現代社会II

2006 年度 4 年 社会科
科目
単位数
種別
講座数
生徒数
担当者(時間数)
現代社会Ⅱ
2
必修
3
124
鮫島京一(6)
社会構造の変化に起因する社会問題をとりあげ、そうした諸問題が引き起こされる背景を理解し、解決
目
の道をねばり強く考えてゆく。授業をとおして、社会形成の担い手となるためのスキルを獲得すること
標
を目標とする。
育
特徴
知識・概念
各種技能
思考力
た
自分なりに「意味」を
日常の知識から、社会
読み解く力。調べる力。 分析的思考方法。
い
もって学ぶ。
認識の言葉(概念)へ
表現する力。
て
現代的課題の認識。
力
時期
学習内容
経済の仕組みを理解しよう。
Ⅰ期
ねらい
具体的な経済問題を、少子高齢化、情報化社会、
1.貨幣の役割とは?
グローバリゼーションという三つの観点から読
2.経済活動を読み解く基礎用語
み解く力を育成する。あわせて、資本主義経済
3.金融政策を読み解くための基礎用語
における倫理のあり方を問う。
4.情報化社会における経済活動
5.少子高齢化社会における経済活動
6.グローバリゼーションにおける経済活動
国際政治経済入門
Ⅱ期
グローバリゼーションの時代における国家の役
1.世界的課題の現状とは?
割の変化について、具体的な問題をとりあげな
2.南北問題をどう解決するか?
がら、読み解いていく。あわせて、21世紀社
3.地域紛争をどう解決するか?
会の担い手としての構想力を育成する。
4.国際連合の役割とは?
5.国境を越える市民的活動とは?
6.国際関係の行く末を展望する
評価の方法
学習活動の特徴
授業の形態
授業態度・定期考査・提出物・レポートなどに基づいて総合的に判断する
問いをつくる力を大切にしたい。
クラス授業
教科書
「現代社会 地球社会に生きる」教育出版社
副教材
「標準高等地図―地図で読む現代社会―」帝国書院
備考
科目の特性上、題材や順序は変更することがある。
2006 年度 4 年
科目
単位数
種別
講座数
生徒数
担当者(時間数)
現代史Ⅱ
2
必修
3
124
藤田幹世(6)
目
社会科
現代の世界が形成されてきた過程を、日本史や世界史の枠を超えてとらえなおす。
標
育
特徴
知識・概念
各種技能
思考力
て
た
自分なりに「意味」を
い
もって学ぶ
知識から基礎概念へ
課題学習。多様な表現。 分析的思考方法。
二項討論。協同。主張。 現代的課題の認識。
力
時期
学習内容
1.戦間期の世界
色の成立と解体を縦軸に、アジアや日本がいかにし
・20 年代アメリカの繁栄/1929 の打撃
て現在のような「アジア」
「日本」なる存在となっ
・ファシズムの台頭
たかを横軸に、錯綜する現代史を読み解く。
・ 第一次世界大戦による独墺露土の4帝国の消滅、第
3.冷戦期の世界
二次世界大戦後のアジア・アフリカ諸国独立による
・帝国主義の終わりと冷戦の始まり
帝国主義の消滅、バルト三国・カフカス・中央アジア
・Occupied Japan/東アジアの冷戦
諸国の独立によるソ連邦の解体という「帝国の終
・ヴェトナムの衝撃とアメリカ社会
焉」に向かう三回の波を通して「短い 20 世紀」の
・第三世界の自立と苦悩
特色を知る。
・多極化する世界
4.世界の再編
・社会主義圏の解体とその影響
Ⅱ期
・ 「現代」の形成過程を理解する。20 世紀を貫く特
・ヴェルサイユ体制/アジアの民族運動
2.15 年戦争と第二次世界大戦
Ⅰ期
ねらい
・ テーマ史では「20 世紀の積み残した課題と 21 世紀
の新しい問題」として、国家の揺らぎ、宗教、新し
い戦争の形などの視点を組み込む予定。
・東アジアの現状
5.テーマ史
人種、民族、宗教、国家~ひとびとを分か
つもの、結びつけるもの
評価の方法
学習活動の特徴
授業の形態
定期考査、各種提出物、授業への積極的参加などを基に、総合的判断で評価する。
教師の講義を中心とし、基礎的な知識の獲得をめざすと共に、それを活きた知識とするた
めに意見交換や討論等の時間を取り入れる。
クラス授業
教科書
「現代の世界史 A」山川出版社/「現代の日本史 A」山川出版社
副教材
自作プリント/「標準高等地図―地図で読む現代社会―」帝国書院
備考
特になし