この授業は、学部目標の「コンピュータソフトウェアに関する技術の理解

授業科目名
基盤システム演習 C(Fundamental System Practice C)
(英語名)
担当教員
澤本潤(ソフトウェア情報学科)、杉野栄二(ソフトウェア情報学科)、
(所属)
瀬川典久(ソフトウェア情報学科)
教育課程
コース科目・基盤システム
開講年次
3年後期
授業形態
演習
資格対応
高等学校一種免許状(情報)
単位数
2
必修・選択
選択科目
この演習では、卒業研究・制作に向けた準備として次を行う。
1.文献調査と調査内容の発表を通じて、卒業研究のテーマの方向性を探る。最終的に、
自分の行おうとする卒業研究・制作についてまとめ、研究計画書または要求仕様の形に
する。これによって、4年生で行う卒業研究・制作へスムーズに移行できるようにす
る。
授業のねらい・概
要
2.卒業研究・制作に必要な技術を、演習を通じて習得する。内容については、卒業研
究の方向性に依存して決定する。
この授業は、学部目標の「コンピュータソフトウェアに関する技術の理解」のうち「自
分の専門とする学習域に関する知識と応用能力」に関連している。また、学部目標の
「自己表現及び他者理解に関する能力」(B2)のうち「主体的に学習できる能力の修
得」、「発表と討議能力の修得」、「読解能力とレポート作成能力」、「問題発見能
力の修得」にも関連している。
目標1:卒業研究に向けた研究計画書、または卒業制作に向けた要求仕様書が作成でき
学修目標
る。作成した書類に、討論した結果が反映できる。
目標2:習得した技術を用いて制作物を構築できる。
1.担当者が、読んだ文献または考えた研究テーマについてプレゼンテーションし、
その内容について全員で質疑・討論する。 最後に「研究計画書」または「要求仕様
授業の計画
書」を作成し提出する。
2.習得する技術目標を定め、演習計画を作成する。
計画に沿って演習を行い、レポ
ートを作成する。最後に習得した技術を用いた成果物を作成しプレゼンテーションする。
テキスト教材等
授業の形式
1.担当者によるプレゼンテーションと、全員による討論を行う。
2.演習を通じて技術習得を行う。最後に成果物発表を行う。
成績評価の方法
目標1については、以下の「書類評価」で合格すること。
目標2については、以下の「成果物評価」で合格すること。
以上全ての目標に合格することを、単位取得(の最低)条件とする。
成績評価の方法
1)書類評価:「研究計画書」(または「要求仕様書」)について次の項目で評価し、各5
点満点で全ての項目について3点以上とること
1-1)目的・意義が明確に記されているか;1-2)関連研究について調査されているか
2)成果物評価:成果物発表において次の項目について評価し、各 5 点満点で全ての項目に
ついて 3 点以上とること。
2-1)習得した技術が十分に反映されているか;2-2)分かりやすく説明できたか
履修にあたっての
基盤システム演習A,Bを履修しておくこと。
留意点
この科目は、卒業研究・制作Aの先修要件である。
備考