優 植物で紙を作ってみよう 益城町立広安西小学校 6年 松野 1 研究のきっかけ 私達の学校では、牛乳パックをリサイクルして、トイレットペーパーにしています。牛乳パック の原料はパルプで、パルプを作るには、大量の木が必要になります。そこで、他の植物でも紙はで きるのかと疑問に思い研究することにしました。 2 研究の方法 紙にしたい植物と水と洗濯のりをミキサーにかける。 その間に、図のように、木わくとあみをセットし、ミキサーの物をあみに流し込みかわかす。 < 実験1> どの植物だったら、紙はできるのだろうか。 < 実験2> 出来た紙は、えんぴつ、ペンで文字がかけるだろうか。 < 実験3> 出来た紙は、どれくらいの強さがあるのか。 3 研究の結果 実験した植物は、「庭にはえている雑草」 ・ 「サルスベリの花」 ・ 「紅茶とお茶のお茶がら」 ・ 「コーヒー がら」・「バナナの皮」の5種類でやってみた。 ⑴ どの植物だったら紙はできるのだろうか ⑵ えんぴつ、ペンで文字が書けるだろうか ⑶ どれくらいの強さがあるのか ★出来た紙の全てが、パリパリになった。 ★出来た紙の中には、ほのかに香る物もあった。 ★結果早見表 4 研究の考察(まとめ) 紙ができるのは、 「庭にはえている雑草」 「サルスベリの花」 「紅茶とお茶のお茶がら」 「バナナの皮」 だった。えんぴつで書けるのは、「サルスベリの花」「紅茶とお茶のお茶がら」「バナナの皮」、ペン で書けるのは、 「コーヒーがら」以外の全てだった。一番耐久力があったのは、 「バナナの皮」だった。 他の繊維質の植物でも紙になると思った。また、繊維が上手くからみ合う「バナナの皮」が一番耐 久力があったのだと思う。 - 94 -
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