平成26年度 地理歴史科シラバス 泊高等学校通信制課程 校長 真久田

平成26年度 地理歴史科シラバス
校長 真久田絹代
印
副校長 砂川岩雄
印
泊高等学校通信制課程
教頭 島仲由美子
印
科目名
単位数
履修
地理A
2
選択必履修
担当者
与那嶺 エリサ
1 地理歴史科の目標
わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社会
に主体的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。
2 地理Aの目標
現代世界の地理的な諸課題を地域性や歴史的背景、日常生活との関連を踏まえて考察し、現代世界の
地理的認識を養うとともに、地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的にいきる日本国民としての
自覚と資質を養う。
3 科目の概要
地図を用いて世界のあらゆる地域に目を向け、異文化への理解を促し、自分と世界との結びつきについて
考察させる。
4 到達目標
(1)世界諸地域の生活・文化及び地球的課題について、地域性や歴史的背景を踏まえて考察し
現代世界の地理的認識を深めるとともに、地理的技能及び地理的な見方や考え方を身につけさせる。
(2)生活圏の諸課題について、地域性や歴史的背景を踏まえて考察し、地理的技能及び地理的な見方や
考え方を身につけさせる。
5 評価の観点
(1)関心・意欲・態度
:各地域の自然環境の特色に対する関心を高め、意欲的に追求している。
(2)思考・判断
:生活圏の諸課題について、地域性や歴史的背景踏まえて、多面的・多角的
に考察している。
(3)考察・実験の技能表現:身の回りにある様々な地図の収集や地形図の読図、目的や用途に適した地
図を作成する能力を身につけている。
(4)知識・理解
:世界諸地域の生活・文化及び地球的課題について歴史的背景と関連づけて
考察し、地理的認識を深めている。
6 使用教材
教科書:改訂版 地理A (第一学習社)、学習書:指定なし
その他:スクーリング用解説プリント
7 履修上の注意 :地理A(選択必履修)
8 年間指導計画
面
接
回
数
(後期)
スクーリン
単
元
学 習 内 容
グ
教科書
実施日
・地球儀を使い、地球上の
1
第 1 編 地理情報の活用と現代世界の特色 位置を示す方法、標準時の
決め方や時差について学
ぶ。
第 1 章 球面上の世界と地図
10/12,13
・地図投影法によって平面
1.球面で世界を考えよう
地図が作られること、それ
2.世界地図の特徴を知ろう
ぞれの平面地図の特性につ
いて学ぶ。
(レポート第1回)
第 2 章 グローバル化する現代世界
1.グローバル化の中の国家
2.国家をこえた結びつき
P8~P11
・国家の三要素と国境・領
土問題について学ぶ。
・第二次世界大戦後、平和
のために国際連合が結成さ
2
第 3 章 多様化する世界の人々の生活
3.多様化・個性化する余暇活動と
ボランティア活動
第 4 章 身近な地域の調査
1.地形図の地域の特徴を知ろう
(レポート第2回)
れたこと。その他、軍事面 10/19,20
や経済面で国家をこえたさ
P16~P19
まざまな結びつきが生まれ
たことを学ぶ。
・身近な地域を知るために、
地形図の読み方を学ぶ。
・プレートテクトニクス説
について学ぶ。地震や火山
第 2 編 世界の諸地域の地域性
活動が二つのプレートのぶ
つかりあいで発生すること 11/16,17
世界の人々の生活を取りまく環境 を学ぶ。
3
第1章
2.世界的視野からみた地形
3. さまざまな地形と生活
(レポート第3回)
・現在の造山帯や安定陸塊
がどのようにしてできた
か、またその分布を学ぶ。
・扇状地や三角州など河川
がつくる堆積平野、リアス
海岸や海岸平野などさまざ
まな海岸地形について学
ぶ。
P58~P62
・世界の気候区を12に分類
4.世界的視野からみた気候
5.世界の気候と生活
4
第 2 章 世界の諸地域の生活・文化と環境
3.西アジア・北アフリカの暮らしを
学ぶ
4.中南アフリカの暮らしを学ぶ
(レポート第4回)
してそれぞれの気候区の気
候の特徴、植生について学 12/7,8
ぶ。
・中南アフリカの伝統的農
牧業とモノカルチュア経
済、東アフリカの言語文化
P66~P71
P86~P95
について学ぶ。
・西アジア・アフリカの人
々の暮らし、宗教、歴史な
どについて学ぶ。
・世界の二酸化炭素排出の
5
第 3 編 現代世界の地球的課題
第1章 さまざまな地域からみた地球
的課題
6.地球環境問題『宇宙船地球号』の
危機
現状と地球温暖化防止への
世界的な取り組みについて 12/14,15
学ぶ。
・熱帯林減少、野生動植物
の保護、廃棄物の削減など
の環境問題について学ぶ。
第 2 章 地球的課題への取り組みと国際協 ・ODA事業について、地
球環境問題を話し合う国際
力
1.地球的課題に対する日本の取り組み 会議について学ぶ。
(レポート5・6回)
P146~
P153