ダイレクトマーケティング代理店パリ

特集2
を
鍛えよ!
販売強化の
突破口
「死に筋は売り場から無くせ」
、
「優良顧客を大切にせよ」
、
「未開拓の有望市場を探し
出せ」―。マーケティングや販売の現場には、
「死に筋」
、
「優良」
、
「有望」
といったよ
うに、その定義を受け手に委ね放しにされた言葉がたくさんある。戦略を全社にいち早
く浸透させるには定義の明確化が必要だ。そしてまた、自社独自の定義を作れるかどう
かが競争に勝ち残る鍵を握る。
井上 健太郎 [email protected]
第1部
定義を見直し販売力を上げる ………………198
事例 オギノ、フェリシモ:死に筋やターゲットを再定義
事例 TOTO:業績回復は代理店活動度の再定義から
事例 新星電器:
「ヤマダ」に負けないための訪販定義
第2部
データ分析の工夫で定義力磨く ……………204
事例 イズミヤ、ファミリーマート、キユーピー:
新たな販売方法や需要を定義
事例 アサヒビール:ブランドイメージを機械的に判定
事例 アイスタイル:口コミの活用状況を分析に生かす
寄 稿
定義力を鍛えて、企業の問題解決を ………210
JANUARY 2006
日経情報ストラテジー
197
第1部
定義を見直し販売力を上げる
「優良顧客」
などの定義が突破口に
POS(販売時点情報管理)デー
といちいち前置きしながら話し合う
実稼働会員数は32万人に上る。高
タを分析して、売れ筋商品を棚に
ことになる。ともすれば、前提が食
齢者や乳幼児を除いた山梨県の人
多く並べ、死に筋を撤去する──
い違ったまま、成果の出ない戦略が
口は80万人。これに対しての32万
もちろん原則はこうだ。だが、そも
進められることにもなる。
人だからカバー率はかなり高い。そ
の豊富な顧客情報から様々な定義
そも売れ筋とは何か。どの程度の期
間に売れたものを指すのか。誰に売
死に筋の定義を見直す
の見直しをかけたのだ。
それを象徴するのが、同社の「死
れているものをいうのか──。こう
全社的に定義を明確にし、時に
した漠然とした迷いは、どの販売の
は定義を見直すことで販売力を上
現場も抱えている。
げてきたスーパーがある。山梨県甲
八ヶ岳の麓、北杜市長坂町にあ
あるいは、
「優良顧客から支持さ
府市のオギノだ。年商は700億円規
る長坂店は、単品別の売れ筋順位
れる店舗作りを目指す」と経営陣
模の中堅スーパーだが、2004年度
から、ピクルスやフォンデュー用チ
が打ち出しても、
「優良顧客」とい
まで10年連続で増収、直近では5年
ーズなどの高級食材を死に筋と判
う定義をきちんと行わないと、せっ
連続で増収増益を続けている。
断して棚から撤去したことがある。
に筋」の定義の見直しだ。
ふもと
かくの戦略も現場にとってはあいま
オギノの商圏は決して平穏ではな
ところが、来店客から「なぜ置か
い。甲府市にはイトーヨーカ堂が進
なくなったのか」と店長に直接苦情
現場が戦略を実行する力を付け
出するなど、次々とナショナルチェ
が来た。その顧客は長坂店近郊の
るには、まずは組織の中でできるだ
ーンが進出している。にもかかわら
別荘地の客だという。そこでオギノ
け明確な定義を共通言語として持
ず、オギノの業績は堅調だ。
は、東京や神奈川などを住所とす
いなものになってしまう。
たなければならない。さもないと、
オギノの定義力を支えるのが1996
る別荘客と思われる属性の顧客デ
会議では「私は優良顧客をこう解
年に導入した「オギノグリーンスタ
ータを調べたところ、来店時には大
釈したうえでこう施策を実施する」
ンプカード」である。2005年現在、
量に食材を購入してくれる優良客
写真撮影:村田 和聡
198
日経情報ストラテジー
JANUARY 2006
「定義力」を鍛えよ!
