平成22年度新潟県製菓衛生師試験問題

平成22年度新潟県製菓衛生師試験問題
試験実施の注意事項
1 係員の指示があるまで、問題を開かないでください。
2 この問題とは別に、解答用紙を1枚配ってあります。
3 解答用紙に氏名、受験番号を記入してください。
4 解答は、解答用紙に記入してください。
記入方法は、問題の4つの選択肢の中から正解を1つ選んで、解答
番号の枠の中をぬりつぶしてください。2つ以上解答すると無効にな
ります。
5 誤って記入した場合は、消しゴムで完全に消し、改めて記入してく
ださい。
6 製菓実技は、選択問題となっています。「和菓子」「洋菓子」「製
パン」の3分野の中から1分野を選択し、解答用紙の選択分野の枠の
中をぬりつぶしてからその分野の問題を解答してください。「マーク
がない場合」や「2つ以上ある場合」は無効になります。
7 不正行為は絶対にしないでください。不正があった場合は退場して
いただきます。
8 筆記用具等を落としたときや具合が悪くなったときは、手をあげて
ください。
9 試験時間は2時間です。1時間経過後は、解答を終了した者には退
場を認めますので、解答用紙を机上に伏せ、静かに退席してください。
-1-
衛生法規
問1
製菓衛生師法に関する次の文の(
)の中に入る語の組み合わせとし
て、正しいものはどれか。
「製菓衛生師法は、製菓衛生師の資格を定めることにより菓子製造業に従事
する者の(
A
)を向上させ、もって(
B
)の向上及び増進に寄与す
ることを目的とする。」
1
A
技能
B
公衆衛生
2
A
技能
B
社会福祉
3
A
資質
B
公衆衛生
4
A
資質
B
社会福祉
問2
消費者問題に関する次の文の(
)の中に入る語として、正しいもの
はどれか。
「複雑化する消費者問題について、従来の縦割り行政では迅速な解決が図ら
れず、国民の間に大きな不満や不安が生じたため、法律や所管省庁の縦割り
行政を解消するために、平成 21 年 9 月に(
1
厚生労働省
2
法務省
3
消費者庁
4
食品安全委員会
-2-
)が発足した。」
問3
菓子製造業に関する記述として、誤っているものはどれか。
1
菓子製造業を営もうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けなければ
ならない。
2
食品衛生法で規定されている営業許可を要する業種は、菓子製造業を含
めて 34 業種ある。
3
焼きいも・いり豆・乾燥果実など農水産物の極めて単純な加工をなす営
業は菓子製造業に含まれない。
4
ジャム・クリームなど主として副食として使用するものを製造する営業
は菓子製造業に含まれない。
-3-
公衆衛生学
問4
1946 年に国際連合の専門機関として設けられ、公衆衛生の分野におい
て中心的な役割を担っている国際機関の略称として、正しいものはどれか。
1
UNICEF
2
JICA
3
WHO
4
ODA
問5 地域保健法に定める保健所の業務として、誤っているものはどれか。
1
医事及び薬事に関する事項
2
歯科保健に関する事項
3
精神保健に関する事項
4
国民健康保険に関する事項
問6
わが国の平成 20 年の総人口に占める老年人口(65 歳以上)の割合とし
て、正しいものはどれか。
1
10.0%
2
14.0%
3
18.0%
4
22.0%
問7
空気の化学的成分の割合として、全体の約 20%を占めるものはどれか。
1
窒素
2
酸素
3
アルゴン
4
炭酸ガス
-4-
問8
飲料水が備えるべき条件として、誤っているものはどれか。
1
人体に無害であること
2
使用上の不便がないこと
3
硬度が高いこと
4
不快な感じを与えないこと
問9
公害に関する記述として、正しいものはどれか。
1
大気汚染の主たる発生源の一つとして、自動車の排気ガスがある。
2
イタイイタイ病の原因物質は、メチル水銀である。
3
カドミウムを多量に含む下水、排水が湖沼に流れ込むと、富栄養化現象
を起こす。
4
問10
環境基本法に基づく公害の範囲には、地盤沈下は含まれない。
感染症とその感染経路の組合せとして、正しいものはどれか。
1
赤痢
−
飛沫による経気道感染
2
インフルエンザ
−
節足動物を介した経皮感染
3
つつが虫病
−
飲食物を介した経口感染
4
コレラ
−
