで、より実践的な取り組みに
ゅぼーやの会社方針説明を聞く場を
ついて気軽に真剣に話し合える場所
兼ねた部会総会を行うことで、全体
第2回サスティナブル・セミナー
国的にも注目されている坪内知佳さん
計画を詰める、坂本、島香、岩田 3 理事
気軽に集まり、学べるセミナー2本
部会総会では海外からの講師もお呼びしたい!
カッションを予定しています。
畜産部会
アニマルウェルフェア、
今年も学びを深めます!
情報共有
「新しい仲間に学ぶ」
を計画中!
Radixの会の仲間に加わった埼玉県
です。アニマルウェルフェアを取り入
れた養鶏を実践し自家配合飼料であ
ることはもちろん、主原料であるとう
のとおりです。
らでぃっしゅぼーや本社で開催
が、いったい何が違うのか ? 実践的
しゅぼーやの社員にも分かりやすく
の知識と真珠の養殖の技術と舞台裏
な内容を踏まえながら、無茶々園の
伝えるセミナーを開催します。講演
をお話いただきます。例えば同じ
美しい真珠がどのような環境で育て
後は、薩摩汁やアコヤ貝の貝柱料理
8mm 真珠のネックレスでも、テレ
られているか、らでぃっしゅで紹介
と日本酒で食事をとりながらの意見
ビショッピングの 3 万円、専門店の
している真珠はなぜ良いのかをエコ
交換会を行います。
100 万円と価格に大きな開きがある
デザイン部会会員に加え、らでぃっ
エコデザイン部会総会
9月11日
(金)
15時から
場所は都内の公共施設を予定
レードについて見識を深めます。
総会では、らでぃっしゅぼーやの
社(インド)マニ―さんに講演を打
全体方針とエコデザイン課の方針説
診中。またインドで児童労働問題に
部会総会には、らでぃっしゅぼー
明、
昨年の販売振り返りを行います。
取り組む NPO 法人エースの成田さ
やの会員さんもお招きできればと考
基調講演では高品質なオーガニッ
んにも現場環境改善についての講演
えています。
クコットン原綿を輸出するアパッチ
をお願いし、背景も含めたフェアト
11月20日
(金)
19時から
らでぃっしゅぼーや本社で開催
ます。実際のところを講師 (獣医師を
「森の鹿害」を学んだ第1回セミナー
2013 年時点の市場規模は2680 億円。
予定 )を招いてお話いただいた上で、
(19ページに報告記事を掲載)を受け、
しかし、ペットフードの実態は、添加
これからも需要が見込まれる安心なペ
鹿肉ペットフードの具体的展開につい
物まみれの粗悪な状態であると言われ
ットフードの可能性について考えます。
ても話合う予定です。
ペットフード協会の調べによると、
寄居町の丸一養鶏場さんを見学予定
セミナーと部会総会の予定は以下
佐藤真珠の佐藤さんに、宝石鑑定
第3回サスティナブル・セミナー
10月頃を目標に、今期から新しく
7月24日
(金)
19時から
感を共有することにしました。
もろこし及び大豆粕は Non-GM。ま
た、最大の特徴は EUで広く普及して
いる直立体型放し飼い飼育システム
"Natura-Nova System"をアジア圏で
初めて採用。品質向上にも積極的に
投資をし、2008 年には HACCPに基
づいた新 GP(Grading&Packing)セン
ター建設。最新鋭の洗卵選別機も導
入しています。
お話 salad 4月号に掲載され
たアニマルウェルフェアを取
り入れた丸一養鶏場さん
(上)
昨年、講演していただいた日
本獣医生命科学大学名誉教授
松木洋一先生にもアドバイス
をいただきます ( 左)
ワークショップを紹介する秋
川副会長(下)
役員会・全体会で発表する渡邊理事
10
RNL78
Radix News Letter
佐藤理事 ( 左 ) とエコデザイン課小西課長
RNL78
Radix News Letter
11
つながり
特集
今年も広がる交流の輪
らでぃっしゅぼーやの会員さんとの交流イベントが今年度も多数開催されます。
また、被災地への支援が実際に実を結んだ「応援購入」も大成功を納めました。
(事務局長・沢村)
産地交流会と元気市
元気市は、9 月 13 日に北海道センター主催の「元気
例年通り、交流会に参加の会員さんの人数に比例した開
市 in 北海道」が札幌市東区の「札幌さとらんど」で