が多いことが分かった。
「そうした優良客が重視する商
品は、一見、死に筋でもカットして
●毎月の買い上げ金額で10等分に顧客をランク付けする
得意客
ランク
買い上げ金
1回当たりの
構成比(%) 累計比(%)
額合計
(円)
客単価
(円)
人数
来店回数/
週(回)
1
787
39635755
36.62
36.62
3960
3.14
はいけないと気づいた。それは『来
2
787
20901635
19.31
55.93
3491
1.88
店動機商品』だ」
(飯野弘俊執行役
3
787
14154501
13.08
69
3250
1.37
4
787
10271658
9.49
78.49
3197
1.01
5
787
7655900
7.07
85.57
2995
0.8
て長坂店は、単品管理データのみ
6
787
5690801
5.26
90.82
2935
0.61
に基づく死に筋分析で別荘地の優
7
787
4145042
3.83
94.65
2676
0.49
8
787
2927155
2.7
97.35
2403
0.38
9
787
1926195
1.78
99.14
1870
0.32
10
800
934536
0.86
100
1077
0.27
7883 108243178
100
100
3308
1.03
員社長室総括マネジャー)
。こうし
良顧客を失う失敗を防ぐことがで
きた。
合計
優良顧客の視点こそ貴重
では、そもそもオギノにとっての
優良顧客とは何か。定義はシンプ
ルだ。月間ごとに買い上げ額で10
ランク(同社ではランクを「デシル」
●オギノでは2ランク以上落ちた顧客の売り上げ低下分を「想定機会損失」とする
6月
7月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
未稼働
1
582
163
47
21
13
5
2
1
2
0
6
2
149
282
184
95
48
24
12
9
6
2
14
3
26
154
188
144
103
85
41
29
16
3
34
と呼ぶ)に分けて、上位ランクを重
4
15
90
129
127
133
76
70
67
84
73
141
視する。前月ランクが上位1∼3だ
10
1
3
10
11
15
30
43
55
67
119
142
791
780
769
745
714
680
639
572
548
500
3358
ったのに、2ランク以上落ちた顧客
は、優良顧客をつなぎ留める努力
合計
得意客ランクを維持した場合との比較による1カ月間での想定機会損失額
が至らなかった結果だとして、その
想定機会損失額を算出している。
1999年からこんな単純な定義を
しただけで、事実の掘り下げが次々
ランク1からの脱落客
ランク2からの脱落客
ランク3からの脱落客
97人
210人
311人
約
約
約
合計
と進む社風に変わった。店舗改善
360万円
290万円
160万円
810万円
のやり方も変わった。
機会損失額の大きい店舗では、
かった」
(飯野マネジャー)
動や体感情報にこそ、宝の山があ
同社ではクレーム情報の管理画
る」といわれる。マーケティング・
新商品のモニター会を開く。その時
面で顧客のランクを簡単に参照で
コンサルティング会社、ドゥ・ハウ
に店舗への改善意見も聞く。
「優良
きるようにしてある。優良顧客のク
スの稲垣佳伸社長は、