飲食物を介した経口感染
問11
次の疾病のうち、予防のためのワクチンが存在しないものはどれか。
1
麻しん(はしか)
2
結核
3
インフルエンザ
4
赤痢
-5-
問12
一般に考えられる高血圧の要因として、誤っているものはどれか。
1
遺伝による素因
2
塩分の摂取不足
3
精神的ストレス
4
肥満
問13
糖尿病に関する記述として、正しいものはどれか。
1
平成 19 年の調査では疑いの者も含めて全国で 4,000 万人に達している。
2
膵臓のホルモン(インスリン)の過剰による代謝の障害である。
3
死亡率は低下傾向にある。
4
40 歳ごろから年齢が増すにつれ発病がふえる。
-6-
食品学
問14
水分活性に関する記述として、正しいものはどれか。
1
水分活性は、純水の水蒸気圧を食品の水蒸気圧で割った値である。
2
純水の水分活性は1である。
3
食品は、水分活性が高くなるほど微生物の影響を受けにくくなり、水分
活性が 0.6 を超えるとほとんどすべての微生物の増殖が阻止される。
4
水分活性は食品に含まれる自由水と結合水の状態を示しており、結合水
の割合が高いと水分活性は 1 に近くなる。
問15
水素イオン濃度(pH)に関する次の文の(
)の中に入る語とし
て、正しいものはどれか。
「食品と関係の深い細菌が生育するのに適した水素イオン濃度(pH)は
(
)付近である。」
1
2
2
7
3
12
4
14
問16
食品の冷凍に関する次の文の(
)の中に入る語の組み合わせとし
て、正しいものはどれか。
「食品は冷凍貯蔵中に水分が若干(
(
B
)されることがある。」
1
A
増加
B
再生
2
A
増加
B
破壊
3
A
消失
B
再生
4
A
消失
B
破壊
A
-7-
)し、組織が水分の凍結によって
問17
炭水化物40g、たんぱく質40g、脂質40gを含む食品がある。
アトウォーターの係数を用いて計算した場合、この食品のエネルギーと
して、正しいものはどれか。
1
205キロカロリー
2
440キロカロリー
3
680キロカロリー
4
1020キロカロリー
問18
1
次の記述のうち、正しいものはどれか。
ビタミンや無機質は、主に人体内の働きを正常に保ち、発育や健康保
持など生理現象を調節している。
2
牛乳や鶏卵と異なり、小麦やそばはアレルギーを起こす(アレルゲン
となりうる)可能性はない。
3
大豆は、他の豆類に比べ特にでん粉とたんぱく質が多く、脂質が少な
い。
4
問19
1
乳酸は、かんきつ類や梅干などに多く含まれている。
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
日本農林規格(JAS 規格)により、「有機 JAS マーク」がない農産加工
食品は「有機」や「オーガニック」の名称の表示はできない。
2
遺伝子組換え作物にはジャガイモやダイズ、トウモロコシなどがあり、
これら遺伝子組換え作物の栽培は年々増加する傾向にある。
3
わが国の食料自給率(供給カロリーベース)は昭和 45 年度には 20%で
あったが年々増加傾向をたどり平成 10 年度には 70%となり、それ以降は
横ばい状態である。
4
消費者価格は、生産者価格、加工、流通過程の人件費、輸送費等によ
り決められる。
-8-
食品衛生学
問20
細菌性食中毒の分類に関する記述として、誤っているものはどれか。
1
サルモネラは、感染型食中毒の病原微生物に分類される。
2
カンピロバクターは、毒素型食中毒の病原微生物に分類される。
3
感染型食中毒とは、飲食物とともに摂取された病原微生物が体内で増殖
し、それが腸管内で作用して発症する食中毒のことをいう。
4
毒素型食中毒は、病原微生物が増殖する際につくられた毒素を含んでい
る飲食物を摂取することによって発症する食中毒のことをいう。
問21
カンピロバクターによる食中毒に関する記述として、誤っているもの
はどれか。
1
食後 30 分から6時間の短い潜伏時間で発症する。
2
予防法のひとつは、食肉類を十分に加熱することである。
3
汚染された水が原因となることがある。
4
比較的少量の菌の摂取により発症することがある。
問22
1
腸管出血性大腸菌O157 に関する記述として、正しいものはどれか。
腸管出血性大腸菌O157 保菌者の便を介して二次感染を起こすことはな