催費用の助成(1 名あたり 500 円・乳幼児は除く)を行っ
開催予定です。北海道センターだけではなく、他のセン
ています。
ターでも開催してほしいと願っています。
2015年らでぃっしゅぼーや産地交流会 開催予定 (5月現在。追加・変更・中止になる場合があります)
4月
6月
8月
9月
10 月
開催センター
神奈川センター
首都圏センター
中部センター
本社 &商品部
営業部
首都圏センター
中部センター
北海道センター
首都圏センター
中部センター
神奈川センター
大阪センター
北海道センター
北海道センター
イベント名
大根抜き交流会
いちご摘み交流会
いちご狩り産地交流会
新茶の茶園見学と手摘み体験
田んぼの生き物観察会
じゃがいも堀り交流会
とうもろこし狩り交流会
さくらんぼ狩り交流会
とうもろこし狩り交流会
キッズファーム(トマト狩り交流会)
とうもろこし狩り交流会
ぶどう狩り交流会
収穫体験交流会
りんご収穫体験会
2015年元気市 開催予定
開催月
9月
予定日
9/13
開催センター
イベント名
北海道センター 元気市 in北海道
訪問産地
黒崎有機研究会(神奈川県三浦市)
あゆみの会(茨城県かすみがうら市)
藤枝いちごの会(静岡県藤枝市)
静岡有機茶農家の会(静岡県)
ファーマーズクラブ赤とんぼ(山形県)
研有会(埼玉県和光市)
天恵グループ(愛知県田原市)
OMH(北海道余市郡)
野菜くらぶ(群馬県沼田市)
ゆうき伊賀の里(三重県名張市)
黒崎有機研究会(神奈川県三浦市)
山豊園(奈良県北葛城郡)
新篠津近辺の生産者との合同(北海道)
OMH(北海道余市郡)
開催地
札幌さとらんど
りんごとジャムの応援購入
福島の仲間たちへの
想いが実った
前号のニュースレター(77号)の特集「あ
12
らでぃっしゅぼーやで毎月開催さ
れているこのレシピ教室は、野菜使
いこなし目的の料理教室で、昨年の
ます。生産者の皆さんは、テーマの
旬野菜の出始めにゲストとして参
加。一緒に料理を楽しみながら、産
地ならではの視点やメッセージを伝
えてもらっています。季節や天候、
MENU
たっぷりキャベツの帆立シューマイ
豆腐ドレッシングのキャベツサラダ
簡単コールスロー
キャベツと押し麦のスープ
キャベツのレアチーズケーキ
環境の影響、シーズンの始めから終
わりまでに野菜の味がどのように変
化するのか、またその変化の楽しみ
4 月 18 日に開かれたレシピ教室
ではキャベツがテーマ野菜。参加
した会員さんも意外なキャベツレ
シピにビックリ。ゲスト生産者は
野菜くらぶの小林啓子さん。彼女
の熱い話に皆さんくぎ付けです。
方まで、視野の広がるお話をしてい
ただいています。
このレシピ教室で、
畑と台所がより近くなり、相互理解
が深まると嬉しいです。
参加条件は?
7月
予定日
3/21
4/18
4/25
5/23
6/27・28
7/4
7/4
調整中
7/25
7/31-8/1
8/1
調整中
調整中
調整中
野菜くらぶ
11 月からは Radix の会も協力してい
産地交流会は下表のイベントの開催を予定しています。
開催月
3月
4 月 キャベツ
旬野菜でおもてなし
レシピ教室
1. 当日の料理で使用する旬野菜は、らでぃっしゅぼーやが事前にゲストから購入します。
2. 可能であれば、参加されたらでぃっしゅぼーや会員さんに当日の「テーマ野菜」をプレゼントし
ゲスト生産者
募集中!
てください。
3. 交通費・謝礼としてRadixの会より、参加人数×500 円(1万円に満たない場合は1万円)を
お支払いいたします。
4. 会員さんと旬野菜料理を一緒に楽しんでいただきながら、テーマ野菜について語っていただき
ます。特に畑を知らない会員さんに日頃の苦労話、野菜自慢をざっくばらんにお話しください。
また会員さんの声に耳を傾け、今後の野菜作りのヒントにしていただけると、なお有り難いです。
料理教室への参加の時間はとれないけれど、ぜひ会員さんに説明したい…そんな皆
さんには、環境を整えて畑からのネット中継!なんてことも考えています。ぜひ楽しい
アイディア、ご意見をお寄せください。
伊豆日日新聞では
3月11日の1面トップ記事に !