「売れ行きデ
顧客は、店舗に思い入れがあって、
レームは、そこに新しい発見がある
ータだけでは有望市場や今後のヒッ
実に細かく店舗を観察している。評
と考えているためだ。
ト商品を発見することは難しい。か
ランク1の顧客15∼20人を招いて、
判の悪い店員が1人いるだけで、か
もともとマーケティングの世界で
といって、消費者に聞き取りを実施
なり客足に影響があることなどが分
は、
「ロイヤルティーの高い客の行
したとしても、見た目で誰にでもい
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日経情報ストラテジー
199
●新商品のDMはリピートを観察したいため「定期券」として使ってもらう
20代後半の独身女性だが、第2ター
ゲットはギフト用を中心とする30∼
40代の主婦というものだ。
通常期は第1ターゲットに力を入
れるが、ギフト品が伸びる季節は第
2ターゲットを狙う戦略を採った。
例えば、第1ターゲットに向けては、
携帯電話に服を着せる商品を出し
た。一方で、第2ターゲットに向け
ては、ほ乳瓶用製品や各種スポー
ツのユニフォーム版を出すなどだ。
2つのターゲットを交互に狙う戦略
が功を奏して1500∼3000円のミュ
えるような改善要望や批判ばかり集
といった協力関係も増えた。
万個以上を売り上げている。
まることが多い。ポジティブな意見
も言える優良顧客のとらえた事実
戦略を現場の定義にしていく
定義の見直しには、代理店の活
オギノばかりではない。顧客ター
動度や訪問営業の例もある。例え
オギノはさらに「新商品が売れ筋
ゲットの定義を見直してうまく新商
ば、TOTOは代理店の活動度を定
に育つかどうかはダイレクトメール
品を軌道に乗せた例もある。ペット
義して、その数値をテコに代理店に
(DM)のヒット率ではなく、むしろ
ボトルをおしゃれに持ち歩いてもら
意識変革を迫った。また、東京・
その後のリピート率で見る」
、
「同時
おうと、パリのデザイナー服を着せ
足立区の電器店、新星電器は一定
購買率の分析は、POSレジを同時
てみるという発想からスタートした
期間に注文がない客を「未稼働客」
に通過したかどうかでなく、同じ顧
フェリシモ
(神戸市)
の
「ミュニデ」
が
と定義して、そこへの訪問を徹底さ
客が一定期間内に購入したかどう
それだ。当初想定したターゲットは
せることで売り上げ確保に役立てて
かを見る」など、独自の定義を決め
20∼30代の女性。かわいさやシャ
いる。以下では、それをさらに詳し
ている。
レが分かる人に売ろうと考えた。
くみていこう。
にこそ発見がある」と指摘する。
200
ニデシリーズは約4年間で累計200
こうした定義を可能にした同社
ところが、発売してみると、
「35
の豊富な情報力は、食品メーカー
∼40歳以上の着せ替え人形で遊ん
などとの協力関係を深める波及効
だ世代も面白がって買ってくれた。
果も生んだ。
ギフト用に購入する需要もかなりあ
POSデータを共有して調べる共
った」
(山根雄作krasoグループ フ
同研究会に参加するメーカーは80
ァミリー&リビングチーム係長)
。
社に達している。当然、メーカーの
そこで同社はターゲットを定義し
販促金で新製品案内のDMを出す
直した。あくまで第1ターゲットは
日経情報ストラテジー
JANUARY 2006
●フェリシモの山根氏と「ミュニデ」
「定義力」を鍛えよ!