い。
2
10℃以下で死滅する。
3
ゴニオトキシンを産生する。
4
腹痛や血便などの出血性腸炎を起こし、溶血性尿毒症症候群(HUS)
を併発することがある。
-9-
問23
1
HACCPに関する記述として、正しいものはどれか。
できあがった食品の一部を検査することで、製造した食品が安全である
ことを確認する方法である。
2
HACCPの原則は3つである。
3
菓子製造は、HACCPの考えを取り入れた衛生管理はできない。
4
HACCPの活用は、PL法(製造物責任法)対策にも有効とされる。
問24
次の文の(
)の中に入る語として、正しいものはどれか。
「オレンジ、落花生、卵、くるみ、やまいものうち、厚生労働省令で定める
アレルギー表示が義務化されている特定原材料は(
1
1品目
2
2品目
3
3品目
4
4品目
問25
)ある。」
食品添加物の表示に関する記述として、正しいものはどれか。
1
化学合成された食品添加物のみ表示する。
2
簡略名での表示は全く認められていない。
3
保存料は物質名のほか、その用途名も表示しなければならない。
4
加工時に使用されるが完成前に除去される添加物についても表示しな
ければならない。
問26
次のうち、酸化防止剤として使用される食品添加物はどれか。
1
サッカリン
2
安息香酸
3
エリソルビン酸
4
次亜塩素酸ナトリウム
- 10 -
問27
食品添加物に関する記述として、正しいものはどれか。
1
亜硫酸ナトリウムは甘納豆に使用してはならない。
2
サッカリンナトリウムはアイスクリーム類に使用してはならない。
3
食用黄色4号はカステラに使用してはならない。
4
流動パラフィンはパンに使用してはならない。
問28
次の記述のうち、正しいものはどれか。
1
重金属は、動植物から検出されることはない。
2
米には重金属に関する基準値はない。
3
日本国内では食中毒対策として、牛や豚などの食肉に放射線を短時間照
射して、病原体を殺菌することが認められている。
4
有機塩素系農薬は、土壌中に長期間にわたって残留する。
問29
1
調理時の衛生管理に関する記述として、正しいものはどれか。
ば んそ うこ う
手に傷口がある場合は、絆創膏などで傷の応急手当をするだけで十分で
ある。
2
調理場が広ければ、私物を持ち込んでもよい。
3
検便をした結果、サルモネラ菌の保菌者である旨通知を受けても、下痢
や発熱などの症状がなければ、食品を取り扱ってもよい。
4
食品取扱者の健康・不健康は、直ちに食品の安全性に影響してくるので、
健康管理に十分に気を配らなければならない。
問30
消毒に関する記述として、誤っているものはどれか。
1
消毒の方法には、物理的方法と化学的方法とがある。
2
紫外線照射による消毒は、光線の当たらない影の部分及び内部には効果
がない。
3
一般にエチルアルコールの消毒には、50∼100ppm の水溶液が用いられる。
4
次亜塩素酸ナトリウムは飲料水、野菜、器具等の消毒に用いられる。
- 11 -
問31 逆性石けんに関する記述として、正しいものはどれか。
1
普通の石けんと比べて洗浄力が強い。
2
普通の石けんと混ぜることで、強い殺菌効果が得られる。
3
手指の汚れを普通の石けんでよく洗い落とし、十分水洗いした後に使用
する。
4
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩が有効成分である。
- 12 -
栄養学
問32
脂質に関する記述として、誤っているものはどれか。
1
一般に常温で液体であるものを「油」という。
2
レシチンはリン脂質の一つである。
3
体内で脂肪酸とアミノ酸に分解され利用される。
4
リノール酸は必須脂肪酸である。
問33
次のうち、単糖類はどれか。
1
ラクトース(乳糖)
2
ガラクトース
3
セルロース
4
トレハロース
問34
6つの基礎食品(群)と第一義的にとれる栄養素の組み合わせとして、
正しいものはどれか。
1
1群
−
たんぱく質
2
2群
−
カロチン(ビタミンA)
3
3群
−
炭水化物
4
4群
−
脂質
問35
ホルモンに関する記述として、正しいものはどれか。
1
甲状腺ホルモンは、基礎代謝を抑える働きがある。
2
インスリンはグリコーゲンの合成を促進する働きがある。
3
