1年算数単元指導計画「13 100までのかず+ 」(全12時間)

1年算数単元指導計画「13
100までのかず+☆」
(全12時間)
【単元の目標】
算数への関心・意欲・態度
数学的な考え方
数量や図形についての表現・処理
数量や図形についての知識・理解
・いろいろなものの数を数え ・既習事項をもとに100までの ・100までの数を数えたり,表 ・2位数の構成,表し方,読み
たり,数字を用いて数を表
数の表し方を考える。
したり,読んだりすること
方がわかる。
したりすることに関心をも ・位の数字に着目するなどし
などができる。
・「一のくらい」,
「十のくらい」
つ。
て0から100までの数を並べた ・100までの数を順序,系列に
の意味がわかる。
・100までの数の順序や数の
り,見分けたりする。
従って並べることができる。 ・2位数の順序,系列がわかる。
並び方のきまりに親しみを ・数直線上の位置により数の ・100までの数を数直線上に表 ・100までの数の数直線上への
もとうとする。
大小を判断する。
したり,大小比較をしたりす
表し方や大小などがわかる。
ることができる。
時
1
目標と評価規準
目標
100までの数について、
具体物の個数を10のまとま
りをつくって数えることを
通して,2位数の構成や表
し方,読み方が分かる。
評価規準《数学的な考え方》
10のまとまりをもとに,
100までの数の表し方を考
える。
<習得すること>
・10ずつ○で囲んで物の個
数を数えること
主な学習活動
[問題]ひろきさんと ゆうかさんが とった おはじきの
かずを かぞえましょう。
・10ずつ かぞえると かんたんそうだ。
[課題]たくさんのかずを 10のまとまりを つく
って かぞえよう。
主に活用する知識・技能
【知識】
【表現・処理】
・ 10のま とま ・10の まとま
り
りがいくつと
(10よりおおきいかず) ばらがいくつ
(10よりおおきいかず)
・ひろきさんは 10のまとまりが4つと あと 6つ。
・ゆうかさんは 10のまとまりが5つ。
・たくさんあるときは 10のまとまりがいくつと あといく
つで かぞえればよい。
[まとめ]たくさんあるときは 10のまとまりがいくつ
と あといくつで かぞえるよ。
【評価問題】いくつあるでしょう。50以下の物の数を数え
る。
2
目標
100までの数について,
ブロックで10のまとまりの
個数と端数をつくって数え
ることを通して,2位数の
構成や表し方,読み方の理
解を深めることができる。
評価規準《表現・処理》
100までの数を数えたり,
表したり,読んだりするこ
とができる。
<習得すること>
・十進位取り記数法により
2けたの数字を読んだ
り,書いたりすること
[問題]ふたりのおはじきのかずを
ょう。
すうじでかきまし
・数が大きくてよく分からない。
[課題]ふたりのとったかずを
ししよう
ぶろっくでおはな
【知識】
・ 10とい くつ
の数の構成
(10よりおおきいかず)
【表現・処理】
・10の いくつ
分とばらがい
くつ
(10よりおおきいかず)
・ブロックを並べる。
・十の位と一の位に分けて考える。
・ひろきさん 10が4こと 1が6こで 46
・ゆうかさん 10が5こで 50
【思考と表現のドリル】38こをブロックで並べて話そう
(ブロックを指し示しながら)10が3こと1が8こで38
です。
[まとめ]46の4は十のくらい,6は一のくらいのすう
じという。
【評価問題】50の十の位と一の位はいくつでしょう。
3
目標
いろいろなものの数を10
のまとまりを使って数える
活動を通して,2位数を数
字で表すことの理解を深め
ることができる。
評価規準《知識・理解》
2位数の構成,表し方,
読み方を理解することがで
きる。
[問題]えんぴつ,おりがみ,ボタンのかずをかきまし
ょう。
・鉛筆,折り紙の数を数える。
・ボタンの数を簡単に数えられないだろうか。
【知識】
【表現・処理】
・十の位と一
の位の数字
(第2時)
[課題]10のまとまりをつくってかぞえよう
・10ずつ○で囲むと,鉛筆のように簡単に数えられること
を実感する。
・もう一問類似問題に取り組む。
[まとめ]10のまとまりをつくると,かぞえやすい
<習得すること>
・一の位が空位の場合は0 【評価問題】①95の十のくらいのすうじは□で,一のくらい
をかくこと
のすうじは□
②80の十のくらいのすうじは□で,一のくらい