さらに450キロのジャムへの加工をRadix
RNL77の 特 集
ページ(右)と
『 暮らしの環 』
2 号の記事(下)
2015年 旬野菜でおもてなしレシピ教室開催予定(5 月現在)
開催月
開催場所
予定日
テーマ野菜
ゲスト生産者・グループ
れから3 年半…Radixの会福島の仲間た
の会会員のフルーツバスケットさんに依頼。
3月
本社
3/21
にんじん
あゆみの会
ち」では4つの産地を訪ね、福島の今を報
らでぃっしゅぼーやの外販部や大地を守る
4月
本社
4/18
キャベツ
野菜くらぶ
告しました。この中で最後に取り上げた羽
会にも協力を呼びかけ、計 2700 個を売り
山園芸組合さん (二本松市 )の埋却される
切りました。40 個入りを箱買いしてくださっ
5月
本社
5/16
トマト
甘楽町有機農業研究会
リンゴの痛々しい写真の下、ささやかなが
た会員さんも多く、北海道ブロックのオニオ
6月
本社
6/20
きゅうり
あゆみの会
ら「応援購入受け付けます」との呼びかけ
ンファームカワマタさんは、娘さんの結婚
7月
本社
7/18
玉ねぎ
生産者募集中
を行ったのでした。
式の引出物としても使ってくださいました。
8月
本社
8/22
なす
野菜くらぶ
9月
本社
9/19
ピーマン
生産者募集中
10月
本社
10/17
ごぼう
生産者募集中
11月
本社
11/21
白菜
生産者募集中
年明けに改めて Radix 会員の皆さんには
Radixの会会員の産地のりんごを、同じ
FAXで応援購入呼びかけを行い、らでぃ
会員の加工メーカーさんが RADIX 規準に
っしゅぼーや社内に向けてもイントラネット
見合った製造方法で製造した、文字通り、
を使い告知。この結果、約1トンもの
「ふじ」
りんごがつなぐ「ありがとうの輪」の支援と
12月
本社
12/19
ほうれん草
生産者募集中
を応援販売することができました。
なりました。
1月
本社
1/16
里芋
生産者募集中
2月
本社
2/中旬
大根
生産者募集中
RNL78
Radix News Letter
HOT NEWS
❶ 5/31 〜 6/1に「女性集会 in 中部」を開催。今年はらでぃっしゅぼーやの会員さんも多数参加し、
総勢132名で盛り上がりました。次回ニュースレターで報告します!
❷今年の「医療セミナー」は8月と10月に開催予定です。詳細は後日お知らせします。
RNL78
Radix News Letter
13
活動報告
11/14〜15 関西・中四国ブロック集会
Radix Report
大阪
11/21 関東ブロック集会
2014.11‐2015.2
例年は圃場見学も含め、会員産地で開催することが多いブロック集会ですが、
「消費者へ伝える人=らでぃっしゅぼーやの皆さんに、もっと産地情報・生産者
今回は翌早朝に大阪市中央卸売市場で仲卸さんに野菜の最新流通事情を聞こう、
の想いを共有化しないとモノが動かない…」と感じる丸山理事の発案で、いつもの
という畑理事の意欲的な提案で、初日の近況報告と品質のモノサシをテーマとした
産地圃場ではなく、あえて、らでぃっしゅぼーや本社で「産地情報や想いを伝える」
勉強会とその後の懇親会は、市場に程近い新大阪駅近くのホテルで開催しました。
関東ブロック集会を実施しました。
冒頭、らでぃっしゅぼーやの農産部長でもある後藤常務理事からは、NTTドコ
12団体の皆さんが、試食を交えながら10 分程度の限られた時間の中、
「設立の経
モ社の完全子会社化以降、2年半の経過説明がありました。会員数は増えたもの
緯や時代背景」
「農産物・農法の特徴や想い」などを語り、各部門から参加した
の当初想定していたネットでの売上が伸び悩んでいる実情が語られ、また業界全
体の状況が厳しい中で伸びているのは品質向上に設備投資をしているところや価
仲卸さんから野菜市場の最新事情を聞く
格帯や品揃えを工夫しているところであるという説明もありました。
スタッフも、生産者が語る「美味しさに繋がるこだわり」に聞き入っていました。
開催後のアンケートでは「らでぃっしゅぼーや社員と生産者の考えをもっと理解し
合いたい」
「自分の土地の強みと弱みの理解が深まった」などの声をいただきました。
勉強会の前半は恒例の近況報告発表。一部、順調な地域 (ゆうき伊賀の里、中
見えにくい今の状況にマッチした企画となりました。
による施設被害 (ななほし会)、夏の台風、豪雨による被害 (天恵グループ、宮垣農
らでぃっしゅぼーやの国枝社長から、今らでぃっしゅぼーやが求めている商品開
産、高生連 )や畑の冠水 (土佐百 )、日照不足による米の品質低下(ビッグファーマ
発のキーワードについてのお話を挟み、ブロック会議では、農産部より「ぱれっと」
ー野田川)、局地的な雨と高温による被害 ( 丹後ほっこり)が報告され、害獣、害虫、
芽の会)、キク茎えそウイルス(土佐百 )等による被害が報告されました。生産現場
以外で今回、各産地から共通して出たのは、ヤマト運輸の料金大幅値上げで少な
からず影響を受けているという話。中には他の配送業者が見つかり、事なきを得た
という産地からの報告もありました。特色のある取り組みとして、亀田さんからは、
「らでぃっしゅクラブ」
「元気くんカタログ」の販売状況、
「チカラある野菜のブランド
「有機だから」を言い訳にせず品質を上げないと!
