第2学年 算数 三角形と四角形(コンピュータ使用時間 3時間) 荒浜小学校 1 今井 克洋 活動のねらい ・三角形・四角形や直角三角形、長方形・正方形をパソコンで正しく作図できる。 ・直線・直角の概念や頂点・辺の意味、三角形・四角形や直角三角形、長方形・正方形の定 義や性質の理解を深める。 2 ソフトウェアと利用方法 (1)MAC ランドセル 小学校 2 年編 (がくげい) (2)キッドピクス for MAC (インタープログ) 3 活動状況と考察 (1)MAC ランドセルを使って 画面上の2点をクリックするだけで、手軽に直線を引くことができる。そのため直線を引 く技能が十分定着していない児童でも抵抗無く作業に取り組むことができ、楽しみながら学 習を進めることができた。 ①直角の学習 点が規則的に設定されているので、水平・垂直の感覚を得やすい。学習の導入時に行い、 図形の学習を進めていく意欲付けとなった。 ②三角形の学習 「三角形は3本の直線でかこまれている」という定義に着目して作図し、図形の閉鎖性 について目を向けた。また、①の直角を利用し、直角三角形の作図にも取り組んだ。 ③四角形の学習 直角の無い四角形、直角のある四角形、全部直角の四角形、と作図させ、長方形の導入 につなげることができた。また、辺の長さにも着目し、4辺が同じ長さである正方形の 学習に発展することもできた。 (2)キッドピクス for MACを使って 直線モードで図形を書き、曲線モードで図形への書き込みをした。着色を自由にできるた め、図形と書き込みで色分けをし、辺・頂点の理解を深めることができた。 ①辺・頂点の学習 直線モードの黒色で三角形・四角形を作図する。その図形に曲線モードの赤色で頂点、 青色で辺をなぞる。直線モードで線種を太くすると、とても簡単に作図できる。曲線モ ードでは、ドラッグするだけで着色でき、子ども達に指でなぞる感覚を味わわせること ができた。 子ども達はパソコン学習を非常に喜んでいる。授業中、5分、10分でもコンピュータ室に行 き、パソコンに向かうことを楽しみにしている。本校の使用できる児童用パソコンは windows が 3台、Mac が7台である。今後もパソコン機器の整備とともに、活用法について研究を進めてい く必要があると感じている。
© Copyright 2024 Paperzz