のすうじは□です。
1年「100までのかず」①
時
目標と評価規準
主な学習活動
[問題①]・10を4こあつめたかず□
目標
4
・10を7こと 1を8こあわせたかず□
数から位の部屋を使っ
て,「10がいくつと1がい ・問題①に取り組み,答え合わせをする。
くつ」とブロックを並べる
[問題②]ブロックを53こならべよう
活動を通して,2位数の構
成について,理解を深める ・数からブロックをどのように並べるのか考える。
ことができる。
[課題]10がいくつ,1がいくつか はっきりさせて
評価規準《表現・処理》
ブロックをならべよう
2位数から,10がいくつ,
主に活用する知識・技能
【知識】
【表現・処理】
・ 何 十 と い く ・10の まとま
つの数の構成 り と ば ら を ブ
(第3時)
ロックで並べ
る
(第2時)
1がいくつと表現すること ・ペアでブロックを並べて確かめ合う。
ができる。
・類似問題に取り組む。「63」「76」
<習得すること>
【思考と表現のドリル】「89」のブロックを並べて話そう。
・2位数を10がいくつ,1
(ブロックを指し示しながら)10が8こと1が9こをあ
がいくつと表現するこ
わせたかずです。
と。
[まとめ]おおきなかずは,10がいくつと 1がいくつ
でかんがえる。
【評価問題】・60は10を□こあつめたかず
・98は10を□こと1を□こあわせたかず
5
6
【知識】
目標
[問題]いくつあるでしょう
100個のブロックを10の
まとまりで並べる活動を通 ・90個のブロック図に,1個ずつブロックを増やしていき,
90個より1大きい数は,100であることを理解する。
して,100の大きさや構成
を理解することができる。
[課題]100は10のまとまりが いくつかかんがえよう
評価規準《知識・理解》
10が10こ集まって100に ・10のまとまりがいくつあるのか,ブロックを並べて確かめ
なることを理解する。
る。
・折り紙,たまご,お金などの100の構成のしかたがあるこ
<習得すること>
とを理解する。
・10が10こで100
[まとめ]10のまとまりが10こあるかずを100という。
目標
数表を用いて,数の並び
方を調べる活動を通して,
100までの数について,書
き方や読み方を知り,その
規則性を理解することがで
きる。
評価規準《数学的な考え方》
一の位や十の位の数の変
化の仕方から規則性を考え
る。
<習得すること>
・2位数の順序や系列
[問題]かずのならびかたをしらべよう
・□の中に,数を入れ,□の数を確かめ,読む。
・一の位が6の数を見つける。
・十の位が6の数を見つける。
【表現・処理】
・10の いくつ
分(第1~4
時)
【知識】
【表現・処理】
・数直線の数
の並び方
(10よりおおきいかず)
[課題]かずのならびかたのひみつをみつけよう
・100まで並べた数を見て,一の位や十の位に着目し,規則
性を見つける。
[まとめ]たてに一のくらいがおなじかずがならんでいる。
十のくらいは,よこにならんでいる。
【練習問題】一のくらいが7のかずをぜんぶいいましょう
【評価問題】十のくらいが8のかずをぜんぶいいましょう
【知識】
【表現・処理】
目標
[問題]かずのせんの□にかずをかこう
7
・数直線の数
数の線で,数の大小や,
・□の中に数を入れる。
の並び方
順序を考える活動を通し
て,100までの数について, ・「45より2大きい数」「97より3大きい数」「100より5小さ (第6時)
い数」を数直線で見つける。
数の系列,順序を理解する
ことができる。
[課題]どちらが大きいか,かずのせんをつかって
評価規準《数学的な考え方》
かんがえよう
数の線の位置から数の大
・数の線の位置を考えて,数の大小を考える。
小を考える。
・数の線を使って,□の中に数を入れる。
[まとめ]かずのせんは,右のほうにあるほど大きくなる
1年「100までのかず」②
1年算数単元指導計画「13☆
算数への関心・意欲・態度
100よりおおきいかず」
数学的な考え方
数量や図形についての表現・処理
数量や図形についての知識・理解
・いろいろなものの数を数え ・既習事項をもとに簡単な3 ・簡単な3位数を数えたり, ・簡単な3位数の構成,表し
たり,数字を用いて数を表
位数の表し方を考える。
表したり,読んだり,大小
方,読み方がわかる。
したりすることに関心をも
比較をするなどができる。