グルカゴンは血糖値を下げる働きがある。
4
アドレナリンは血圧を下げる働きがある。
- 13 -
問36
糖尿病の食事のポイントとして、誤っているものはどれか。
1
インスリンを節約するために体に見合ったエネルギーをとる。
2
栄養のバランスのよい食事をとる。
3
食事の回数をできるだけ減らす。
4
アルコールは原則として禁止する。
- 14 -
製菓理論
問37
1
砂糖に関する記述として、正しいものはどれか。
砂糖の原料となる甘蔗(さとうきび)と甜菜(さとう大根)は、いず
れも熱帯地方で生産される。
2
甘蔗糖と甜菜糖(ビート糖)は科学的に全く異なった物質である。
3
半流動状の白下糖を加熱濃縮することで、白双糖などの分蜜糖が精製
し ろし た と う
される。
4
砂糖は精製工程の多いものほど、水分・転化糖・灰分の含有量が少な
い。
問38
砂糖に関する次の文の(
)の中に入る語として、正しいものは
どれか。
「フォンダンやすり蜜、マロングラッセや石衣などは砂糖の溶解性と
(
)を利用したものである。」
1
問39
転化
2
結晶性
3
防腐性
酸化防止作用
次の甘味料のうち、人工甘味料はどれか。
1
アスパルテーム
2
ステビア
3
ソーマチン
4
リコリス
問40
4
小麦粉に関する記述として、誤っているものはどれか。
1
国内で使用される原料小麦は,国産のものがほとんどである。
2
胚乳純度が高く灰分含量が低いほど,上級の小麦粉である。
3
小麦粉の主成分はでん粉であるが、小麦粉の性質を左右するのはたん
ぱく質の量と質である。
4
小麦粉はたんぱく質含量の違いにより強力粉,中力粉,薄力粉などと
名称をつけ、用途別に分類されている。
- 15 -
問41
以下の文で説明される米粉の種類として、正しいものはどれか。
もち
「糯精白米を水洗・水漬け・水切り後、蒸したものを乾燥して『ほしい』
とし、これを2つ割り、3つ割り程度に砕いたもので、桜餅などの原料
となる。」
1
問42
道明寺粉
2
上新粉
3
寒梅粉
羽二重粉
油脂の加工適性を示す用語として、誤っているものはどれか。
1
可塑性
2
ショートニング性
3
クリーミング性
4
膨化性
問43
4
牛乳に関する次の文の(
)の中に入る語として、正しいものは
どれか。
「牛乳の主要成分は、脂肪、(
)、乳糖、灰分であり、これらの成分
が栄養上きわめて理想的な割合で含まれている。」
1
たんぱく質
2
でん粉
3
レシチン
4
コレステリン
問44
ココアバター(カカオ脂、カカオバター)の融点として、正しいもの
はどれか。
1
6∼8℃
2
33∼35℃
3
62∼64℃
4
87∼89℃
- 16 -
問45
1
「フルーツソース」に関する記述として、正しいものはどれか。
果実をそのままか、果肉を破砕し適量の砂糖を加えて煮詰めたもので、
果実は崩れた状態になっている。
2
濃厚糖液中に果実そのままか、または果実の切片を入れて煮詰めたも
ので、原料果実の形が保たれている。
3
果肉を煮沸して破砕し裏漉し煮詰めてクリーム状にしたもの。
4
果汁に砂糖を加え、酸味が不足しているときは有機酸を加え、凝固性
と味覚を調整したもの。
問46
1
問47
1
次の凝固材料のうち、果実が原料であるものはどれか。
寒天
2
カラギーナン
3
ゼラチン
4
ペクチン
香料に関する記述として、正しいものはどれか。
水溶性香料(エッセンス)は揮発性があるので、高温の加熱処理をす
るものに向いている。
2
油性香料(オイル)は耐熱性が比較的低いため、あめ菓子や焼き菓子
などの高熱処理するものには不向きである。
3
乳化性香料にはクラウディーまたはコンクと呼ばれるものと、エマル
ジョンフレーバーと呼ばれる2種類がある。
4
粉末香料は賦形剤に包まれているため、新鮮な香りを発揮する特徴を
持っている。
問48
酵母の活動する温度帯として、最適なものはどれか。
1 0∼3℃
2 10∼13℃
3 35∼38℃
4 55∼58℃
- 17 -
問49 チョコレートの「ブルーム」に関する記述として、正しいものはどれ
か。
1
チョコレートにカビが発生して独特のつやが消える現象。
2
チョコレートが空気中の湿気を吸着して独特のつやが消える現象。
3
チョコレートのタンニンが分解して独特のつやが消える現象。
4
