2016年8月31日号(PDF/321KB)

REIT ウィークリー・ニュース
2016 年 8 ⽉ 31 ⽇
パフォーマンス
* 2016 年 8 ⽉ 30 ⽇現在
現地通貨ベース(課税前分配⾦込み)
1 ヶ⽉
年初来
1年
3 年 (年率)
5 年 (年率)
S&P Global REIT
-3.16%
13.54%
20.61%
16.06%
S&P United States REIT
-3.87%
13.74%
22.56%
15.89%
13.75%
0.12%
0.39%
2.28%
14.41%
12.46%
S&P Europe REIT
S&P United Kingdom REIT
14.48%
1.30%
-6.18%
-6.48%
12.00%
12.06%
S&P Australia REIT
-2.03%
19.98%
26.37%
20.02%
19.94%
S&P Hong Kong REIT
-1.49%
24.14%
37.58%
20.35%
19.50%
S&P Singapore REIT
0.85%
14.15%
14.76%
9.01%
10.12%
7.54%
15.49%
15.69%
17.71%
S&P Japan REIT
-1.56%
(出所:S&P Dow Jones Indices のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
ファンダメンタルズ
* 2016 年 7 ⽉ 29 ⽇現在
銘柄数
時価総額
(億⽶ドル)
S&P United States REIT
(億円)
分配利回り
国債 10 年物
(課税前)
利回り
155
8,480.57
869,130.82
3.49%
1.45%
S&P United Kingdom REIT
21
568.03
58,214.15
3.59%
0.68%
S&P Australia REIT
29
983.27
100,770.79
4.06%
1.87%
9
222.37
22,789.15
4.00%
0.96%
S&P Hong Kong REIT
S&P Singapore REIT
30
328.65
33,681.98
5.69%
1.80%
S&P Japan REIT
51
1,102.69
113,008.77
2.88%
-0.20%
(出所:S&P Dow Jones Indices、Bloomberg のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
>> 分配利回り & 国債 10 年物利回り
⽶国
⾹港
10%
10%
分配利回り
国債10年物利回り
分配利回り
スプレッド
6%
6%
2%
2%
11年01⽉
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
英国
10年01⽉
分配利回り
国債10年物利回り
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
10%
スプレッド
分配利回り
6%
6%
2%
2%
-2%
国債10年物利回り
スプレッド
-2%
11年01⽉
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
豪州
10年01⽉
11年01⽉
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
⽇本
10%
分配利回り
国債10年物利回り
スプレッド
10%
分配利回り
6%
6%
2%
2%
-2%
10年01⽉
11年01⽉
シンガポール
10%
10年01⽉
スプレッド
-2%
-2%
10年01⽉
国債10年物利回り
11年01⽉
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
国債10年物利回り
スプレッド
-2%
10年01⽉
11年01⽉
12年01⽉
13年01⽉
14年01⽉
15年01⽉
16年01⽉
(出所:S&P Dow Jones Indices および Bloomberg のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
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REIT ウィークリー・ニュース // 2016 年 08 ⽉ 31 ⽇
先週のトピックス (2016.08.22~ 2016.08.26)
⽶州
中国政府系デベロッパー緑地集団がバイオテック・インダストリアル・パーク合弁事業に投資
中国の政府系のデベロッパー、緑地集団は今週、アジャイル・グループ、ピンアン・トラスト、ポリー・サイノ・キャ
ピタルと共同でサンフランシスコ南部にあるバイオテック・インダストリアル・パークに 10 億⽶ドル以上投資すると
発表した。上海に拠点を置く同社は、投資先となる 21 万平⽅メートル相当のプロジェクトにおいて最⼤の投資家とな
