2016年夏休みにおすすめの本 小学校3・4年生

『やさしい大おとこ』K933
『あかいえのぐ』
ス
ルイス・スロボドキン 作・絵
こみやゆう 訳
徳間書店
キイロ E ア
エドワード・アーディゾーニ
津森優子 訳
瑞雲舎
作
むかし、たかい山のてっぺんのおしろにたいへん心の
やさしい大おとこがひとりで住んでいました。この大お
とこは、ずっとともだちがほしいと思い、たびたび人間
サラとサイモンのお父さんは絵描きです。なかなか絵
が売れなく、家族はまずしい生活をしていましたが、み
んなできょうりょくをして、なかよくしあわせにくらし
の住む村へおりてきますが、大おとこの大きな声を聞く
と、みんなまどやドアをしめてしまいました。そのうえ、
悪いまほう使いのせいで、大おとこは人間たちからとて
もこわがられていました。ところが、くつやのまごむす
めのグエンドリンが、ひょんなことからこの大おとこは
心のやさしい人だと知ります。
ています。お父さんはけっさくになりそうな大きな絵を
描いていますが、赤い絵の具が足りなくなってしまいま
した。サラとサイモンに絵の具を買ってくるようにたの
みますが、赤い絵の具を買うお金がありません。そこで、
サラとサイモンはよく行く古本屋のご主人に相談をし
ます。
『ちびドラゴンのおくりもの』
イリーナ・コルシュノフ
作
K943
酒寄進一 訳
コ
国土社
ハンノーは、「デブソーセージ」と言われるのがいやで、学校に
行くのがきらいです。そして、なにをやってもうまくいきません。
ある日、ハンノーが公園のベンチにすわって、かれえだで地面にい
たずらがきをしていると、砂の中から、からだじゅうがまっくろで、
モルモットぐらいの大きさのドラゴンがでてきました。
『ゆうかんな猫ミランダ』K933
エレナー・エスティス 作
絵
森優子 訳
岩波書店
エ
エドワード・アーディゾーニ
ミランダは黄金色の猫です。プンカは銀色にひかる灰
色の猫で、ミランダのむすめです。ミランダとプンカは
クラウディアという女の子の家で、犬のザグとおだやか
にしあわせにくらしていました。ところがある日、ロー
マの町が火事におおわれて、みなしごの子猫 33 匹とに
げることになりました。子猫を守るため、ミランダが勇
気と知恵をつかって大かつやくします。
『みしのたくかにと』K913
松岡享子
作
大社玲子
絵
マ
こぐま社
ある日、ふとっちょのおばさんが、にわにひとつぶのたねをまき
ました。そして、
「あさがおかもしれない すいかかもしれない と
にかくたのしみ」と書いた板をたてておきました。すると、そこへ
通りかかった王子さまがそれをさかさまに読んでしまい、ある時「み
しのたくかにとが食べたい!」と言い出しました。
『夜の小学校で』K913
岡田淳
作
『みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん』
オ
ギン E ヘ
ひしきあきらこ
偕成社
中庭に大きなクスノキのある桜若葉小学校 の夜警員としては
たらくことになった「ぼく」。夜警員とは学校の夜警員室に泊まっ
て、夜の小学校を見まわったりけいびをする仕事です。この小学校
では夜になると、時々ふしぎなことがおこります。校舎よりも大き
な大男がやってきたり、黄色のスウェットスーツをきたウサギがス
ープを作ってくれたり…。だれもいないはずの夜の小学校で「ぼく」
はどんなふしぎな出来事にであうのでしょうか?
『デブの国ノッポの国』K933
アンドレ・モロア
作
辻
モ
昶
訳
集英社
『小さなスプーンおばさん』K949
アルフ・プリョイセン
大塚勇三
作
訳
フ
ビョールン・ベルイ
画
作・絵
むかし、むかし、小さな町の通りの小さな家に、庭仕事のと
くいなみどりおばさんと、クッキー作りの名人のちゃいろおば
さん、手芸のじょうずなむらさきおばさんの3人がすんでいま
した。ある日、3人が犬のプリックと散歩に出かけますが、プ
リックがどこかへいなくなってしまいました。
学習研究社
ある日、目をさますとティースプーンくらいに小さく
なっていたおばさん。しかし、このおばさんはこんなこ
とではめげません。元気いっぱい明るく、ものごとをか
いけつしていきます。ねずみをつかってそうじをしたり、
小さくなってもおおいそがしです。
デブの兄さんのエドモンとやせっぽっちの弟のチエリーはだい
のなかよしの兄弟です。ある時ふたりはさんぽの途中、地下の国に
おちてしまいました。地下にはデブの国とノッポの国があり、それ
ぞれデブ人とノッポ人に分かれて暮らしています。そのため兄弟は
別々の国に住むことになってしまいました。ところが、そのうち二
つの国は戦争をはじめたのです。ふたりは、そして地下の国はいっ
たいどうなってしまうのでしょうか?
ここでしょうかいした本の他にも、おもしろい本がたくさんあります。
おすすめの本には、黄色のシールと銀色のシールがはってあります。
わからないときは、図書館の人にきいてください。
エルサ・ベスコフ
訳
福音館書店
『メリサンド姫
むてきの算数!』K933
E・ネズビット 作 高桑幸次
灰島かり 訳 小峰書店
ネ
絵
むかし、妖精と人間がまだいっしょにくらしていたころ、
ある国にお姫さまが生まれ、メリサンド姫と名づけられま
した。誕生会に呼ばれなかったことに怒った悪い妖精が「姫
は一生、つるつるのはげ頭となるだろう」と呪いをかける
と、姫のかみはすべてぬけてしまいました。ところが姫が、
魔法の小箱にかみがはえるようにお願いをすると、金色の
かみが 1 日に 384 センチものびるようになってしまいま
した。