08-S-1 カンジタ菌症(CA) 「メディシナルサプリメント摂取」に際しての注意事項 Natural Medical Protocols TM 食生活習慣の改善にお役立ください 医療施設名 含有成分名 毒性・過剰摂取・副作用 相互作用・使用上の注意 ビタミンA 「副作用」・ビタミンAの摂取に際して、過剰摂取または体質に合わ ない、商品の劣化により、「下記」のような副作用が現われる場合が あります。該当する症状が出た場合、担当の医師に相談してくださ い「 ・ 腹痛、食欲不振、骨の痛み、関節痛、発熱、頭痛、肌の乾燥、 多尿、光(特に紫外線)への皮膚の感受性の増加、嘔吐、唇の荒 れ、足の裏にオレンジ色の斑点が出る 」 β‐カロテン 「副作用」・ ProビタミンAの摂取に際して、過剰摂取または体質に合 わない、商品の劣化により「下記」のような副作用が現われる場合が あります。 「・ 腹痛、食欲不振、骨の痛み、関節痛、発熱、頭痛、肌 の乾燥、多尿、光(特に紫外線)への皮膚の感受性の増加、嘔吐、 唇の荒れ、足の裏にオレンジ色の斑点が出る。」 「左記の症状が現われた場合、2−3日で体内のproビタミンAは排 泄され、症状が緩和されますが、摂取量と摂取期間については十 分注意し、症状出現の確認をしながら進めてください。 「副作用」・皮膚の発赤 「相乗拮抗作用」・喫煙、飲酒はビタミンB1(チアミン)の吸収を阻 害します。 ・コーラなどの炭酸飲料、クエン酸が豊富に含まれる食材や飲料 水はビタミンB1(チアミン)の働きを抑制させます。 「副作用」・1日に1000mgの摂取量を越えた場合に、吐き気をと もなうことが報告されています。 「相乗拮抗作用」 ・アルコールはビタミンB2(リボフラビン)の吸 収または代謝を低下阻害します。 ・ ビタミンC(アスコルビン酸)・ 銅・ 鉄の大量摂取は体内でのビ タミンB2(リボフラビン)活性を抑制する可能性があります。 ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB3 「副作用」・1日あたり50mgを越えるナイアシンを摂取した場合、 下痢、頭痛、顔面潮紅、吐き気、および皮膚の乾燥をともなうこと が報告されています。 「副作用」・大量摂取によって下痢を引き起こす。 ビタミンB5 「相乗相殺作用」・ビタミンB6の不足を引き起こす可能性のある薬 剤 ・ エストロゲンホルモン(更年期改善のHRTで用いるホルモ ン) ・ 経口避妊薬 ビタミンB6 「副作用」・特段の副作用は認められていません。 ビタミンB12 「毒性と過剰摂取」・現在までに葉酸の毒性は報告されておらず、1 日あたり15mg(RDAの40倍量)を5年間摂取しても毒性は見とめ られていない。しかし、1日あたり30mg以上の摂取を長期間継続し た場合、吐き気、腸の膨満感、腎臓結石を引き起こす可能性があり ます。 「副作用」 ・現在までに副作用は確認されていません。 葉酸 ビオチン ビタミンD 「相乗相殺作用」・卵白に含まれる糖タンパクのアビジンはビオチ ンと結合してビオチンの活性を抑制します。 ・抗生物質およびスルホンアミドは腸内細菌の増殖に影響を与え ビオチンの合成を阻害します。 ・タバコはビオチンの吸収を抑制します。 「相乗相殺作用」・薬剤との拮抗作用については報告されていませ んが、カフェインはイノシトールの尿中排泄を促すことが報告され ているので、ご確認ください。 「使用上の注意」・抗生物質、スルホンアミドの処方に際してはイノ シトールの排泄を促す可能性が高いため、不足症状に留意する。 「副作用」 ・大量服用(メガドース)に際して、下痢、吐き気、顔面の 紅潮、頭痛、多尿の可能性が報告されています。 