重点店回りを強化するためには、
事例
1次代理店のサポートに割かれる
業績回復は代理店活動度の再定義から
TOTOの営業担当者の負担を軽減
する必要があった。
東陶機器(TOTO)
そこで見直したのが、1次代理店
の活動度である。TOTOの営業担
TOTOは1999年3月期と2000年
3次店に相当する代理店営業を強化
当者の役割は「代理店の引き合い
3月期に最終赤字を出したものの、
したためだ。具体的には工務店やガ
獲得まで」とし、それ以降の見積も
その後、2004年3月期、2005年3月
ス器具店などだ。細かいリフォーム
り、受注処理、アフターサービス、
期は対売上高営業利益率が5.9%、
需要を取り込むには、TOTO自身
クレーム処理は1次代理店が主体と
6.3%と急速に業績が回復している。
がそうした商談の現場まで下りてい
なって行うよう線引きを明確にし
く必要があると判断した。
た。1次代理店への支援はTOTOの
とりわけ台所や浴室などのリフォ
ーム事業が好調だ。リフォーム需要
そこでTOTOはまず、営業担当
コールセンターである「営業センタ
の売り上げは新築需要の売り上げ
者の評価指標を、従来の「担当1次
ー」やネットの情報検索機能などを
を上回り、2006年度はその比率が
店の売り上げ」から「担当地域の
強化することでカバーしていった。
60対40になる見込み。その陰に、組
売り上げ」および「重点店の売り上
織の役割と営業担当者の評価を再
げ達成率」に変えた。
定義する改革があった。
代理店との役割分担を明確に
リフォーム事業が伸びているの
は、1次代理店のみならず、2次店・
3指標で1次店の活動度を定義
2005年3月期の場合、工務店な
TOTOの営業センター長は、1次
ど1万3000店を重点店に選んだ。重
店の活動度を指標化した。従来、1
点店の売り上げが2次店・3次店全
次店は売り上げさえ立ててくれれば
体に占める比率は2002年の20%未
TOTOは何も言う必要はなかった。
満から30%に伸びた。
だが、リフォーム事業重視の新戦略
にはどうしても1次店のあるべき役
●TOTOの関東4支社が巡回した2次・3次店(重点店)の売り上げ増加状況
割を浸透させる必要があった。1次
35
代理店がTOTOの営業担当者に投
(億円)
30
25
北関東・東関東・東京・横浜の4支社が重点店と
して営業をかけたことのある店舗の累積数と、重
点店全体の月平均売上高
げかける修理部品番号の問い合わ
せといった案件の多さは、1次代理
店の商品知識不足や、ネットで調
20
6712店
15
べずに電話で丸投げしたがる傾向に
起因することが分かったからだ。
10
4279店
5
0
7540店
1061店
2002年度
上期
1641店
2002年度
下期
5718店
そこで営業センター長が1次店を
2768店
2003年度
上期
月1回訪問し、啓もうを続けた。
2003年度
下期
2004年度
上期
2004年度
下期
2005年度
上期
具体的にはこんな問いかけだ。
「貴
社は2次店からの問い合わせを取り
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日経情報ストラテジー
201
次ぐだけの伝言ゲームの状態に陥っ
外回りの訪問件数は年間約1500件
ていませんか」
「自分ですぐに修理
とおよそ2倍に伸びた。北関東支社
部品の問い合わせに回答できるよう
の場合、重点店は半期ごとに200店
にすれば、2次店の満足度は高くな
前後を選び、50人強の営業が巡回
ります」
「ネットを活用すればTO
する。軌道に乗ると1次店にサポー
TOに問い合わせなくても、7割は
トを引き継ぐ形で徐々に2次店・3
すぐに納期回答が可能になります」
次店網を活性化している。
●北関東支社の営業センター
2001年から北関東支社を皮切り
にこうした啓もうを開始した。
言葉での説得ばかりでなく、具体
事例
的な管理指標をグラフにして1次店
の経営幹部に見せた。
「ヤマダ」に負けないための訪販定義
とりわけ重視したのは、①発注率
新星電器
──受注案件の入力をTOTOに投
げずに1次店がオンラインで行った
比率、②見積もり率──見積もり
東京都の北部、東武伊勢崎線の
をTOTOに投げずに1次店が行った
竹ノ塚駅から徒歩10分ほどの場所
比率、③売り上げ当たりのネットの
に佇む新星電器(東京・足立区)
。
閲覧数──1次代理店支援のシス
5km圏内に居並ぶのはヤマダ電機
テム「テトラ」の参照回数を1次店
テックランド足立店、コジマ足立
の売り上げ1億円当たりに換算した
店、サトームセン足立古千谷店な
閲覧数だ。
どの強豪である。
先行して取り組んだ北関東支社
この街の電器店は、1990年ごろ
の場合、①の発注率は2002年から
から多くの大型電器店の侵攻にさ
3年かけて5∼6割だった代理店が20
らされてきた。だが、新星電器は一
ポイント近く上昇した。
度も資金繰りに窮して銀行に頭を
この間、1次代理店支援システム
下げたことはない。
●新星電器の店舗と主計社長
を張る。
がっちりと顧客をつかんだ難攻不
「テトラ」への利用登録も急増。現
「12年ほど前にヤマダの1号店が
落ぶりを見込んだ東芝など取引メ
在、1784店の1万3683台のパソコン
来てから2∼3年の間だけはさすが
ーカーは、主計社長にその秘けつの
が利用登録しているという。
に売り上げが15∼20%ほど落ちた。
講演を請うほどだ。
こうした代理店の活動度アップ
だが、その後に客が戻ってきた。ど
営業6人で年商2億1000万円の同
が奏功して、TOTOの営業担当者
んなに大型店が出店して来ようが年
店は、営業1人当たり月商250万∼
が重点店などを外回りできる件数
商2億1000万円前後をキープする自
300万円あり粗利率は30%台前半
かずえ
も増えた。営業担当者1人当たりの
202
日経情報ストラテジー
JANUARY 2006
信がある」
。主計峯生社長はこう胸
を確保している。この8∼9月は液
「定義力」を鍛えよ!
