スペイン語 IA

2016 年度 前期 2単位
スペイン語 IA
対象学科・学年: 人間発達学科・心理福祉学科・グローバルスタディーズ学科 1 年
時
間:
教
室:
参
考
書: 『ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典』(高垣敏博 他編、小学館)
1.担当教員
(1) 名前: 西井園枝(にしいそのえ)
(2) 連絡先:
(3) 主な研究・教育業績
1996年から現職。 他、スペイン企業のアジアマネージメント担当、スペイン語及び英語の
翻訳・通訳業。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
スペイン語の発音に慣れ、覚えた表現を使って簡単な自己紹介や会話ができるようになること
を目的とする。
(2) 到達目標
① 発音の規則をしっかり学び、初めて見た単語でも間違えずに読めるようになること。
② 英語の知識などを生かして、初めて聞く単語の意味を推し量る『想像力』を鍛えることを習慣
にし、スペイン語の語彙の充実を図ること。
③ 動詞の活用、文章のつくりを学び、スペイン語で文章を組み立てられるようになること。
*大体スペイン語検定 6 級(英検 4 級程度に相当)合格程度の文法の知識の習得を目標とする
3.授業の概要
テキストプリントと練習問題のプリントを使用して授業を行う。練習問題を数多くこなして復習に重
点を置き、授業時には覚えた表現を使ってのスペイン語での会話も毎回行う。スペイン語を母国語
として使用している様々な国の文化や、ヒスパニック人口の増加でスペイン語人口の増えつつあるア
メリカの現状などを、音楽や映像なども使用して、その風俗、生活風景、習慣や国民性の相違点な
ども含めて紹介して行きたい。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
基本的に予習の必要はないが、ほぼ毎回出る宿題は、必ず日本語訳もした上でおこなってくる
こと。
(2) 授業の受け方
授業はプリントを使用して行う。テキストのプリント並びに練習問題のプリントを各々まとめるA4
サイズのファイルを2冊用意すること。基本的には、授業中にテキストプリントを使用して文法事項
を学び、宿題としてプリントの練習問題を解くことで復習しながらしっかり覚えなおすという流れで
1
ある。
スペイン語で会話をしたり宿題の答え合わせをしたりするうえでほぼ毎回一人最低一度は指名
され発言することになる。覚えた表現をすぐに口に出して文章を作ってもらったり、日本語に訳し
てもらうことで各々の理解度を推し量っていくので、わからないことがあったら、後回しにせずにい
つでもどんどん質問してほしい。積極的な姿勢で授業に参加してくれることを強く望む。
(3) 復習の仕方
上記したように、ほぼ毎回出る宿題が復習となる。
宿題の内容は毎回掲示するので、授業を欠席した場合でも必ず掲示をチェックして次回の授
業までにやってくること。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時のマナー
楽しく和やかに授業を受けてもらいたいとは思っていますが、文法事項の説明をしている時や、
他の人が発言しているときは私語を慎むこと。携帯電話や端末は基本的に電源を切っておくこと。
授業中のメールやLINEの使用、通話を見つけた場合には、電話・端末をその授業の間預かる。
居眠りは名前を呼んで起こすが、まずは寝ないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
40分以上遅刻の場合は、欠席扱いとなる。早退も、授業終了時刻の40分以上前に退出の場合
は欠席とみなす。ただ、事情によっては成績に反映するに当たり考慮する場合があるので(忌引
きや公的活動など)、どういう理由での遅刻/早退/欠席なのか、説明に来ること(メールでも可)。
その他欠席については、後述の7.評価方法をよく読むこと。
(3) 課題提出にあたってのルール
宿題は必ずやってくること。授業中の提出物や暗記等の課題に関しては、1週提出(暗記)が遅れ
る毎に評価から5点マイナスする。教務課提出の課題に関しては、期限までに未提出の場合受け
取らない。他人のやった宿題及び課題をそのまま写さないこと。
(4) テストにおける不正行為(カンニング等)の扱いに関しては、学則に準ずるものとする。
6.授業計画
1
オリエンテーション: 評価方法、受講上のルールの詳しい説明。
スペイン語についての基本的な知識。受講希望者は必ず出席すること。
2~4 第1課
スペイン語の音に慣れる
アルファベットと発音の仕方
スペイン語の発音はローマ字読みに極めて近く、とても規則的である
日常の挨拶、名前の聞き方・言い方。 単数形/複数形の規則
5~6
テスト① (約 30~35 分) スペイン語のアルファベット、発音 数字1~15
第2課
動詞 SER の活用/その用法
「~は・・・です」 職業、性格、性質等を表現する
7
動詞 SER を使っての簡単な疑問文に答える 名詞の男性形/女性形(1)
8
時刻の読み方 SÍ / NO を使った答え方 国名、国籍
9~10
11~12
動詞 hablar 『~語を話します』
形容詞の語尾変化 動詞 SER のまとめ 自己紹介をスペイン語で
テスト② (約 30~35 分) 動詞 SER の活用、作文、日本語訳
名詞の性と数
時刻の読み方
第3課
職業や立場に関する名詞の男性形、女性形を使った文章
数字1~29
動詞 TENER の活用形/使い方
2
英語の”to have” に当たり年齢・身体的特徴・一時的な健康状況などを表すことができる動詞
13
動詞 TENER
14
名詞の男性形/女性形(2) 無生物の名詞の性について 日常の挨拶など
15
動詞 GUSTAR
16
テスト③ (約 30~35 分) 名詞・形容詞の語尾変化 動詞 TENER の活用・用法
数字 1~59
日常会話の中で頻繁に使われる表現、用法
「~が好きだ」と言う表現
特殊な用法の動詞に慣れる
まとめ
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 試験(30%)…半期に 3 回、30~35 分ほどを使う小テスト形式で試験を行う。100 点満点で毎回
点数を出し、3 回の平均点が前期の試験の点数となる。欠席の場合は 0 点となる。
(2) 出席点(30%)…最終テスト前までの 15 回の授業全出席で 100 点となり、1 回休むごとに-20 点
となる。5 回欠席で出席点は 0 点となる。 16 回全出席の場合は出席点を 110 点
として計算する。
(3) 課題レポート(30%)…前期終了時に教務課に提出の課題。300 点満点で点数を出す。
(4) 受講態度(10%)…授業に積極的に臨んでいるか、宿題は必ず毎回やってきているかなどを見
る。
*最終的な成績を出す時は、(1)試験 3 回分の平均点+(2)出席点+(3)課題の点数÷3(300 点
満点のため)をさらに 3 で割った点数に受講態度の点数が+もしくは-αの形で加えられる。
8.参考図書
市販の参考書、問題集も使って勉強を進めたい場合は、なるべく練習問題の数が多いものを選ぶ
ことを薦める。
スペイン語検定受験を考えている人は、希望があれば過去問題(一般書店では入手不可)や練習
問題などを準備するので申し出ること
9.履修上の注意
(1) 特別な配慮を要する学生に対する扱い。
体調等に心配のある学生は申し出ること。場合によっては特別な配慮をする
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