調理だより天橋園Ｈ24.秋期玉ねぎの効能ビタミンB1にある神経鎮痛作用は硫化アリル（ネギ類に共通する成分）によってその働きが活性化されるので、イライラなどのストレス性の神経障害が解消されます。玉ねぎに含まれるアリルメルカプタン、アリルメチルトリスルフィドなどのイオウ化合物や、ケルセチンというポリフェノールには発がん抑制作用があります。ビタミンB１を効果的に豊富に含む豚肉と調理すれば、B１効果がさらに増強されます。京都府産の話～京のブランド産品～京九条ネギ京都では、奈良時代以前から九条ねぎが耐暑性のある青ねぎとして食用にされてきました。柔らかくて風味が良く、冬には甘味が増します。かぜ薬としての民間療法ではねぎ湯、焼きねぎの湿布が有名ですが、その効能に一役買っているのが玉ねぎやニンニクと同じ特有の香気成分アリシン（硫化アリル）です。また、九条ねぎにはビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、特に白ねぎ（淡色野菜）よりも九条ねぎ（緑黄色野菜）の方がその含有量は高く、β-カロテンはみず菜やトマト以上、カルシウムはほうれん草以上に含まれているため多く取りたい食品です。天橋園レシピ玉ねぎたっぷりシューマイ４人分作り方豚ひき肉４００ｇ玉ねぎ１／２玉片栗粉大４ ①玉ねぎはあらみじんに切り、片栗粉を混ぜ合わせる。 ②ボウルにひき肉としょうがのみじんしょうがのみじんぎり大さじ２切り、塩、こしょうを混ぜ、①を加え塩小さじ１／２てよく混ぜ、２０等分にしてすぐにこしょう少々シューマイの皮で包む。シューマイの皮大２０枚 ③蒸し器で強めの中火で２０分ほど蒸す。