と畑副会長
『日本の野菜ー産地から食卓へ』 大久保増太郎
中公新書
水はけ等を考え、畝のみを浅く耕起している事例が紹介され、ゆうき伊賀の里の福
広さん、村山さんからは、熱水抽出法により土壌の可給態窒素を測定し、積み上
・品質を決める要因はたくさん。少しずつ前進。
げたデータを施肥設計に活かす実践提案がありました。
書『日本の野菜-産地から食卓へ』を引用しつつ畑さんが作成したスライドを見な
がら、改めて言葉を整理。その後、センター納品時のチェックで撮影された様々
な野菜の写真を見ながら、見栄えが劣る場合でも生育時のやむをえぬ理由等の情
報付きで消費者に説明可能と判断できれば受け入れ可能な事例や、生産技術や圃
(1990大
大久保 畑改)
品質とは
・安全性...農薬、重金属、微生物
・栄養性...タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、
ミネラル、食物繊維
・嗜好性...味、肉質、香り、外観、文化資本
・生体調節機能...抗変異原性、高潰瘍性、
血圧調整、抗酸化作用
場管理に問題があり受け入れられない事例など、その問題点をらでぃっしゅぼーや
の仕入担当者を交えて、ざっくばらんに議論しました。
品質を決定する要因(1990大
大久保
翌朝は6時にホテルを出発。大阪市中央卸売市場本場の野菜卸売場・仲卸市
場を三々五々回り、流行も含め市場流通している野菜の実態をつぶさに見なが
ら、最後に中井青果 ( 株 ) の吉田部長から、仲卸の立場から見た品質について
のお話を伺いました。
(事務局・高橋)
ービスセンターからは今まで受けてきたお客様の声(喜びの声)
(残念な声)と「品
国枝社長とも活発な質疑応答が行われた
集会後は 18 階の食堂で懇親会を行い、今回は 1 日に集約したブロック集会
・品質の定義
品質の定義
コンセプト」説明、農薬適用確認について説明が行われました。また、お客さまサ
物を受け取る、お客様の気持ちになって考えること」についてお話いただきました。
品質のモノサシ
・有機だからおいしい、品質が保たれているって...
本当ですか?
勉強会の後半は、
「品質のモノサシ」をテーマに、まず、大久保増太郎博士の著
発表を聞きながら作物を試食する(らでぃっ
しゅぼーや)スタッフ
情報共有しながら改めてお互いのことを知ることも含め、他の流通組織との差異が
和元気米くらぶ、山豊園 )もありましたが、気象災害の報告としては、2月の大雪
病気では、イノシシ (中和元気米くらぶ )やハモグリバエ(王隠堂 )、落葉病 (紀の
東京
畑改)
・氏→品種
・頃合い→収穫適期、食べる頃合い
・育ち→土壌、肥料、肥培管理→栽培環境
・たて→旬、鮮度、鮮度保持(流通)
・文化資本→適切な調理法、おいしいと感じさせる
文化的文脈(広報、みせかた、関係性)
そもそも品質とは何ぞや?を皆でおさらい
センター納入時
問題となった野菜
となりました。
(研修生・山口)
12/12 北海道ブロック「冬の勉強会」
札幌
昨年同様、帯広畜産大学の谷先生をお招きしての勉強会には全35名が参加。
今回は過去に断面調査した圃場の生産者の皆さんが、その後の取り組みや実
行後の変化等を発表。まだ目に見えて結果が出ていない方、干ばつにも負けず
普段より大きい規格で収穫できたが害虫の被害で出荷が減った方、断面調査結
果を参考にしつつ自分なりの土壌改良を考えた方から、先生への質問もありま
した。その後、あらかじめ集めた質問に谷先生から回答をいただきました。
4 年間のおさらいとして、植物になぜカルシウムが必要なのか、硝酸カルシ
ウム・硫酸カルシウム・過リン酸石灰・重化石の使い分け、微量要素の効かせ
方などについてもお話いただきました。
カルシウムの効果的施肥を改めて説明する谷先生
らでぃっしゅぼーや農産部からは協同流通網の構築について、農産品クレー
ム数とクレーム率の説明、返品状況の説明、規格の改訂の説明。北海道センタ
ーからは今年の実績説明、地域密着企画の報告、草抜きお手伝い隊の報告、会
員交流イベントの報告の後、センタースタッフの挨拶がありました。
いつも会場を提供してくださるアースカフェの鈴木さんからは、農業作業者
○
○
○
×
×
の疲労や労力を軽減する「軽労化技術」
、筋力補助スーツ「スマートスーツ」
の紹介や、その効果についてをお話しいただきました。
とままえ
ミニトマトの黒点。右2つ以外は許容 圃場管理に問題があり、劣化が早い 台風後の傷が黒いオクラ。出荷は被害
説明が前提となる→情報付で出荷
された
ピーマン→返品
最後に、次回のブロック集会も谷先生を迎え、苫前の関さん圃場で土壌診断
を実施したい旨、長内理事より確認がありました。
メモを取り聞き入る北海道ブロックの皆さん
(研修生・山口)
報告詳細・動画は Radixの会 WEBサイト(部会別活動報告・農産ブログ )でご覧いただけます。
14
RNL78
Radix News Letter
RNL78
Radix News Letter
15
活動報告
11/27〜28 実り多し お魚会議in 静岡
Radix Report
2014.11‐2015.2
全国の水産業界のプロが集まる「お魚会議」。枯渇する漁業資源の現場、原
エコデザイン部会では、事業活動と社会貢献の両立をテーマに「いのちを大
連続開催の賜物。今回も多くの生きた情報交換ができました!
