生と死の語りⅡ - 学校法人東洋英和女学院

The Institute
of Thanatology
死生学研究
❑会場
東洋英和女学院大学 2014年度
<公開>
東洋英和女学院大学大学院
(六本木)201教室
東京都港区六本木5-14-40
渡部麻美
2月 14日(土)
14:40-16:10(受付14:10~)
プロフィール
2009年筑波大学大学院修了。2012年3月まで日本学
術振興会特別研究員PD。2012年4月より本学人間科
学部講師。専門は対人社会心理学。
主要業績
『スタンダード社会心理学』サイエンス社(共著)
2012年。『質問紙調査と心理測定尺度』サイエンス
社 (共著) 2014年。「大学生が望ましいと考える
自己表現」『人文・社会学論集,31 』2014年。「主
張性の4要件尺度の改編と妥当性の検討 」『社会言
語科学,16』 2013年。
2月 14日(土)
16:20-17:50
―遺族に対する調査の課題
内容紹介:近親者との死別は我々にとって大きなストレッ
サーとなる。死別後の悲嘆が長期にわたって日常生活に
支障をきたすこともあるが、その一方で多くの人が悲嘆から
回復し、新たな生活を切り開いている。誰もが経験する死
別 や 死 別 後 の 悲 嘆 に つ い て 検 討 す るこ と は、我 々 が
well-beingを確保していく上で重要なテーマである。しかし、
死別は個人のプライバシーに大きく関わる出来事であり、
死別経験を尋ねることは調査対象者に否定的影響を与
える可能性もある。本講座では、死別後の心理過程を明
らかにした社会心理学の研究を紹介し、遺族に対する調
査の倫理的課題について考えたい。
(ふくだ あまね) 本学人間科学部教授
身体の傷と心の傷
―フリーダ・カーロの絵画にみる生と死の語り
プロフィール
上智大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程単
位取得満期退学。本学准教授を経て 2010年より現
職。臨床心理士。専門は心理臨床におけるイメージ
技法。主に心理療法におけるイメージの展開とその
治療的意義を研究テーマとする。
主要業績
『心理・教育統計法特論』放送大学教育振興会(共
著)2009 年。「統合失調症への塗り絵を用いた心理
療法」『箱庭療法学研究』第 22 巻 1 号、2009 年。
「金子みすゞの作品と生涯にみる生と死-分析心理
学の視点から-」『死生学年報 2011 作品にみる生
と死』リトン、2011 年。スーザン・ケイヴ著『心の
問題への治療的アプローチ―臨床心理学入門』新曜
社(共訳)2007年。
東洋英和女学院大学
(わたなべ あさみ) 本学人間科学部講師
社会心理学における死別研究
福田 周
第8回連続講座
2015年
生と死の語りⅡ
❑最寄駅 六本木駅(日比谷線徒歩10分)
❑参加費
各回500円
麻布十番駅(大江戸線徒歩5分、南北線徒歩7分)
本学院在校生・教職員無料
❑先着 100名様
❑事前申込み
不要
第7回連続講座
2015年
連続講座
内容紹介:フリーダ・カーロ(Frida Kahlo,1907-1954)は、
メキシコの生んだ20世紀前半の女流画家であり、シュール
レアリストとして、ヨーロッパ的感性にインスピレーションを得た
創作活動を行い、その知的かつ特徴的な独自の創作
は、のちにフランスのシュルレアリストたちに高く評価された。
夫であるディエゴ・リベラとの恋愛、そして自身の交通事故
による身体の障害への苦悩がその作品に深く関与している
といわれている。そこで、本講座ではフリーダの心の悩みが
どのようにその創作活動と関連しているかを身体の傷と心
の傷という視点から論じていきたい。
死生学研究所編(リトン刊)
『死生学年報2014
語られる生と死』
定価2,500円+税 一般書店でご注文・ご購入いただけます
お問合せ先
東洋英和女学院大学死生学研究所
[email protected]
03-3583-4035(fax専用)