平成28年度 指導と評価の年間計画 教科 科目 単位数 指導学年 分類 地歴 地理 A 2 2年 選択 使用教科書(出版社) 副教材名等 地理 A(東京書籍)・標準高等地図(帝国書院) 新詳地理資料 COMPLETE(帝国書院) 到達目標 現代世界の地理的な諸課題を地域性をふまえて考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに 地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。 到達目標に向けての 具体的な取組 【指導上の留意点】 学習意欲を高めるために、時差や地形図・写真、統計グラフの読み取りや作業などを適宜行わ せるとともに、書画カメラやパワーポイント、新聞や GIS などの資料を用いて調べ学習も含め ながら、自然現象や地形の成り立ちなどを見てグループで考察させ、発表させる。 学期 月 単元・教材名 1学期 現代世界の特色と見方 4 考え方 球面上の世界と地域構成 1. 球面上の世界―地球 儀・衛星画像から考 5 える地球 2. 平面上世界―地図か ら考える地球 3. 日本の位置と領域 6 結びつく現代社会 4. 地図から見る地域 5. 身近な地域の調査 7 2学期 世界的視野から見た自然 9 環境と文化 1. 生活の舞台としての 地形 2. 生活の舞台としての 10 気候 諸地域の生活・文化と環 境 ヨーロッパ・北アメリ 11 カ・中部、南アメリカ・ オセアニア・東南アジ ア・南アジア・西アジア・ アフリカの生活・文化と 12 環境 3学期 現代世界の課題 1 さまざまな地球的課題 1. 世界の人口問題 2. 世界の食糧問題 3. 世界の資源・エネル ギー問題 2 4. 世界の環境問題 地球的課題をめぐる国際 協力と日本の課題 3 近隣諸国の大気汚染への 取り組みと日本 指導内容 評価の観点 評価の方法 地球は球面であることを確認させ、 今まで見慣れてきた地図とのずれ を実感させる。 標準時と時差について理解させ、時 差の計算を習得させる。 球面を平面上に表した地図の特色 を理解させ、種類と用途に応じた利 用の仕方を考察させる。 日本の領土問題について、尖閣諸島 や竹島問題にも言及する。 地形図の読図のしかたを理解させ る。 扇状地・河岸段丘・後背湿地、カル デラなど代表的な地形図の読図に 言及する。 内的営力としての大地形や外的営 力としての小地形、世界の気候区 分、植生・土壌、雨温図やハイサー グラフなどの部分で系統地理にも 言及する。 地震の発生のメカニズムにもふれ、 東海、東南海・南海地震の予想され る被害や防災にもふれる。 地誌―ヨーロッパ・北アメリカ大陸 などの自然環境について地形と気 候を地図などを用いて考察させる。 文化や民族の基本概念、民族と人 種、民族と国民の違いについて、サ ッカーやテニスなどのスポーツ選 手を用いて理解させる。 世界の人口・食料問題に言及すると ともに、資源、エネルギー問題が全 地球的な課題であることを理解さ せる。 脱原発など自然エネルギーへの転 換が重要なことを理解させる。 TPP について説明し、 グループで TPP に関するディベートもしくはプレ ゼンを行わせる。 中国の大気汚染であるPM2.5に 触れ影響について調べる。 授業前に着席している 球面上の世界から海陸 の分布や地域関係に関 心を高め、地図の種類 と用途に応じた活用に ついて関心をもって取 り組んでいる。 領土問題に対する関心 と課題意識が高まって いる。 地形図に興味を持ち、 細かい地図情報を真剣 に読み取ろうとしてい る。 評価については、 考査のみで評価 するのではなく、 遅刻などの授業 規律、関心・意 欲・態度・思考な どを総合的に判 断する。 考査評価を 70% とし、授業規律 15%、課題や提出 物の仕上がり状 況、ディベートな どを 15%とする。 世界的視野からみた地 形や気候などの自然環 境とそこで暮らす人々 の生活・文化とを関連 づけて追求する学習や ハイサーグラフをつく る作業に意欲的に取り 組んでいる。 1学期に準じる 諸地域の文化や生活、 農業や鉱工業などが大 地形や気候と密接に関 係していることを理解 しょうと意欲的にとり くんでいるか。 世界の人口・食料・環 境問題についてや脱原 発の必要性についてグ ループでプレゼンをさ せ意欲や調べ具合など を評価する。 時間的に余ればディベ 1学期に準じる ートにまで発展させ る。その際には意見の 論理性などを評価す る。
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