り、今回の投資を通じてバイオテックの研究及び開発を中国と⽶国で協⼒して拡⼤したい考えを強調した。今回の投資
⽐率の内訳は、ピンアン・トラストとアジャイル・グループがそれぞれ 36%、10%だったの対し、緑地集団はプロ
ジェクトの 49%を保有する。また、事業⽤地は 1 億 7,100 万⽶ドルで取得された。
⽶国
欧州
英国の住宅価格の減速がロンドン及び南部で顕著
最近のホームトラック社の英国都市住宅価格指数によると、ここ 3 ヵ⽉の住宅価格の伸び率は著しく減速しており、特
にロンドン及び英国南部の⾼級住宅街の鈍化が影響している。7 ⽉の 20 都市における住宅価格指数は年率で 9%と、過
去 1 年間の急成⻑から減速した。その要因は、4-6 ⽉期の英国南部の多くの都市において成⻑が失速したことによる。
7 ⽉までの 3 ヵ⽉間のロンドンの住宅価格の伸び率は 2.1%に留まり、2015 年 2 ⽉以来の低⽔準となった。さらに、こ
の 12 カ⽉で最も急成⻑したブリストルでさえ、2016 年 5 ⽉の 5.0%という⾼い上昇率からここ 3 ヵ⽉で 2.6%まで減
速している。
英国
インターコンチネンタル・グループがドイツへの投資を加速
インターコンチネンタル・グループがドイツでの事業拡⼤を予定している。同ホテルチェーンはすでにドイツに 64 件
のホテルを運営しているが、インターコンチネンタル・グループによると、33 件のホテルが既に開発中となっており、
うち 5 件がホリデイ・イン及びホリデイ・イン・エクスプレスとして新たな地域に展開される予定で最近契約が締結さ
れた。バーデン=ヴュルテンベルク州、ノルトライン=ヴェストファーレン州、バイエルン州には、2019 年までに次
世代デザインホテルが開業予定となっており、プフォルツハイム、マンハイム、オーバーハウゼン、レーゲンスブルク
での建設が計画されている。
欧州
アジア・パシフィック
ウールワース系列のマスターズが閉店予定
ウールワースが系列のマスターズをオーナー企業ホーム・コンソーシアムに売却することで、ホーム・コンソーシアム
は⼩売⼤⼿のハービイ・ノーマンを上回る豪州最⼤の⼩売店舗のオーナー企業となる⾒込み。全部で 61 店舗、合計約
70 万平⽅メートルを有するマスターズは、今週アラム・グループやスポットライト・グループ、ケミスト・ウェアハ
ウスなどを傘下に持つホーム・コンソーシアムに 8 億豪ドルで買収され、12 ⽉ 11 ⽇までに順次閉店する予定。
豪州
⽇本の⼈⼝減が問題となる中、ニセコ町の⼈⼝が増加
⼈⼝減少問題は世界第 3 位の経済⼤国である⽇本に重くのしかかっており、政府は今後の⼈⼝⾒通しに警鐘をならして
いる。また、⼀部の地⽅ではゴーストタウン化が起きている。そんな中、北海道のスキーリゾート地であるニセコ町で
は⼈⼝動態に悩みつつも⼈⼝が増えている。ニセコ町ではある意味⽇本政府が積極的でなかった移⺠の受け⼊れを⾏っ
ており、その結果、同地域は⾼級ホテルやレストラン、ショップなどの投資が活発化し、⽇本⼈や海外からの移住者を
引き寄せて好景気に沸いている。ニセコ町の⼈⼝は昨年 2.9%増加し 4,952 ⼈となった。これは 2010 年の⽔準で、過
去 40 年間で最⾼の伸び率となった。⼀⽅で⽇本全国の⼈⼝の伸び率は同期⽐で-0.7%となっている。
⽇本
FM Global が損失防⽌トレーニング・オペレーションセンター建設に着⼿
商⼯業財産保険会社の FM Global は、シンガポールの研究・開発・技術の中核拠点であるシンガポール・サイエンス・
パークで、新たな損失防⽌トレーニング・オペレーションセンターの建設に着⼿した。6 階建て 12 万 5,000 平⽅
フィートの施設には、アジアで同社初、そしてアジア⼤陸で初の実践型トレーニング施設を運営する FM Global アジ
ア・サイムゾーンが⼊居する。8,000 万シンガポール・ドルの建物は、事業スペース・ソリューションのアジア⼤⼿の
プロバイダーであるアセンダス・シンブリッジによって建設され、2019 年から運営が開始される⾒通し。
シンガポール
当資料は、投資の参考となる情報の提供を⽬的として、AMP キャピタル・インベスターズ・リミテッド(オーストラリアにおける登録番号:
AMP キャピタル・インベスターズ株式会社
ABN 59 001 777 591; AFSL 232 497)から提供された情報をもとに AMP キャピタル・インベスターズ株式会社が作成したものであり、特定の
登録番号: 関東財務局⻑(⾦商)第 85 号
有価証券への投資を勧誘する⽬的で作成したものではございません。当資料は、各種の信頼できると考えられる情報に基づいて作成されており
加⼊協会: ⽇本証券業協会、⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会
ますが、情報の正確性、完全性が保証されているものではありません。当資料中のいかなる内容も将来の投資成果及び将来の市況環境の変動等
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