実験学習展開計画 中学校 第2学年 第2回 真岡市科学教育センター 単 元 内 ね ら 準 学 名 動物のなかま 容 脊椎動物の仲間・無脊椎動物の仲間 い ① ② 備 脊椎動物(フナ,イモリ,トカゲ,ひよこ,ウサギ) 教師用解剖セット(1) 生徒用解剖セット(35) 習 (2学期) 脊椎動物の体の特徴が生活場所と関係があることに気付くことができる。 アサリやイカを解剖し,その特徴を適切に記録している。 活 動 時 間 教 (科学的な思考・表現) (観察・実験の技能) 動物図鑑(35) 骨格標本(脊椎動物5種,無脊椎動物) 醤油滴下スポイト(16) パソコン(1) 教材提示装置(1) 師 の 支 援 と 評 価 1 動物が背骨の有無で分類できるこ とを理解する。 5分 2 身近な動物に対する興味・関心を 高め,学習課題を確認する。 5分 いろいろな動物のレントゲン映像を視聴 させ,脊椎の有無に気付かせる。 ・ 新出語句を説明する。 【脊椎動物,無脊椎動物】 ・ 脊椎動物に対する興味・関心を高めさせ 学習課題を確認させる。 ブラックボックス 「脊椎動物が入っています。どんな動物で しょうか?」 ・ 脊椎動物の体の特徴はどのよう になっているのだろうか。 3 体の特徴のうち1つを予想する。 5分 4 観察の方法を確認し,体の特徴を 観察する。 15分 5 観察の結果を表にまとめ,体の特 徴と生活場所との関係を考察する。 15分 ・ 体の特徴として,体の表面の様子,体の つくり,呼吸の仕方,体温などを予想させ る。 ・ 動物愛護の観点から大切に観察させる。 ・ 体のつくりについては,骨格標本等も活 用させる。 ・ 体温については,動物に直に触れさせ, 温かい,冷たいの違いを実感させる。 ・ 呼吸の仕方については,図鑑等も活用さ せる。 ・ 観察結果を発表させ,共通理解を図る。 ・ 観察結果を表にまとめさせる。 ・ 脊椎動物の体の特徴が生活場所と関係が あることに気付かせる。 大型装置・AV機器・PC等の活用 科学実験室 <PC> 動物のレントゲン映 像によって,脊椎の有 無に気付かせる。 科学実験室 <PC> 動物図鑑を活用し, 呼吸の仕方を理解させ る。 評価【科学的な思考・表現】 ○おおむね満足できる状況 脊椎動物の体の特徴が生活場所と関係 があることを見いだすことができる。 ◎十分満足できる状況 脊椎動物の体の特徴が生活場所と関係 があることを具体例をあげて説明するこ とができる。 (行動観察・ワークシート) 6 体の特徴を整理し,観察した動物 を5種類に分類する。 5分 ・ 1 身近な動物に対する興味・関心を 高め,学習課題を確認する。 5分 ・ 無脊椎動物のうち,昆虫類や甲殻類に共 通する特徴を確認させ,学習課題を確認さ せる。 ・ 新出語句を説明する。 【外骨格,節足動物】 ・ アサリ(イカ)の体の特徴はど のようになっているのだろうか。 2 体の特徴のうち1つを予想する。 5分 3 観察の方法を確認し,体の特徴を 観察する。 25分 4 観察の結果を表にまとめ,体の特 徴を考察する。 10分 5 軟体動物についてまとめる。 5分 観察結果の表をもとに,いくつかの仲間 に分類させる。 体の特徴として,あしのつくり,骨格, 呼吸の仕方などを予想させる。 ・ アサリが砂地にもぐる様子を観察させる ・ アサリ(イカ)を解剖し,体のつくりを 記録させる。 ・ イカの場合,口から醤油を注ぎ込ませ, 内蔵と繋がっている様子を観察させる。 ・ あしについては,直に触れさせ,骨格の 有無を実感させる。 ・ 内臓が外とう膜で覆われていることを説 明する。 ・ 呼吸器官を説明する。 ・ 観察結果を表にまとめさせる。 ・ 体の特徴を節足動物と比較させ,共通点 や相違点に気付かせる。 ・ 脊椎の有無,骨格の有無,筋肉の有無な どについて説明する。 ・ 新出語句を説明する。 【外とう膜,軟体動物】 評価【実験・観察の技能】 ○おおむね満足できる状況 アサリやイカを解剖し,その特徴を適 切に記録している。 ◎十分満足できる状況 積極的にアサリやイカの解剖に参加し 適切に解剖道具を扱い,観察結果を適切 に記録している。 (行動観察・ワークシート) 反 省 科学実験室 <PC> 脊椎の有無,骨格の 有無,筋肉の有無を説 明する。 科学実験室 <提示装置> 拡大提示しながら, 解剖の様子を説明する
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