チョコレートの脂肪が分離したり、砂糖が表面に浮いて固結し、独特
のつやが消える現象。
問50
1
問51
次のでん粉原料のうち、地上でん粉ではないものはどれか。
米
2
小麦
3
葛
4
とうもろこし
製パン改良剤(イーストフード)に関する記述として、誤っているも
のはどれか。
1
製パン改良剤はイーストの栄養、水質、生地物性の改良、パン容積の
増大、パンの風味、色づきの改善に役立つもので、いろいろな食品添加
物が配合された粉末である。
2
製パン改良剤は、大量に使用しなければ、効果が得られない。
3
日本の水は軟水が多く、水質改善の目的で製パン改良剤が使われるこ
とは少ない。
4
製パン改良剤は、現在の機械による大量生産の製パンでは、製パンの
4必須原料につぐ重要な原料となっている。
- 18 -
製菓実技
「製菓実技」は選択問題となっています。
「和菓子」「洋菓子」「製パン」の3分野の中から1分野を選択し、解答してく
ださい。
※解答用紙右下の選択分野のマーク欄のうち1つをぬりつぶし、その分野の問
題を解答してください。マークがない場合、2つ以上ある場合は、無効となりま
す。
【和菓子分野】
問52
1
問53
1
問54
1
問55
1
問56
1
次の菓子のうち、上生菓子に分類されないものはどれか。
じょうよう
薯 蕷(上用)饅頭
2
最中
3
練切
4
牛皮
次のうち、小豆最中餡の製造で使用する原材料はどれか。
葛粉
2
蜂蜜
3
牛皮
4
水飴
次の菓子のうち、材料に黒砂糖を使用するものはどれか。
田舎饅頭
2
利休饅頭
じょうよう
3
薯 蕷(上用)饅頭
4
薬饅頭
次の菓子のうち、材料に寒天を使用しないものはどれか。
蒸し羊羹
2
錦玉羹
3
水羊羹
4
おきな餡
長崎かすてらの生地材料として、使用しないものはどれか。
砂糖
2
卵
3
小麦粉
- 19 -
4
液体ショートニング
問57 菓子とその材料の組み合せとして、誤っているものはどれか。
1
うぐいす餅
−
3
練羊羹
糸寒天
問58
−
羽二重粉
2
葛桜
4 雪平
−
−
中花物(調布仕上げ)
2
焼きんつば
3
ちゃぶくさ
4
かすてら饅頭
1
卵黄
次の菓子のうち、材料に卵を使用しないものはどれか。
1
問59
葛粉
餡に関する記述として、不適当なものはどれか。
美味しい餡を作るには、原料の豆類が「均一であること」「風味がある
こと」「煮えむらが無く煮えやすいこと」「色が美しいこと」等がある。
2
製餡作業は、豆を煮沸して細胞膜を熱凝固し、中のでん粉粒子をα化し
て、餡粒子をつくって、独特の食感をつくり上げることである。
3 原料の豆類は 30℃以上の倉庫に保管しなければ、風味を失ったり煮えに
くくなったり、害虫がついたり、色が焼ける、などの障害がでる。
4
α化した餡粒子を保水性の高い砂糖で覆ってしみ込ませ、β化を遅ら
せ、くずれにくい粒子にする工程が餡練り作業である。
問60
1
次の菓子のうち、「白玉粉、水、上白糖」で作るものはどれか。
牛皮
2
雪平
3
上南羹
- 20 -
4
こなし
【洋菓子分野】
問52
1
3
問53
1
問54
1
2
3
4
問55
次のうち、コンフィズリーに分類されないものはどれか。
キャラメル
レモンカード
2
4
マーマレード
プラリネ
イタリアンメレンゲを作る際に加えるシロップの煮詰め温度として、
最も適当なものはどれか。
85℃
2
118℃
3
146℃
4
180℃
次のうち、スポンジ生地の基本配合として、不適当なものはどれか。
卵:100g
卵:100g
卵:100g
卵:100g
砂糖:200g
砂糖:100g
砂糖:75g
砂糖:40g
薄力粉:200g
薄力粉:100g
薄力粉:75g
薄力粉:40g
次の材料から製造される洋菓子として、最も適切なものはどれか。
<材料>「T.P.T(アーモンド粉末100g,粉糖100g),粉糖200g,
薄力粉100g,卵白180g,バター75g」
1 マドレーヌ
3 フィナンシェ
2 ビスキュイ・ジョコンド
4 サブレ
問56 フレンチドーナッツの原料として、最も適当なものはどれか。
1
2
3
水、バター、薄力粉、全卵
バター、砂糖、全卵、牛乳、食塩、ベーキングパウダー、薄力粉
強力粉、薄力粉、砂糖、液卵、生イースト、食塩、ショートニング、
牛乳、ぬるま湯、ベーキングパウダー
