英語 早稲田大学 人間科学部 1/1 <全体分析> 試験時間 90 分 解答形式 すべてマーク式。 分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化) 長文問題の英文の総語数は例年 1,800〜2,000 語の範囲に収まっている。本年度は 1,920 語で、この学部の 平均的な語数であった。設問数は毎年同じ。難易度も過去 10 年以上にわたって大きな変化はない。 出題の特徴 〔Ⅰ〕が内容一致やタイトル選択などが中心の読解問題(25 問) 、 〔Ⅱ〕が前置詞や副詞を補充する問題 (15 問) 、 〔Ⅲ〕が正誤問題(10 問)という構成になっている。 その他トピックス 例年、出題構成に変化がなく、読解問題、前置詞や副詞の空所補充問題、正誤問題が毎年出題されている。 <大問分析> 番号 区分 〔Ⅰ〕 読解総合 コメント(設問内容・答案作成上のポイントな 難易度 ど) 「インターネット上で起こ 8つの英文に関する内容一致や、タイトル選択 標準 る問題から子どもを守るに など。 は」 「SNS の問題点」 「気候 英文のテーマは多岐にわたっているが、ほとん 変動が同系交配を促す」 「小 どが現代的なものである。 脳が創造的活動に関与す 英文は比較的読みやすいが、設問によっては、 る」 「スイスチーズに穴があ 選択肢に All of the above といった選択肢が含 るのはなぜか」 「恐竜は恒 まれていたり(年度によっては Not enough 温動物だった」 「アルミニ information given あるいは None of the ウム電池の開発」 「脳が食 above といった選択肢もある) 、また、紛らわ べ物を欲しがる時間帯」 しい選択肢が含まれている場合も少なくない (1,920words) ので、英文の内容を正確に読み取ることが必要 である。 出題分野・テーマ 〔Ⅱ〕 文法・語法 前置詞・副詞の空所補充 〔Ⅲ〕 文法・語法 正誤判定 前置詞・副詞を補充するのだが、NO WORD という選択肢もある。例年 15 問のうちいくつ かは受験生がほとんど知らないような表現が 出題されるので、難しい問題に気を取られずに 確実に取れるものを取るようにすべきである。 なお 32 はE(of)も可。 英文中の4箇所の表現の正誤を判定するもの。 NO ERROR という選択肢もあるので、文法・ 語法に関する正確な知識が必要である。 標準 標準 注:区分は「英文解釈」 「読解総合」 「英作文」 「文法・語法」 「聞き取り」 「その他」 難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として 判断しています。 <学習対策> 〔Ⅰ〕の読解総合問題は、設問の文章は短いが、内容を正確に読み取れるかどうかが試される。本学部の過 去問や類似の問題を演習して、確実な読解力を養成するように努めること。 〔Ⅱ〕の前置詞・副詞の空所補充は、前置詞・副詞の意味や用法を整理しておくほか、イディオムにも習熟 しておくことが必要である。 〔Ⅲ〕の正誤問題に関しては、文法・語法の重要事項を十分に定着させるとともに、正誤問題での頻出事項 も押さえておくとよい。 © 河合塾 2016 年
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