古典講読(3年) この授業の 古文や漢文を読むことを通して日本の文化や伝統に対する関心を深め、古典に表れた思想や感情を的確に読み ねらい 取り、生活や人生について考え、生涯にわたって古典に親しもうとする態度を養うことをねらいとします。 学習内容(教科書) 学期 1 2 大和物語 旅寝の夢・いはで思う 堤中納言物語 はいずみ 大鏡 菅原道真の左遷・佐理の大 弐 史記 漢楚の群像 張良・韓信 源氏物語 夕顔の死 物の怪の出現 野宮の別れ 明石の君との出会ひ 史記 漢楚の群像 范増 李広 評論 古今和歌集仮名序 三冊子 3 不思議な世界 織女 売鬼 ・歌物語を読んで、古文に親しみます。 ・歌物語における和歌の役割を理解します。 ・話の構成や展開を把握し、登場人物の行動や心情を読み味わう。 ・和歌を含む物語を読んで、物語における和歌の役割を考える。 ・登場人物の行動や心情を読み味わいます。 ・敬語について理解し、適切に口語訳します。 ・助動詞・助詞の知識を確認し、解釈にいかします。 ・長めの文章を読んで、漢文に親しみを持ち、話の内容を理解します。 ・本文を訓点に従って正しく読み、書き下し文に改め、口語訳をします。 ・句形の読みと意味について理解し、それに即して口語訳をします。 ・話の展開を把握し、登場人物の行動や心情を読み取ります。 ・長編小説の構成や展開を理解し、登場人物の行動や心情を読み味わいます。 ・敬語について理解し、適切に口語訳をします。 ・重要語句や敬語に注意して、登場人物の行動や心情を読み味わいます。 ・登場人物の行動や心情を読み味わいます。 ・助詞や助動詞の用法を理解し、解釈にいかします。 ・句形の読みと意味について理解し、それに即して口語訳をします。 ・話の展開を把握し、登場人物の行動や心情を読み取ると共に、歴史の中の人間 について考えます。 ・評論を読んで、作者の思想や感情を読み取ります。 ・和歌の効用について、どのようなことがあげられているかを的確に読み取ります。 ・文章の内容を構成や展開に即して的確にとらえます。 ・助詞や助動詞の知識を確認し口語訳をします。 ・本文を訓点に従って正しく読み、書き下し文に改め口語訳をします。 ・句形の読みと意味について理解し、それに即して口語訳をします。 ・古代中国人の発想のおもしろさに触れ、作品の良さを読み味わいます。 評価の観 点及び方 法 古典に対する関心・意欲・態度を養えているか、古典の理解に必要な音声・文法・表記・語彙・漢字等を理解し身 につけているかを、平常の授業や定期考査によって評価します。 授業の特 色 グループに分かれて班別の学習活動や発表を行います。また、当時の人々の生活や考えを知り、古典に対する 関心や理解を深めます。 使用教材 定期考査 の予定、範 囲、課題な ど 高等学校 古典講読 大鏡 源氏物語 史記 (第一学習社) 勉強の方 法 定期考査(1学期中間・期末、2学期中間・期末、学年末)を実施します。考査範囲についてはその都度、授業の進 度に合わせて連絡します。語句調べや予習プリントなどの平常の課題については、授業の中で都度指示をしま す。評価は定期考査の平常点に加点します。 古文:繰り返し音読することによって、古文特有の言い回しや表現に慣れましょう。古語単語を辞書で調べ、語彙 力を身につけましょう。敬語や基本的な文法について学習し、口語訳に生かしていきましょう。 漢文:繰り返し音読することによって、漢文特有の言い回しや表現に慣れましょう。重要語句や句形について知識 を増やし、本文を訓点に従って正しく読んだり、書き下し文に改めたりする力を養いましょう。
© Copyright 2024 Paperzz