「使用上の注意」・ビタミンCの大量服用によって、銅の吸収が抑制 されることがあるので注意が必要です。 痛風、腎臓石、または、鎌状赤血球貧血症(日本人には稀)を持っ ている場合には使用には注意が必要です。 「副作用」 ・25.0μg/日以上のビタミンDを摂取した場合、以下のよ うな副作用が報告されています。「・便秘 ・下痢 ・ 口の乾き ・頭痛 ・ 精神錯乱 ・吐き気 ・異常な疲労 ・嘔吐 」 「相乗相殺作用」・以下の薬剤との併用でビタミンEの吸収が阻害 されます。 ・胃薬(重曹を主成分とするもの) ・ 喫煙によってビタミンEの吸収 が低下する ・ アルコールの多飲はビタミンEの吸収が低下する ビタミンE ビタミンK 「相乗拮抗作用」・ビタミンB12の吸収を阻害するものは以下のと おりです。 ・飲酒・ビタミンB6不足 ・ビタミンCを大量(2,000mg/日以上)摂取した場合 「副作用」 ・現在までに副作用は確認されていません。 イノシトール ビタミンC 「使用上の注意」・ビタミンB5(パントテン酸)へのアレルギーを持 つ場合、レボドパを服用している場合、および、血友病の場合には ビタミンB5の使用は控えてください。 「副作用」・ 1日に200mcg以上の摂取によって溶血性貧血、高ビリ ルビン血症、消化不良、発疹、皮膚のかゆみをともなうことがある。 ビタミンKの吸収を抑制する物質 ・抗生物質・アスピリン・大気汚染に含まれる化学物質・放射線・鉱物 油・抗凝固薬、風薬に含まれるサリチル酸塩、及び、アスピリンを飲 むときにはビタミンKの補給をするべきである。 *メディシナルサプリメントの保存管理は、酸化による成分劣化が起こりにくい、25度以下の冷暗所に保存してください。 著作・栄養医学研究所 08-S-2 カンジタ菌症(CA) 「メディシナルサプリメント摂取」に際しての注意事項 Natural Medical Protocols TM 含有成分名 食生活習慣の改善にお役立ください 毒性・過剰摂取・副作用 医療施設名 相互作用・使用上の注意 「相互拮抗作用」 ・高亜鉛症状では高カドミウムをともなうことがあ る 。亜鉛摂取に際しては鉄欠乏を防ぐために一緒に摂取する ・亜鉛と銅の吸収は拮抗する 亜鉛 鉄 「吸収阻害因子」 ・ フィチン酸塩(全粒)の過剰摂取·・亜鉛、銅、マンガンの過剰摂取 妊娠中の十分な鉄の摂取は特に重要である。次のように、貧血女性 では未熟児の出産率が高いと報告されている。 ・重度の貧血女性(2%)・平均的な貧血女性(4%) ・臨床的に貧血のない女性(8%)従来の研究では、母乳で育てた 乳児は哺乳瓶で育てた乳児よりも食品鉄の摂取量がはるかに多 いということが証明された。乳児は小腸から母乳中の鉄の50%を 吸収することができるが、牛乳中の鉄の吸収率は20%にすぎない。 銅 「相乗拮抗作用」 ・ 銅と亜鉛の吸収は拮抗する ・ビタミンCの大量摂取(>3,000mg/日)は血清中銅を抑制す る可能性がある 。 「副作用」・ 便秘、皮膚のかゆみ、消化不全。 カルシウム マグネシウム 「使用上の注意」・カルシウムとマグネシウムは胃腸での吸収が拮 抗する ・甲状腺ホルモンの過剰は骨からのカルシウム析出を促す ・カルシウムの大量摂取(2,000 mg/日)は鉄とマンガンの吸収を抑 制する 。 「副作用」・ 1回あたり300mg以上(エレメント量として)摂取した場 合に、便秘をおこすことがある。 「毒性」・・大量服用は下痢を起こす可能性が高い。 「相乗相殺作用」・カフェインはカリウムの尿中排泄を促進する クロミウム 「毒性」・クロムは毒性作用を有するが、職業性曝露後に最も頻繁に 発現する。クロム酸塩中の六価クロムは強力な酸化作用を有し、三 価クロムよりさらに毒性が強い。