坂本理事提案の「今回は将来の日本の漁業の姿となるであろう資源管理型の
切にする循環型社会への提案と実践」に沿った活動を行っています。その一環
漁業を行っている桜えび漁、駿河湾でしか水揚げされていない「海のルビー」
として今回は、麻布大学動物応用科学科野生動物学研究室の南正人准教授をお
と呼ばれる桜えびの漁業形態を視察したい!」の掛け声の下 26 名が参加。バ
招きし、森を蝕む深刻な鹿害の現状を学ぶ勉強会を実施しました。Radix の会
員さんをはじめとしたメーカー・生産者の皆さん、そしてらでぃっしゅぼーや
ス車中も勉強会の形で実施しました。初日は自己紹介や全国各地の漁獲状況な
ど報告しながら、
「焼津さかなセンター」を視察しました。日本有数の駿河湾か
漁業・水産資源の未来を見つめる男4人
のスタッフも含め総勢 41 名が参加し、先生のお話の後には、鮮度の良い鹿肉
ら水揚げされる多種多様な魚種や商品を見学。更に、創業130年の老舗田丸屋
を使ったジビエ料理を、らでぃっしゅぼーやのオーガニックワインと一緒に堪
本店・わさび工場見学など、地元の紹介でスムーズに進みました。
能しながら意見交換を行いました。
夜は恒例の親睦会、全員が杯と共に、漁業に対する想いや夢を語り刺激しあ
南先生は、20 年以上に渡り野生動物の基礎研究をされており、中でも日本
いながら歌を唄う硬派の勢いこそ、おさかな会議の真髄と改めて感じた一コマ
中で 550 万頭とも言われる鹿 ( 正確にはニホンジカ ) の生態をその繁殖と群れ
でした。らっでぃっしゅぼーやの水産担当スタッフも年に一度の集会で、メー
の形成から調査しています。それらに裏打ちされたお話はとても解りやすく、
カーの想いを伝えながら、より多くのお客様に商品を提供したいと働きがい感
狩猟者の高齢化や減少に加え、二昔前までは越冬できなかった小鹿が温暖化で
2 日目は、桜エビの製造見学を社長はじめ、多くのスタッフから丁寧に説明
鮮度を保ちながら素早く加工される桜エビ
を受けました。前日の雨で漁が中止した為、一部映像などで足りない部分を細
を求めて新芽を食べ、木々の表皮をも食べ尽くしている森の現状を、豊富な写
真で目の当たりにしました。
最後に衛生管理や資源管理を徹底することで有名な「由比港漁協」の見学と
している人たちもいます。自然育工房「岳」は食材 ( 信州ジビエ ) としての鹿
意見交換。らでぃっしゅぼーや食品課MD浅田氏 ( 現課長 ) からの販売報告と
肉利用と長野の食文化としてのジビエ料理の普及活動を行っています。今回そ
新商品提案、最後に揚げたての名物桜エビを頂き内容の濃い会議でした。
こから取り寄せたモモ肉、ロース肉は鮮度が非常によく、今回は唐揚げ、ハン
バーグ、しゃぶしゃぶ、しゃぶしゃぶサラダ等に調理。鹿肉は臭いと思いこん
最後に、春と秋 2 回のみの桜エビ漁を継続する
でいた一部の参加者から臭みがないと驚きの声が上がっていました。
ために、温暖化の影響等など、漁期がずれだして
いるとのこと。又資源管理の点で、業界としては
参加したメーカーさんが、すでに鹿肉をペットフード化している事例なども
いち早く個々の取れ高ではなく、プール制にして
紹介されるなど、臨場感あふれる講義と楽しく美味しい食を通して、今起きて
平等に取れ高を分配することにより、桜エビの資
いることを疑似体験としてよく理解することができた良いセミナーになりまし
源管理を徹底している仕組みが印象的でした。
た。増えた鹿から森を守る活動も非常に大切ですが、私たちは、そもそもの異
(常務理事・後藤和明)
鹿肉を様々に調理。特にハンバーグが人気
森の中の生態系に異変が起きています。しかし、一部では森を守ろうと活動
部まで見せてもらい、大いに感心しました。
ご褒美は釜揚げシラス&桜エビで美味な 桜エビをボイルする大釜の説明
「由比丼」
初参加!いい男 らでぃっしゅぼーや水産担当
八木の感想
開催前に社内で鹿と森の講義について案内をすると、
「エコグッズとどう関係
があるの?」
、
「環境問題とどう関係があるのか?」とよく聞かれました。自然
環境の最前線にいる人には体感できていることでも、都市生活者には実感の沸
部の根田(現部長)より報告いたしました異物
かないことだらけなのでしょう。環境問題はますます
混入の事例共有などから、
