学校だより(校長室から) 小松市立蓮代寺小学校 平成25年12月24日発行 平 <今回のテーマ> 「読書活動の効果」 市内小学校平均(H25 年度 1学期) 本校平均(H25 年度 38.7冊 1学期) 67.9冊 上の表は、小松市全体と本校の子どもたちの読書量(一人当たりの平均冊数)を比較したものです。 本校児童の読書量が、たいへん多いことが分かります。2学期はさらに読書意欲が高まり、11月末 の時点で120冊を超え、年度末(3月)には新記録達成が確実視されています。このように「読書 好きの子どもが多い」ということも、本校の大きな特色(長所)と言えます。 休み時間に図書室へ行くと、真剣な眼差しで読みたい本を探す多くの子に出会います。普段より1 冊多く借りられる日などは、 「やったあ!」と全身で喜びを表す姿を目にします。そんな様子を見て いると、読書を勧める私たちの方が改めて本の魅力に気づかされた思いでいっぱいになります。報道 などで「活字離れ」による影響を心配する声を耳にしますが、幼少期に読書に親しむ習慣をつけるこ とが改善への第一歩であることを、本校の子どもたちが示しています。 さて、読書の効果については様々に言われますが、例えば次のようなものが挙げられます。 ○新たな言葉、知識、情報を獲得する。 ○想像力を高める。 ○つながりや結びつきを論理的に理解する力が育つ。 ○心を豊かにする。 ○人の言葉や考えを参考に、自分の思いを伝える方法を習得する。 (コミュニケーション力) ○気持ちを落ち着かせる。 ○興味・関心・意欲を刺激する。 など また、平成19年度から行われている「全国学力・学習状況調査」の結果、「読書好きな子どもの 方が正答率が高い」ことも明らかになってきました。知識・理解や思考の能力を高めるほか、一定の 時間一つのことに集中する経験の積み重ねが、学習に対する集中力形成にも効果的に働いているもの と考えられます。なお、 「読書時間が長いほど正答率が高くなるものではない」 「1日数十分の読書で も、 【ほとんどしない】 ・ 【全くしない】子より正答率が高い」ことも分かってきました。つまり、無 理に長時間読ませなければならないのではなく、まずは今できる範囲で習慣化する(本好きにする) ことが学力にも良い影響を与えるということなのです。時間や内容は徐々に充実させていけば良いの です。 得る物の多い読書活動を更に充実させるため、本校では下のような取組を行っています。今後も、 家庭と学校が連携し、 「確かな学力」 「豊かな心」の育成に効果が期待できる読書活動を推進してまい りたいと思いますので、 「読書しやすい環境づくり」 「認め、励ます声かけ」など、ご家庭での協力を お願いいたします。 、 ○読書オリンピック ○読書の花束 ○読書の扉7・5・3 ○夏休み(冬休み)チャレンジ100・50 ○読み聞かせ ○図書ボランティア活動 ○学期ごとの自己目標設定と振り返り→達成カード配布 ○学年「おすすめの本」 ○朝読書 ○家庭読書週間 ○いしかわ学校読書の日 ○フライデーBOOK ○図書まつり など 77日間の 2 学期が無事終わりました 残暑厳しい 2 学期の始まりから季節は巡り、あっという間に冬の装いになりました。運動会、 秋の遠足・社会見学、持久走大会、蓮小フェスタなど、日々の学習はもちろん数々の体験活動な どにおいて、子ども達は『挑戦と実り』の 2 学期でした。一人一人の頑張りやよさについては、 通知表の中からたくさん誉めて冬休みからの意欲につなげてあげてください。 保護者の皆様をはじめ、わが町防犯隊・図書ボランティアさんなど、皆様の温かいご支援のお かげで 2 学期も無事に終了することができます。冬休みは、子どもたちにとってクリスマスやお 正月など楽しみな行事が続きます。規則正しい生活を心がけ、有意義な休みをお過ごしください。 児童会活動の取り組み 学校ではよりよい人間関係を築く力や自主的・実践的な 態度の育成を目指して、特別活動(学級会、係活動、児童 会活動、クラブ活動、学校行事)の充実を図っています。その中の一つである『児童会 活動』において、蓮小っ子が楽しみにしている行事の一つである「蓮小プレイランド」 を、以下のねらいで行いました。 ○ ○ 全校児童が遊びを共に楽しむことにより、学年間の交流を図る。 全校児童が楽しめる遊びを企画・運営することを通して学年クラスの団結を図る。 3 年生以上がコーナーを担当し、1・2年生はお客さんです。3 年生以上は、前後半に分かれ てコーナーの運営をします。運営する子も楽しむ子にも満面の笑顔があふれ、達成感・充実感が あふれていました。 3年 コロコロサイコーバイキング 5年 ドロロン恐怖のおばけやしき 4年 4年 キックシュートダーツ 6年 ジャングルターザン 6年 めざせ、ストライク どこまでつめるか、 アルミカンタワー
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