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一橋大学(前期)【地理】解答例

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一橋大学(前期)【地理】解答例
Ⅰ
問1
C=ベトナム
南北統一後の 1980 年後半、ドイモイ政策で市場経済を導入し森林面
積が減少した。1990 年代より保護政策に転じ、エビの養殖池の造成により減少した海
岸部のマングローブ林や、林業で伐採された内陸部の森林の植林など回復保全事業に
日本企業が寄与した。(123 字)
問2
該当する諸国は 1990 年前後に社会主義計画経済体制を放棄し、その後欧米型民主主
義制度の導入と市場経済化を進めてきたが、温室効果ガス排出削減のために必要な資
金や技術が十分でなかったことから、該当する諸国との関係が改善した西側先進諸国
が各々の持つ資金の投下や技術提供により利益を獲得する好機と捉えた。
(145 字)
問3
E=ロシア
ソ連崩壊後の市場経済化により亜寒帯気候地域に広がるタイガの針葉樹
が輸出目的で伐採されるようになったが、過度の伐採で、生態系の破壊、湿地化、光
合成の不活発化と凍土層融解に伴う温室効果ガス放出に起因する温暖化への寄与など
の問題が生じている。(123 字)
Ⅱ
問1
X=インド、Y=ロシア
問2
オーストラリア産の鉄鉱石と石炭を大量に輸入するようになったことで、鉄鉱石と石
炭の価格上昇とそれに伴う好景気をオーストラリアにもたらし、中国がオーストラリ
アの最大の貿易相手国になった。その結果、オーストラリアと日本との貿易関係が弱
まり、オーストラリアは、貿易関係を含めて中国との連携を深めている。(147 字)
問3
メキシコは、アメリカ合衆国やカナダよりも賃金水準が低く、低コスト生産が可能な
ため、NAFTA体制下で北アメリカにおける製造業の生産拠点としての性格を強め
てきた。この結果、自動車をはじめとするメキシコに現地生産拠点を設けた日本の製
造業などから、日本が製造した鉄鋼に対する需要が増大し続けていること。
(148 字)
問4
G7先進国の企業は市場原理に基づき行動するが、中国の企業は政府の雇用機会の確
保や経済成長を推進する方針などに縛られて市場原理を無視して行動する。
(72 字)
Ⅲ
問1
イギリスが貿易赤字になっている旧植民地のインド、カナダ、南アフリカ共和国は、
一次産品などの生産・供給拠点であり続けているが、これらの国々との貿易は、EU
との貿易に比べて貿易額・増加率とも見劣りし、EUとのつながりを大英帝国の歴史
的つながりで代替することは困難と思われる。一方、ロシアや中国といった経済規模
の大きい国は、一次産品や廉価な工業製品の生産・供給拠点およびイギリスの市場と
して期待できる。
(198 字)
問2
Eは、社会主義時代は旧ソ連・東欧諸国との経済関係が深かったが、2004 年のEU加
盟を契機にドイツやイギリスなどEUの経済大国との経済関係を深化させてきた。M
は、東西冷戦終結に伴い、アゼルバイジャンなどのカフカス諸国や中央アジア諸国で
エネルギー資源開発とその対ヨーロッパ輸出が活発化したことを受け、それらの国と
EU諸国双方との間に良好な関係を持っているため、中継貿易拠点としての地位を構
築してきた。
(196 字)
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