発行日 平成28年 2 月15日 田村病院ニュース 第 109 号 発行責任者 木下定子 編集責任者 浦田雅弘 立春も過ぎたのにまだまだ寒い日が続きますが、南向きの縁側などでは陽ざしが柔らかく 感じるようになってきました。 和歌山で2月と言えば南部の梅林を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。 「一目 100 万、香り 10 里」言われるように全国有数の梅の郷です。梅林は1月末頃より3 月初めまで開園して、見ごろは2月中旬頃でちょうど今頃だそうです。 事務部 中谷事務長代行 「有給休暇」という言葉をよく聞きますがこれは年次有給休暇のことで、雇用者側から労 働者側に賃金が払われる休暇のことで、毎年一定の日数が与えられます。 しかし日本の有休取得率を見てみると、職員 1,000 人以上の大企業で約 47%中小企 業においては約 40%とあまり取得できていないのが現状です。 当院においても例外ではなく、各部署で有休取得率の向上に取り組んでいる最中で、今 月は事務部からその報告がありました。 「少し古い話になりますが、私が入職した頃には有給休暇を取るということには取りづらい 部分があり、日直などすると勤務が長く続いたものです。しかし今では、経営者側から有給 休暇を取るように、また取りづらければ勤務に交代で入れていき消化するようにと言ってくれる ようになり、事務部においての有給休暇の取得率も今年度の目標に達しました。これからも 業務に支障が出ないように、上手に有給休暇を取っていきたいと思います。」といった内容の 報告でした。 有給休暇の取りづらさというのは以前からよく言われており、より良いワークライフバランス 実現のため労働基準局においても有給休暇の取得率の向上を推奨しています。 同僚とのコミュニケーションをうまく取り、休む時の業務の引き継ぎを行い、部署全体が上 手に有給休暇を活用しましょう。ON・OFFの切り替えを適切に行うことで日常業務の向上 につなげていきたいものです。 病院掲示板 =地域感染情報= 暖かかったお正月が過ぎ、気温が平年並みに下がってきたとたんにインフルエンザ が頭角を現してきました。和歌山市においても小学校や中学校で学級閉鎖が目立つ ようになってきました。うがいや手洗いなど感染予防に心掛けましょう。 こちら地域医療連携室! 平成28年が始まり、2ヶ月目に入りました。「1月は行く。2月逃げる。3月は去る。」と言いま すが、私自身毎年この時期は、時間の流れが早いように感じます。皆様はどうでしょうか? さて、皆様は2月と言えばどんなことを思い浮かべますか?今回は、バレンタインデーについて お話しさせて頂こうと思います。 バレンタインデーの時期になると、沢山のチョコレートが、スーパー等の一角で販売されています。 そこにはよく、「SaintValentine’s Day」と書かれていますが、これは日本語に訳すと「聖バレ ンタインの日」という意味だそうです。2月14日は、元々269年にローマ皇帝の迫害によって殉 教した「聖ヴァレンティヌス」に由来する記念日だそうです。ローマ帝国時代、2月14日は女神「ユ ノ」の祝日でした。ユノは家庭と結婚の神ですが、ローマ帝国では「兵士の婚姻は士気が下が る!!」という理由で婚姻を禁じていたそうです。しかしキリスト教の司教だったヴァレンティヌスは 秘密に兵士を結婚させたため、2月14日に処されたそうです。それから、2月14日は恋人達の 味方だったヴァレンティヌス司教をしのび、恋人達を祝福する日となったそうです。 今では自由に「結婚をする・しない」は選択出来ますが、この話(歴史)を知ると、「時代」は私達 の生活に大きな影響を与えるのだなぁと感じますね。 *諸説色々あると思いますが、その内の1つとして、取り上げさせて頂きました。 =編集後記= 3 日の日に昼ご飯を買いにスーパーに行ったところ、お弁当コーナーは縮小され代わりに”巻きず し”が山のように積まれていました。売られている巻きずしはいろいろな具材の物があり、オーソドックス な物や海鮮巻き、中にはカルビ巻きといったものまでありました。 本来、具材は七福神にちなみ7種類のものが望ましいとされているようですが現在はあまり気にしな いようですね。 その夜僕はカルビ巻きを頂きましたが、具材はカルビと葉っぱだけでした。(ふつうのにしたらよかった) =うらた=
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