形態、気づき情報などだ。
「誕生日
密度を測るものだから、店頭での販
同店の販売力の強みは、顧客の
を教えてくれない客とは、関係を深
売はカウントに含めない。
育成・確保活動を維持するための
めるのは難しいと判断して顧客リス
訪問活動の基準はこうだ。過去
指標を明確にしていることにある。
トの掲載はあきらめることにしてい
60万円以上の買い上げがあったSと
る」
(主計社長)
Aランクの客には御用聞きをしない。
晶テレビを50台売った。
例えば、顧客対応の質と売り上
むしろB、C、Dランクの未稼働客
げを両立できる顧客数も決めてあ
かつては、商圏内シェアや、顧客
る。
「頑張れ!」とただ尻を叩くの
内の売り上げ集中度を管理しよう
に最低でも3カ月に1回訪問させる。
ではないのだ。営業1人当たりの顧
かと主計社長は考えていた。だが、
ただしSやAランクの顧客から、
「テ
客数は「経験則から300∼350軒が
大型電器店の台頭につれて、フェ
レビを録画したいが、リモコンの使
適正値」
(主計社長)という。同社
ース・トゥ・フェースの付き合いを
い方を急いで説明してほしい」など
は大型テレビを設置して丁寧にリモ
絶やさないための管理指標こそ重要
の相談電話が入れば、すぐそちらに
コンの使い方を説明するまで最低3
だと考えるようになった。
向かうよう指示を出す。
時間かける。同社の顧客は50歳以
そこで、通算購入額が60万円以
未稼働客への訪問時はまずは「以
上が7割を占めるだけに操作法の丁
上のS、Aランクの優良客を増やす
前ご購入いただいた製品の調子は
寧な説明は非常に喜ばれる。
ための活動指標を定めた。
いかがですか」と尋ねるだけだ。転
年間1回でも購入・修理などの注
居してしまったり注文が今後もらえ
文がもらえた顧客を「稼働客」とし
なさそうな顧客は年間で1割発生す
主計社長は日本語入力のできる
てみることにした。年間稼働率は
るので、
「休眠客」リストに移し変
パソコンが普及し始めた80年代半
65%をキープさせる。ただし稼働に
える。その分は新規訪問や紹介で
ばから、まずは顧客情報のデータベ
カウントするのは、あくまで新星電
獲得する。こうして、常に稼働客中
ース化を熱心に進めていた。誕生
器のほうから訪問した結果の売り上
心の顧客リストを維持する仕組み
日、販売履歴、家族構成、住居の
げに限る。稼働回数は顧客との親
を作り上げた。
顧客リスト作りから定義が発展
●新規顧客を獲得した時に気づき情報なども含め登録する
●訪販担当の5人の営業は未稼働客を徹底訪問する
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