『やさしい大おとこ』K933 『あかいえのぐ』 ス ルイス・スロボドキン 作・絵 こみやゆう 訳 徳間書店 キイロ E ア エドワード・アーディゾーニ 津森優子 訳 瑞雲舎 作 むかし、たかい山のてっぺんのおしろにたいへん心の やさしい大おとこがひとりで住んでいました。この大お とこは、ずっとともだちがほしいと思い、たびたび人間 サラとサイモンのお父さんは絵描きです。なかなか絵 が売れなく、家族はまずしい生活をしていましたが、み んなできょうりょくをして、なかよくしあわせにくらし の住む村へおりてきますが、大おとこの大きな声を聞く と、みんなまどやドアをしめてしまいました。そのうえ、 悪いまほう使いのせいで、大おとこは人間たちからとて もこわがられていました。ところが、くつやのまごむす めのグエンドリンが、ひょんなことからこの大おとこは 心のやさしい人だと知ります。 ています。お父さんはけっさくになりそうな大きな絵を 描いていますが、赤い絵の具が足りなくなってしまいま した。サラとサイモンに絵の具を買ってくるようにたの みますが、赤い絵の具を買うお金がありません。そこで、 サラとサイモンはよく行く古本屋のご主人に相談をし ます。 『ちびドラゴンのおくりもの』 イリーナ・コルシュノフ 作 K943 酒寄進一 訳 コ 国土社 ハンノーは、「デブソーセージ」と言われるのがいやで、学校に 行くのがきらいです。そして、なにをやってもうまくいきません。 ある日、ハンノーが公園のベンチにすわって、かれえだで地面にい たずらがきをしていると、砂の中から、からだじゅうがまっくろで、 モルモットぐらいの大きさのドラゴンがでてきました。 『ゆうかんな猫ミランダ』K933 エレナー・エスティス 作 絵 森優子 訳 岩波書店 エ エドワード・アーディゾーニ ミランダは黄金色の猫です。プンカは銀色にひかる灰 色の猫で、ミランダのむすめです。ミランダとプンカは クラウディアという女の子の家で、犬のザグとおだやか にしあわせにくらしていました。ところがある日、ロー マの町が火事におおわれて、みなしごの子猫 33 匹とに げることになりました。子猫を守るため、ミランダが勇 気と知恵をつかって大かつやくします。 『みしのたくかにと』K913 松岡享子 作 大社玲子 絵 マ こぐま社 ある日、ふとっちょのおばさんが、にわにひとつぶのたねをまき ました。そして、 「あさがおかもしれない すいかかもしれない と にかくたのしみ」と書いた板をたてておきました。すると、そこへ 通りかかった王子さまがそれをさかさまに読んでしまい、ある時「み しのたくかにとが食べたい!」と言い出しました。 『夜の小学校で』K913 岡田淳 作 『みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん』 オ ギン E ヘ ひしきあきらこ 偕成社 中庭に大きなクスノキのある桜若葉小学校 の夜警員としては たらくことになった「ぼく」。夜警員とは学校の夜警員室に泊まっ て、夜の小学校を見まわったりけいびをする仕事です。この小学校 では夜になると、時々ふしぎなことがおこります。校舎よりも大き な大男がやってきたり、黄色のスウェットスーツをきたウサギがス ープを作ってくれたり…。だれもいないはずの夜の小学校で「ぼく」 はどんなふしぎな出来事にであうのでしょうか? 『デブの国ノッポの国』K933 アンドレ・モロア 作 辻 モ 昶 訳 集英社 『小さなスプーンおばさん』K949 アルフ・プリョイセン 大塚勇三 作 訳 フ ビョールン・ベルイ 画 作・絵 むかし、むかし、小さな町の通りの小さな家に、庭仕事のと くいなみどりおばさんと、クッキー作りの名人のちゃいろおば さん、手芸のじょうずなむらさきおばさんの3人がすんでいま した。ある日、3人が犬のプリックと散歩に出かけますが、プ リックがどこかへいなくなってしまいました。 学習研究社 ある日、目をさますとティースプーンくらいに小さく なっていたおばさん。しかし、このおばさんはこんなこ とではめげません。元気いっぱい明るく、ものごとをか いけつしていきます。ねずみをつかってそうじをしたり、 小さくなってもおおいそがしです。 デブの兄さんのエドモンとやせっぽっちの弟のチエリーはだい のなかよしの兄弟です。ある時ふたりはさんぽの途中、地下の国に おちてしまいました。地下にはデブの国とノッポの国があり、それ ぞれデブ人とノッポ人に分かれて暮らしています。そのため兄弟は 別々の国に住むことになってしまいました。ところが、そのうち二 つの国は戦争をはじめたのです。ふたりは、そして地下の国はいっ たいどうなってしまうのでしょうか? ここでしょうかいした本の他にも、おもしろい本がたくさんあります。 おすすめの本には、黄色のシールと銀色のシールがはってあります。 わからないときは、図書館の人にきいてください。 エルサ・ベスコフ 訳 福音館書店 『メリサンド姫 むてきの算数!』K933 E・ネズビット 作 高桑幸次 灰島かり 訳 小峰書店 ネ 絵 むかし、妖精と人間がまだいっしょにくらしていたころ、 ある国にお姫さまが生まれ、メリサンド姫と名づけられま した。誕生会に呼ばれなかったことに怒った悪い妖精が「姫 は一生、つるつるのはげ頭となるだろう」と呪いをかける と、姫のかみはすべてぬけてしまいました。ところが姫が、 魔法の小箱にかみがはえるようにお願いをすると、金色の かみが 1 日に 384 センチものびるようになってしまいま した。
© Copyright 2024 Paperzz