汚染された産業排ガスの吸入、クロ ム酸塩の粉塵や他のクロム汚染への接触曝露により次のこと が知られている: ・皮膚、鼻孔の炎症および壊死 ・肺癌 ・経口摂取により次のことが起こりうる ・胃腸障害 ・急性循環不 全 ・腎不全 マンガン 「毒性 ・マンガン過剰は食品鉄の吸収を阻害する。長期にわたる過 剰マンガンへの曝露は鉄欠乏性貧血を生じることがある。 マンガン摂取量の増加は銅含有金属酵素の活性を障害する。 「相乗相殺作用」・鉄の過剰摂取はマンガンの排泄を促進させる。 カリウム セレニウム 「相乗拮抗作用」・大量継続摂取(>2,000mcg/日)によって脱毛、 爪の形状障害、嘔吐、下痢、胃痛、ニンニク体臭 ・ビタミンEの吸収を促進(ビタミンEはセレニウムの吸収も促進す る) ・過剰曝露後の紫または緑色の舌。変色はしばらくして消失する。 ・下痢、痙攣などの胃腸障害、特に舌の変色と同時に起こる場合。 ・ 反射障害および神経筋の刺激・湿疹、皮膚炎・結膜炎 ・呼吸器の刺激、それにより生じる鼻炎、咽頭炎、慢性気管支炎、 びまん性肺線維症。・頻脈、躁鬱病・低血糖を生じることがある。 バナジウム 「毒性」 ・バナジウムは吸収率が低いため、経口投与は無毒である とみなされているが、非経口投与は毒性症状を引き起こすと考えら れる。しかし、長期にわたり過剰にバナジウムを補充すると毒性症 状を生じることがある。それは、バナジウムは容易にアミノ酸、ペプ チド、タンパク質、酵素基質複合体、ヌクレオチド、炭水化物、ATPと 結合し、それらの機能を阻害するからである。毒性は吸入後(産業 粉塵)でより高く、主な毒性作用を以下に挙げる: モリブデン 「毒性」 ・ 10−15 mg/ 日の摂取は、尿酸レベルを上げることに よって痛風を誘発する可能性がある。 「相乗相殺作用」・ 1日あたり500mcg以上の摂取によって銅の尿 中排泄を促進する可能性がある。 「副作用」・稀に呼吸が苦しくなること、胸の痛み、蕁麻疹、皮膚のか ゆみ、皮膚の腫れがみられることがあります。 ・1日あたり5g以上のDHAまたはEPAを常用した場合、血糖値の上 昇、内出血、鼻からの出血がみられることがあります。 「相乗拮抗作用」・血液抗凝固剤(ワーファリン、ジクマトールなど) を処方されている場合には必ず医師に相談してください。 「使用上の注意」・魚油から抽出されたDHA・EPAにはビタミンAお よびビタミンDがふくまれるため、3か月以内に妊娠を予定している 場合、妊婦および授乳中の産婦は使用をさけてください。 ・7500μg以上のビタミンA、および20μg以上のビタミンDが含 まれるDHA・EPAを摂取する場合には医師に相談してください。 ・DHA,EPAは血糖値およびLDL-コレステロールを上昇させること があるため、1日あたり3g以上のDHA、EPAを2か月以上常用す る場合には定期的な血液検査で値をチェックしてください。 ・DHA、EPAは酸化が早いため保存は遮光容器および冷蔵庫で 保存してください。 ・1日あたり15g以上のペクチンと3g以上のDHAまたはEPAを継 続摂取した場合、コレステロールが急激に低下することがあります。 「毒性・過剰摂取・副作用」 ・ケルセチンの過剰摂取によって希に炎 症を増強するケースがある。 「相乗相殺作用」・ブロメライン(パイナップルに含まれるプロテアー ゼ)はケルセチンの吸収および作用を増強する 。 オメガ-3系脂肪酸 DHA・EPA ケルセチン *メディシナルサプリメントの保存管理は、酸化による成分劣化が起こりにくい、25度以下の冷暗所に保存してください。 著作・栄養医学研究所
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