「今、しっかりとした品
静岡県に集まり、由比漁港や桜エビを使った製品を中心に製造
質管理が更に強く求められている」ということを再認
深刻化していく一方で、当事者であるはずの都市生活
をされている、ヤマト食品株式会社さんの工場や近隣市場の視
識していただけることができたと思います。
初めての2日間、水産メーカーさんの学びと交流の会「お魚
察、らでぃっしゅぼーやから売り上げの推移や今後の商品開発
方針の説明、クレームの報告などをいたしました。
会議開催当時、大手ファストフード会社の製品から人の歯や
その後のチーム対抗レクリエーションや懇親会を通して、身
の上話からまじめな仕事の話までが交わされ、膝を突き合わせ
この会が終わる時には、
「さらに会員の皆さんによろこんでい
ビを賑わせており、メーカーの皆さんはヤマト食品さんの工場
ただける商品を開発し、品質の向上も図っていこう!」と、参加
視察の際、製造工程内での異物混入防止対策や異物の除去方
していただいたメーカーさんが思いをひとつにすることができた
法について真剣に話を聞かれておられました。また、品質保証
お魚会議になったのではないかと感じております。
鉄柵左側が鹿に食べられた森
者は無意識のうちに、それに加坦していってしまって
いるのではないでしょうか。だからその差を縮める橋
渡しを私たちは行わなければならないと考えています。
(らでぃっしゅぼーやエコデザイン課・向井)
たコミュニケーションを取ることができました。
プラスチック片などの異物が相次いで発見されたニュースがテレ
「内モモ」肉はステーキがおすすめ
変の原因である地球の温暖化についてもアプローチしなければなりません。
会議」に参加。今回は全国の水産メーカーさんのうち17 社が
Radix News Letter
南先生が野生生物への愛を胸に熱弁
越冬し数を増やしている実態が語られました。またその結果、繁殖した鹿が餌
じる瞬間でもあります。
RNL78
東京
「日本の森を蝕む深刻な鹿害の現状を学ぼう」
料調達の情報交換と予測分析、新商品開発のヒントと交流の数々は 10 年以上
16
2/24 第1回サスティナブルセミナー
静岡
も…
くて
可愛
違いを比較するためにフェンス
で守られた部分が元々の森の下
草の状態。周囲はすっかり食べ
つくされてしまっている
RNL78
Radix News Letter
17
活動報告
1/16 自然災害に負けないハウス
Radix Report
ハウス構造勉強会開催報告
1/23 みつばちをめぐる冒険
2014.11‐2015.2
みつばち飼育基礎講習会開催報告
千葉
東京
昨年2月の記録的な豪雪、関東甲信越地方のハウスなどの農業施設に甚大な被害をもたらしました。
今後の被害を抑制するため今年1月16日、Radixの会農産理事の畑さん(土佐百)の企画でハウス構
造基礎勉強会を千葉県で開催。27名が参加し業界トップの渡辺パイプさんから「ハウスの災害対策・
予防」の講義を受け、ハウス見学しながら災害予防につながる実践的アドバイスをいただきました。
みつばちマーヤの冒険、昭和40 年代生まれには懐かしいTVアニメです。お城(巣)で生まれ育っ
たマーヤが外の世界に憧れ飛び出して、仲間たちとたくさんの冒険をしながら成長してゆく物語。
原作はドイツの児童文学作品で、1975 年から日本で放送が始まり今年でちょうど40 年。Radixの
会でもこの1月から「みつばち飼育講習会」がスタート。みつばちをめぐる新しい冒険の始まりです。
前例のない自然災害
みつばちがやってきた
豪雪・豪雨をはじめ、今後予想される自然災害に対して
都会とみつばち、あまり縁がなさそうま組み合わせ。
んな時には餌用として巣内に少し残しておくぐらいがい
いそうです。一方、はちみつをとらないで残したままに
いかに被害を予防するかが課題となっています。例えばハ
そのイメージを覆したのが銀座ミツバチプロジェクト
しておくと卵を生むスペースがなくなり分蜂しやすくな
ウス構造を知ることで自然災害の被害抑制につながります。
(通称銀ぱち)
。大都会の銀座でみつばちを飼おうという
るとも。なにごともバランスが重要、こまめにはちみつ
今回ハウスづくりのプロから生産現場で役立つハウスの災害
対策・予防について学びました。
