購入先総合評価制度の導入購買部門では、全社的な「購入先総合評価制度」を導入し、 2006年度から運用を開始しました。購入先さまとの取引状態を把握し、定量的に評価することに 2006年度は、購入先さま約200社を対象に、過去1年間の実よって、発注プロセスの透明性を高めています。績を評価し、購入先さまと当社自身の課題を共有化して、改善従来は製造部門ごとに異なっていた購入先評価基準を、「経しました。営」「環境」「品質」「納期」「協力度」の観点で整理し、総合的な購入先総合評価制度の導入によって、サプライチェーンの質評価基準として共通化するとともに、運用の仕組みを構築しま的向上を図り、グリーン調達やトータルコスト低減を総合的にした。展開します。企業活動報告購入先総合評価制度の概要願いしています。購入先総合評価は、1年間の購入実績を集計して7月に結「経営」「環境」「品質」「納期」「協力度」については、評価項果を決定します。その評価結果に基づいてランク付けを行目ごとの評点の合計で定量的に評価します。い、購入先基準を満たさない場合は、面談により改善をお ■年間評価スケジュール 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月社会性報告 3 月購入先総合評価評価結果通知（是正・改善要求）購入先ごとの是正・改善取り組み ■総合評価表による評価総合評価 A 合計環境経営報告総合評価［環境］……………………50点 ※配点［経営］［品質］［納期］［協力度］…………100点合計……………………………400点 1.経営 120 100 項目評価実数評価 1.経営 A A 2.環境 A A 3.品質 B B 4.納期 A A 5.協力度 B B 事業所加点事業所加点の理由 80 60 4.納期 6.その他「環境」については、グリーン調達基準に沿って作成した「環境保全活動調査表」を使ってアンケート調査を行い、グリーン調達度評価結果で評価しています。2006年度の評価結果は右図のようになりました。 40 5.協力度 2.環境 3.品質 ■総合評価項目「環境」での評価結果（社） 250 Dランク 200 Cランク 150 Bランク 100 Aランク 50 0 2006年度大日本スクリーングループ社会環境報告書 2007 21