4 強力粉、薄力粉、食塩、水、バター
- 21 -
問57
チョコレートのテンパリングに関する次の文の(
温度の組み合わせとして最も適当なものはどれか。
「( A )に溶かしたチョコレートを撹拌しながら(
再度31∼33℃に昇温させる。」
1
2
3
4
問58
1
3
問59
A:95∼100℃、
A:95∼100℃、
A:45∼50℃、
A:45∼50℃、
)の中に入る
B
)まで冷却し、
B:10∼12℃
B:27∼28℃
B:10∼12℃
B:27∼28℃
次のうち、材料にイーストを用いる菓子はどれか。
ブリオッシュ
アメリカンドーナッツ
2
4
パルミエ
フィナンシェ
チョコレートの種類とその説明の組み合わせとして、正しいものはど
れか。
1
ダーク(スイート)チョコレート − カカオバターに砂糖、粉乳、レシ
チン、バニラなどを加えたもの。
2 ミルクチョコレート − ダーク(スイート)チョコレートに全脂粉乳を
加えたもので、粉乳の量が多いほど淡い茶色になる。
3 ホワイトチョコレート − カカオマスに砂糖、カカオバター、レシチン、
バニラなどを加えたもの。
4 カカオマス − ココアパウダーを作る際に抜き取った脂肪。
問60
1
イングリッシュドーナッツを揚げる際の揚げ油の温度として、最も適
当なものはどれか。
130℃
2
160℃
3
- 22 -
190℃
4
220℃
【製パン分野】
問52
次のうち、日本で開発された菓子パンはどれか。
1 クロワッサン
3 クリームパン
問53
1
3
問54
2 デニッシュペストリー
4 スイートロール
次のうち、生地のミキシングによる変化の6段階「A.最終結合段階
B.破壊段階 C.水切れ段階 D.麩切れ段階 E.つかみどり段階
F.結合段階」が正しい順番に並んでいるものはどれか。
E−C−F−A−D−B
D−C−A−B−E−F
2
4
B−C−F−A−D−E
D−C−F−A−E−B
パンの製造に関する記述として、正しいものはどれか。
1
生地がべたついて扱いにくいときは手粉をふるが、手粉が少なすぎると
パンの色づきや味わいが悪く、パンを切った時に縞模様ができたり、穴が
あくことがある。
2 生地成形の際に生地を薄くのばしすぎたりガスを抜きすぎたりするとふ
くらまず、生地が傷み、内相膜は厚く気泡も大きくなる。
3 ベンチタイムの際には生地の温度を下げ、生地表面を乾燥させるために
蓋をしないことが望ましい。
4 焼成後オーブンからパンを出す際にはショックを与えないようそっと取
り出し、ケーブインや腰折れなどを防ぐ。
問55
次の文の(
れか。
)の中に入る語の組み合わせとして、正しいものはど
「ベンチタイムとは、( A )、( B
を緩和し、( C )時間である。」
1
2
3
4
A:発酵
A:発酵
A:分割
A:分割
B:分割
B:分割
B:丸め
B:丸め
)で傷められ硬化を起こした生地
C:成形する
C:休ませる
C:休ませる
C:成形する
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問56
次の文が示す製パン法として,最も適当なものはどれか。
「小麦粉の 50 %以上にイーストの全量と水を混合し,室温 27 ℃で3∼
5時間発酵させた後,ミキサーに戻し,残りの小麦粉と副材料、適量の
水を加えて本捏する方法。」
1 直捏法
問57
2 中種法
次の文の(
3 オーバーナイト法
4
液種法
)の中に入る語として、正しいものはどれか。
「食パン(直捏法)で用いる食塩の重量は、小麦粉の重量に対して(
である。」
1
2%
問58
1
3
2
4%
3
6%
4
)
8%
次のパンとその材料の組み合わせとして、正しいものはどれか。
クロワッサン − モルト
フランスパン − ライ麦粉
2 食パン − バター
4 デニッシュペストリー − 黒糖
問59 次のうち、「フランス粉、全粒粉、イースト、食塩、くるみ、水」で
作るパンの種類はどれか。
1
3
問60
1
レーズンブレッド
バターロール
2
4
パン・オ・ノア
イースト・ドーナツ
カイザーロールに使用する小麦粉として、最も適当なものはどれか。
フランス粉
2
薄力粉
3
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中力粉
4
強力粉