取組で、みつばちを通じて銀座の環境と生態系を感じ、
パイプハウスを用語から解りやすく解説してくれた渡辺パイプの野本さん
ハウス強度アップのポイント
をとることがポイントのようです。
共生を図ることを目的として大きな成果を出していま
す。 実はアグリクリエイト東京支社長の高安さんが仕
本番さながらの実習
見学したのは更新予定の築40年ものの50mハウス。夏は
掛け人。昨年の勉強会でベジタブルスタイルの信太さん
座学の後は日本財団ビルの屋上へ移動。すこし寒い日
最初に農業用ハウスメーカーの渡辺パイプの野本さんよ
ミニトマトやピーマン、冬はリーフレタスなどを栽培。いまも現役
が高安さんの活動に共感し、今回の講習会が生まれまし
でしたが、西洋みつばちの巣箱見学と巣箱設置、開け閉
り、ハウスの種類・構造、そして強度を高めるための秘訣
のハウスですが、補修続きでややくたびれて見えるご様子。その
た。
「みつばちを通じて地元の自然環境に目を向けるき
めのコツなどを実習。参加者は空の巣箱を使って巣箱設
を教えていただきました。
ため風による被害が一番怖いそうです。
っかけになれば」と企画への想いを語る信太さん。みつ
置し、燻煙器の使い方などを学びました。
ハウス構造を一通りおさえつつ、パイプハウスの強度を高
野本さんから、妻面の補強はなされているので本体のパイプ
める方法として、パイプ径・肉厚のアップ、筋かいやダイバ
に筋交い補強を入れることでハウス全体を強くすることができる
ーを入れるポイント等々、そして三角構造になるようにパイ
とアドバイス。新設時はコストと作業性を考えて19ミリパイプ&
プを組み合わせて従来ハウスより強度を高めたトラスハウ
筋交いを入れて今より背の高いハウスにするか、2つ分のハウス
今回の講習会では高安さんにみつばち飼育の基礎につ
盛り上がりました。実際にこの春から養蜂を始める参加
スについて詳しい説明をいただきました。さらにタフパイプ
を一つの大きめのハウスにまとめてしまうのもおすすめとのこと。
いてお話いただきました。実習を含め 10 時間ぐらいの
者も。みつばちと共生できる地域が増えて企画者の信太
など渡辺パイプさんオリジナル商品を活用したハウス強度・
ハウス管理や補修内容、栽培管理などの質疑応答、フィ
カリキュラムをぎゅっと濃縮した内容です。
さんの想いも広がりそうです。 (⇒『実践編』に続く)
耐用年数アップの方法も教えていただきました。
ルムについても詳しい説明などもいただきました。
げんき農場見学
トラスハウス見学
ばちが Radixの会にやってきました。
みつばちをめぐる冒険
みつばちを良く知ろう
懇親会では参加者同士で新しいコラボ企画をやろうと
みつばちと人との付き合いは古く、古代エジプト時代
(事務局・成田)
にクレオパトラが美容にはちみつを利用したり、日本で
も江戸時代に薬屋で売られているほど珍重されていたそ
講義のあと、渡 辺パイプさん直営農場(げんき農場:
最後にトラスハウス(間口6m、軒高2m、棟高約 4m)
8600㎡ハウス)を見学。当初、加工用トマトの契約栽培
を導入している生産者さんを訪問させていただきました。
種改良され家畜として飼われている「西洋みつばち」と、
をしていたそうですが、いまはロックウールをつかった溶液
通常ハウスと同じ本数のパイプをお互いにクロスさせ強度
在来野生みつばちの
「日本みつばち」
の二種類がいます。
栽培トマト約18000 本を栽培。中玉1品種(シシリアンル
を大幅に高めています。お値段少し高めですが皆さん興味
「西洋みつばちは一度に全部採蜜してもいいけど、日本
ージュ)とミニ4 品種がほぼ周年栽培されています。36 〜
しんしんのご様子でした。
みつばちは全部とるといじめられたと勘違いして巣から
40 段取りで反収7-11トンになるそうです。
(今年は12-14ト
ン目標)炭酸ガス・温度管理など自動制御で効率化を図り
つつ、社員 2名パート20 名で農場を運営されています。
農場内ではオランダの管理システムP-Plusで労務と栽培・
うです。 現在、日本にはギリシャ・ローマ時代から品
逃げちゃうので、少しはちみつを残すぐらいがちょうど
大好評だった畑さん企画のハウス構造勉強会、今年度も
畑さんオリジナル企画がありますので、乞うご期待!
