11月特別号 舞鶴とのつながり 舞鶴市立倉梯第二小学校 今から約 70 年前の第二次世界大戦後、ソ連(今のロシア)のシベリアや中央アジアに 多くの人が連れて行かれました。ウズベキスタンには約 25,000 人の日本人が住まわされ、 ウズベキスタンってどんな国? 発電所や学校などを建てました。それらの多くは、今も使用され、大地震でもこわれな かったので、勤勉な日本人は尊敬され続けているそうです。 ウズベキスタンは日本からおよそ 6,400km離れた中央アジアにあり、 ウズベキスタンでナヴォイ劇場を建設した日本人のほとん 人口は約 3,000 万人、1991 年にソビエト連邦から独立した国です。 どが、舞鶴港に引き揚げてこられました。このように、戦後 面積は、日本の約 1.2 倍です。首都はタシケント。 日本人が海外から帰国することを「引揚」といい、舞鶴港に は 13 年間にわたって多くの人が帰ってこられました。 伝統的な食べ物 給食のこんだて 本来は素材の味を大切 プロフ 紙幣に描かれている日本人が建 設に関わったナヴォイ劇場 プロフ ノン ケバブ プロフは、肉、玉ねぎ、にんじ ノン(ナン)は、ウズベキス ケバブは、肉や魚を焼いた料 ん、米を炒めた後に炊きあげた タンの伝統的なパンです。丸 理のことです。牛肉や羊肉が 料理で、ピラフに似ています。 く平たい形をしています。中 人気です。ウズベキスタンで 家庭によって作り方や材料はさ 央が少しへこんでいて、飾り は羊肉を使った料理が多くあ まざまです。 が付けられています。 ります。 香草サラダ 野菜と玉ねぎのみじん切りにディルという香草を 混ぜた、シンプルなサラダです。 にしているウズベキス 牛肉、玉ねぎ、にんじんを タン料理ですが、今回は オリーブ油で炒めて塩とク 給食用に少しアレンジ ミンシードで調味し、ごは ガロフはひよこ豆のことです。大きく角切りにした肉、にん して作ってみました。 んに混ぜ合わせます。 じん、じゃがいも、ピーマン、玉ねぎ、ひよこ豆を煮込み、 ガロフスープ ディルという香草と塩だけで味付けしたスープです。
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