工事の概要 波浪状況 高さ不足による越波で漁 船の転覆事故が発生 西護岸 西防波堤 L=49.4m L=70.0m 防波堤工標準断面図 老朽化状況 山城ため池 景観保全エリア 環境再生エリア 老朽化により、表面が剥 離し、漁業活動に支障 推進協議会の取組 外ヶ浜町漁業協同組合、町内会、漁業者、地方公共団体等のメンバーに環境公共プロ フェッショナルを加えた平舘(石崎)漁港環境公共推進協議会を作り、地域再生を図りま す。 『豊かできれいな青い海を守る』環境公共 環境 再生 平舘漁港「漁港施設機能強化事業 」/ 外ヶ浜町平舘 平舘漁港(石崎地区)は津軽半島の東海岸北部に位置してお り、ホタテ貝養殖業が中心となっています。 昭和44年に石崎地区がそれぞれ漁港指定されており、昭和4 8年の第5次整備計画から改修事業を本格的に進め、平成12 年の第8次整備計画を経て現在に至っています。 本漁港は、陸奥湾西圏域の中核的生産基地に位置づけられ ており、地域水産業において重要な役割を果たしている本漁港 の安全性を高め、機能が引き続き発揮されるよう対策を講じるも のです。 イメージ図 海藻の種子類付着効果を促進するブロック等の 使用で、藻場機能を持たせた自然調和型とし、海水 の浄化を図ります。 平舘(石崎)漁港 景観 保全 老朽施設の改良で、漁港全体のイメージアップを図り、定期的な清掃を行うなど、周辺海 環境公共の概要 岸と一体的な景観の保持に努めます。 事業概要 利用漁船 期 間 工事費 工事内容 31隻 H22~H26 980,000千円 防波堤改良(嵩上) L=335.3m 護岸改良(嵩上) L=101.4m 環境 配慮 工事の実施にあたっては施工環境管理者を配置して、捨石工においては細粒分や土砂の付着 の少ない石材を使用し、水中コンクリート打設時は汚濁防止膜を布設することで水質悪化と水生 生物への影響を低減します。 また、工事区域周辺で藻場等が確認された時は、細心の注意を払うなど、海域環境の保持・保 全に努めます。
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