(事務局・成田)
アグリクリエイト東京支社長の高安さん はちみつテイスティング中
いいですよ」と高安さん。
採蜜量を優先するなら西洋みつばち、病害虫に強く飼
いやすいのが日本みつばちと、各々の特徴をわかりやす
収穫管理。事務所で一元管理しながら
く説明いただきました。 卵から成虫までみつばちの一
作業の無駄が少なくなるよう工夫もされ
生、春夏秋冬を通じた飼育のポイントを事例とともにじ
ています。
っくりとお話。
「飼育する場合は必ず届出をしなければいけないでし
越川さん圃場見学
ょうか?」との質問に対し、
「一箱でも飼育する場合は都
続いて、あゆみの会の越川さん圃場
道府県に届出をだす必要があります」と高安さん。 は
を見学。10 町の圃場(うちハウス4 町)
をほぼ有機栽培されています。
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RNL78
Radix News Letter
ちみちをとるペースについては、花がたくさんあれば 1
左から、元気農場のトマトハウス、越川さん ( あゆみの会 ) の ( 長〜い ) ハウス、最新型のトラスハウス
げんき農場見学〜越川さん圃場見学〜トラスハウス見学の動画がRadixの会WEBサイトで視聴できます。
農産部会ブログの「専門部会ハウス勉強会報告」
(※1/22掲載)をぜひご覧ください。
週間 1 回のペースで採蜜可。4 月など産卵 ? 子育てが盛
みつばちのいない(もちろん!)巣箱を使っての模擬演習
講習会の詳細については、Radixの会WEBサイトにも記録動画とともに掲載されていますので、あわせてご覧ください。
RNL78
Radix News Letter
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Radix Information
来年2月の総会に備え、皆さんには前倒し(前のめり? )気味の活動をお願いしております。
1 第8回 Radixの会総会、開催日決定。
お知らせ
日時:2016 年 2月 20 日 ( 土曜日 )
場所:国立大学法人一橋大学
一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋)
第7回は京王プラザホテル(新宿)
、記
念講演にお天気キャスターの草分け森田
正光氏をお迎えして開催い
たしましたが、今年は
一橋講堂で開催。
今回の記念講演は日本総
研調査部主席研究員の藻谷
浩介氏に決定!「里山資本
主義」や「デフレの正体」と
いった著書で知られ、総会当日
2014 年に開催された第 7 回 Radix
の会総会。テーマは「一歩、
前へ」
左:デフレの正体
経済は「人口の波」で動く
も皆さんが元気になるような
お話が聞けること間違いなし。
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング )
右:里山資本主義
日本経済は「安心の原理」で動く
ご期待ください。
出版社:角川書店
2 新・食品企画理事紹介
お知らせ
特別会員理事を担当させていただきます、商品部の藤巻です。日
本経済もようやく長いトンネルから抜けつつあるような雰囲気の中、
らでぃっしゅぼーやの売上も昨比を上回って推移しております。しか
しながら、客単価や購買点数といったところは相変わらずで、お客
様の選択肢もECにより多角化していることが容易に想像できます。
私達が扱う品々も、他で安く売っていればそちらから購入する時代で
す。益々、独自性があり「好買」するに値する価値ある品が求められ
ているのかもしれません。顧客に「商品はらでぃっしゅぼーやでまず
探す」という魅力あるサービスと仕組みをRadixの会とともに作り上
げたく、私も汗を流す所存です。よろしくお願いします。
❶好きなこと‐散歩 ❷嫌いなこと‐運動 ❸これが私の人生を変えた!‐
「Hotel
California」by Eagles ❹苦しい時につ
ぶやく一言‐人間万事塞翁が馬 ❺自慢で
きること‐小学4年の時 UFOを見たこと
が新聞に掲載された
藤巻啓二さん/らでぃっしゅぼーや・商品部長
51歳。1988年入社。途中半年ほど旅に出るが
復帰後は主に商品開発畑。業界に先駆けカー
ト缶飲料を開発し注目を浴びたことも。
編集後記
RNL78
2015年3月
4
野菜くらぶ静岡新施設落成披露会
5
さんぶ野菜ネットワーク第10回総会
11-12 中村醸造場取材
(会員紹介動画)
19 黒富士農場取材
(ワカモノに聞いてみよう)
21 旬野菜料理教室協力
(にんじん・あゆみの会)
2015年4月
3-4 九州ブロック集会開催候補地
(綾町)
下見
18 旬野菜料理教室協力
(キャベツ・野菜くらぶ)
20-21 北海道ブロック集会下見、事前ヒアリング
(苫前)
23 第58回役員会
24-25 とことんオーガニックシンポジウム
(東京)
30 甘楽町有機農業研究会定期総会
2015年5月
12 角谷文次郎商店取材
(会員紹介動画)
23 旬野菜料理教室協力
(トマト・甘楽町有機)
23 静岡有機緑茶の会取材
(ワカモノに聞いてみよう)
25-26 金沢大地取材
(会員紹介動画)
31-6/1 女性集会
(中部センター)
きっと新たな夏の出会いがあるはず。面白きことを軽や
夏だとか。会の活動も夏本番。景気や天候、品質や経営
かに実践するのが Radixの会。参加を逃しても映像記
など悩みが尽きないのが世の常です。若い衆や隣近所を
録がHPに。涼しい部屋で楽しんでください!合掌。
RNL
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Radix News Letter
20
活動短報
大好きな夏はもうすぐそこ! 中期予報では
「夏らしい」
誘って、
熱意ギンギンで各部会の勉強会に参加ください。
発行/ Radixの会事務局
Radix Milestone
ラディックス ニュース レター
2015年6月10日発行
Radix News Letter
らでぃっしゅぼーや環境保全型生産者団体 〒163-1416 東京都新宿区西新宿3-20-2 らでぃっしゅぼーや内
次号は2015年9月下旬発行の予定です
編集人/高橋 祐介
(ごとうかずあき)
デザイン/ Fairy Dust Office Inc.
TEL 03-6731-4559 FAX 03-6731-4560
E-MAIL [email protected]
Web Site http://www.radix-jp.org
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