科目名 地理B(文系) 2年

科目名
地理 B(文系)
対象学年
2年
◎到達目標
・現代世界の地理的事象を自然(地形・気候)
、産業、文化など系統的に考察し、現代世界の地理的認識を養う。人間にとって生活の舞台
である地球の自然環境(特に地形・気候)について、基礎的な知識を習得する。そのために必要な技能、特に地形図の読図に習熟する。
自然環境のなかで展開されている多様な人間の営み(産業)について、基本的な知識を身につける。
・センターテストを意識した授業・テストを実施していく。地理の基礎的な事項を完全にマスターすることを目指す。
・生徒が興味・関心をもって主体的に学習に取り組めるよう、日常生活と関連付けたり、地図・画像・統計等の利用による調査や地域調
査などの作業的・体験的な学習を多く取り入れる。知識や技能の定着に確認するため、小テスト(特に地形図の読図、各地域の白地図な
ど)を実施し、考査ごとの小テスト(小テストは、特に、重要な分野に関して⋯。全ての分野<単元>で行うわけではない)、授業態度(特に、
授業中の態度を重視する)、各学期 2 回(3 学期は 1 回)のノートの提出。授業態度、小テスト、ノート提出を平常点とする。<注意>授業
態度の悪い生徒・理由のない小テスト欠試者・理由のないノート未提出者は、平常点は0点とする。
◎勉強の仕方
地理学習に地図は不可欠で地図帳を常に傍らに置き、地名や事項を絶えず地図上で確認しながら学習する習慣を身に付けて欲しい。授
業で指摘する資料集のページも必ず開き、資料から読み取る力を養う。センターテストでは資料(図・表・グラフなど)を読み解く力が
要求される。
◎テキスト類について
地図帳は、毎時間頻繁に使う。地名を調べマークし授業時間内に、できるだけ記憶するように努めること。資料集は、理解を助ける写
真、図、表が満載されているので必ず見ること。授業は教科書に沿ったプリント教材で進めるので、復習に重点を置き、予習として簡単
に次の単元を読んでおくと良い。また、定期考査前の勉強では、再度、教科書・プリント教材・資料集を読み地図帳を最大限に活用する
こと。大学受験の勉強では、教科書が基本になる。教科書で基礎知識を確立し、それを土台として「思考力」を養う努力を続けていって
欲しい。まずは、教科書を確実に理解することから受験勉強を始めてほしい!キーワードとして本文中の太字の用語(その意味・内容を把
握)をチェックしていくこと。
◎家庭学習について(詳細は家庭学習のしおりを)
大学入試を地理で受験する人は、計画的・継続的な家庭学習が必要である。地理で受験しない人(進級、卒業のためにも)は、小テスト
(満点を目指すこと)
、定期考査前の勉強をしっかりと怠りなくやっていくこと。国際理解のためにテレビ番組や日々の新聞(ニュースを
通じて)活用してほしい。社会科は、自分が興味・関心を持つことができれば、8割ぐらい成功といえる。大学入試も教科書・参考書だけ
では対応できない幅広い知識が問われる。NHK 高校講座をはじめ、地理に役立つテレビ番組は多い。世界のニュースから時事問題にア
ンテナを張っておく必要がある。テレビの横に地図帳を置いて、場所がわからない地名が出てきたら調べるといった熱心さが地理学習を
パーフェクトなものにする。授業中に理解できない疑問点があれば、翌日にまわさず、昼休みや放課後を利用して教科担当者に尋ねよう!
◎学習内容と評価方法
時期
学 習 内 容
自然環境
世界の大地形
外的営力による小地形
1学期
その他の地形
前半
地理情報と地図(地図の歴史を含む)
地形図の利用(読図)
1学期
後半
2学期
前半
世界の気候
気候のなりたち
世界の気候区分
植生と土壌
日本の自然の特徴と人々の生活
環境問題
資源と産業
産業の発達と変化
世界の農林水産業
食料問題
世界のエネルギー・鉱産資源
資源・エネルギー問題
学習のポイント・評価のポイント
世界の大地形・小地形、特殊地形
身近な地形ができる原因を理解しよう。
どんな地形がどう利用されてきたかを理解しよう。
小テスト(各地域の白地図・地形図の読図など)この分野が終了
する迄、続けられる)
地図の種類・歴史や地図情報の読み取り方をマスターしよう。
中間考査、小テスト、授業態度、ノート提出で評価。
世界各地の気候の違いを理解しよう。
気候の違いによって、景観・生活の仕方が違うことを理解しよ
う。
植生と土壌の違いと農業との関連を確認しよう。
期末考査、小テスト、授業態度、ノート提出で評価。
授業最終日に「夏休みの課題(世界の気候、植生・土壌)」を配
布。
「夏休みの課題」は、2 学期の最初の授業で提出。
世界と日本の農林水産業の発達と現状。
気候と農業の関連を理解しよう。
中間考査、小テスト、
「夏休みの課題」提出、授業態度、ノート
提出で評価。農林水産業の作業帳を配布?予定(未定)。
世界の資源・エネルギー問題。世界の主要鉱産資源。
世界の工業・日本の工業
工業の発達と立地
世界の工業地域
工業製品の生産と流通
第 3 次産業・交通・通信
工業の発達・変化が生活に及ぼす影響を理解しよう。
世界の工業地域を知り時代の変化に伴う立地の変化について学
2学期
習しよう。
後半
第 3 次産業の内容。特に、交通機関の特徴と利用。
期末考査、小テスト、授業態度、ノート提出で評価。
「冬期課題」(特に、進級があぶない?生徒)を指名して配布。
人口、村落・都市
「冬期課題」は 3 学期最初の授業で指名された生徒は提出。
世界の人口
世界の人口問題、人口と経済の関係について理解しよう。
人口問題
村落の形態の違いの原因を理解しよう。
村落と都市
世界の主要都市の機能を理解し、位置を覚える。
3学期
都市・居住問題
世界の衣食住の違いの原因を理解する。
各国、地域の余暇の過ごし方の違いを理解する。
学年末考査、小テスト、1・2 学期および 3 学期の授業態度、ノ
ート提出、
「冬期課題」提出者は平常点に加点。全ての面から評
価(進級判定)する。
※以上の内容は、生徒の状況や授業日の変更(学校行事などにより授業進度など⋯)等で変わる場合がある。