授業科目名 グローバル文化論 (Globalization an d Culture Toward a

授業科目名
グローバル文化論 (Globalization an
d Culture Toward a New Multicultura
lism)
必修の区分
※
単位数
2.0
開講年次
2
講師名
神代 尚志
所属
非常勤講師
オフィスアワー・場所
※
連絡先
※
講義目的及び到達目標
グローバル化の波はわれわれの日常生活のすみずみに至るまで浸透しつつある。この
グローバリゼーションの光の面と影の面を直視し、この大きな波と文化との関わりを
ハンチントンの「文明の衝突」論を手掛かりに検討する。
講義内容・授業計画
1990年代以降のグローバリゼーションの急速な進展に伴い、経済・政治・社会・文化
などあらゆる領域にその影響が及んでいる。この授業では以下の諸点から、グローバ
リゼーションと文化の問題を考察していく。
1. グローバリゼーションとは何か
2. 現代社会におけるグローバリゼーション、その歴史と現状
3. 文化、文明の概念について
4.5.6. グローバリゼーションと国家、民族、文化
アメリカ、ヨーロッパ連合(EU)、アジア、中東
7.8.9. グローバリゼーションと文明
「文明の衝突」の提起した諸問題とその後の展開
10.11.12. 民族、宗教、イデオロギーの対立と和解
(原理主義的思想とリベラルな思想)
13.14. 多元的社会における法と道徳
15. まとめ
テキスト
サムエル・ハンチントン『文明の衝突と21世紀の日本』
参考文献
最初の授業の時に参考文献を紹介する。その他プリントを配布する予定。
成績評価の基準
定期試験と平常点(毎回授業後に提出してもらう質問、感想なども考慮する)
履修上の注意・履修要件
上記テキストおよび配布するプリントなどをよく読んでおいてもらいたい。
毎回授業の始めに出欠を確認する。授業開始後15分以上遅刻した場合は特別な事情が
ない限り自動的に欠席扱いとなる。
備考
集英社新書
¥693