ハインリッヒの法則

ほ う そ く
ハインリッヒの法則
「重傷」以上の災害が1件あったら、
重大な事故・災害
(1件)
その背後には、29件の「軽傷」を伴う
軽い事故・災害
(29件)
災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・
ヒヤリ・ハッと
(300件)
ハッと」した「ケガのない災害」が起
きていたことになる。
アメリカの損害保険会社で技術・調査部の副部長をしていたハーバート・ウィ
リアム・ハインリッヒ(1886~1962)は、労働災害5000件余を統計学的に調べ、
計算し、この法則を導き出しました。
「重大事故」「軽い事故」「トラブル」の比率
は「1:29:300」だったそうです。
歩いていたり、車や自転車に乗っていて「ヒヤリ・
ハッと」したことはありませんか? 「ヒヤリ」「ハッ
と」は重大事故の前ぶれです。もしそんなことがあった
なら、すぐに原因を考えてみましょう。
★ スピードを出していなかったか?
★ 左右の確認はしたか?
★ 前をしっかり見て運転していたか?
など…
【平成24年】 ◆ 交通事故でケガをした中学生は県内で268
人。その内、自転車が177人、66%です。
◆ 事故原因で多かったのは、安全不確認、一時不停止、動静
不注視
※ 動静不注視:相手の存在を確認していたが、危険はないと判断し、その動静の注視を怠った。