・簡単な3位数の系列,順序,
つ。
大小などがわかる。
時
8
目標と評価規準
主な学習活動
目標
[問題]たまごはいくつあるでしょう
120程度の3位数の構成,
表し方,読み方を理解し, ・たまごは何個あるか数える。
100より大きい数の並び方
[課題]たまごのかずを正しくかぞえるほうほうを
を理解することができる。
かんがえよう
評価規準《数学的な考え方》
既習事項をもとに,10や ・正しく数える見通しをもつ。
100を単位にして考える。
・10のまとまり,100のまとまりをもとにすると,正しく数
<習得すること>
えられることを知る。
・ 3 位 数 を 100の ま と ま り
[まとめ]10のまとまりや100のまとまりでかんがえるとわ
と10がいくつとしてみる
かりやすい。
こと
【評価問題】かぞえよう。鉛筆「108」本
目標
9
数直線から数を読み取る
活動を通して,簡単な3位
数について,○大きい数や
△小さい数や系統が分か
り,大小の比較することが
できる。
評価規準《知識・理解》
簡単な3位数の系列,順
序,大小などが分かる。
[問題]かずのせんでしらべよう
・100より7大きい数を,数の線に印をつけよう。
[課題]かずのせんをつかって,どちらが大きいか
しらべよう
主に活用する知識・技能
【知識】
【表現・処理】
・10が10こで ・10の まとま
100
りがいくつと
(第5時)
ばらがいくつ
(10よりおおきいかず)
【知識】
【表現・処理】
・数直線の数
の並び方
(第6時)
・107を数の線を使って説明する。
・問題に取り組む。
・数の線を利用して,大きい方に○をつける。
[まとめ]かずのせんをつかうと,かずのおおきさなどが
わかる。
<習得すること>
・ 100を こ え る 数 直 線 の 目 【評価問題】120-□-118-117-□
もりをよむこと
1年「100よりおおきいかず」
1年算数単元指導計画「13☆
算数への関心・意欲・態度
たしざんとひきざん(2)
」
数学的な考え方
数量や図形についての表現・処理
・簡単な2位数の加法,減法 ・10や1などの単位に着目
の計算に積極的に取り組も して,加法,減法の計算の
うとする。
しかたを考える。
時
10
目標と評価規準
目標
30+40の計算の仕方を考
える活動を通して,10がい
くつ分で考えることで,く
り上がりのない何十+何十
の計算方法を理解し,計算
することができる。
評価規準《数学的な考え方》
10のまとまりを使って計
算の仕方を考えることがで
きる。
<習得すること>
・10のまとまりを使って計
算すること
数量や図形についての知識・理解
・何十と何十の加法,減法の ・何十と何十の加法,減法は,
計算ができる。
10を単位として計算すれば よ
・2位数と1位数の加法(く いことがわかる。
り上がりなし),減法(く ・2位数と1位数の加法,減
り下がりなし)の計算がで
法は,同じ単位どうしの数
きる。
を計算すればよいことがわ
かる。
主な学習活動
[問題]あかいおりがみが40まいと,あおいおりがみ
が30まいあります。ぜんぶでなんまいあるでしょう。
・問題から,分かっていることを明らかにする。
・式:40+30
主に活用する知識・技能
【知識】
【表現・処理】
・ 10のまと ま ・ 1 位 数 + 1
り
位数の計算
(第1~5時) (あわせていくつ ふえる
といくつ)
[課題]40+30のけいさんのしかたをかんがえよう
・2位数 (10
いくつ)+1
位数の計算
(たしざんとひきざん(1))
・ブロックを操作しながら,10のまとまりを意識して計算
の仕方を考える。
・10のまとまりで考えると,1位数同士の計算に帰着で
きることをおさえる。
【思考と表現のドリル】30+20
まず,30は10の3つぶんで,20は10の2つぶんです。
つぎに,3+2=5。5は10の5つぶんです。
だから,30+20=50です。
[まとめ]なん十を10のいくつ分とかんがえてたせばよい
【練習問題】10+50
【評価問題】80+20
11
目標
70-30の計算の仕方を考
える活動を通して,10のま
とまりがいくつと考え,1
位数同士の計算に帰着させ
るとよいことが分かり,何
十-何十の計算をすること
ができる。
評価規準《数学的な考え方》
10のまとまりを使って,
1位数の計算に帰着させて
考えることができる。
20+8
46+2
7+90
[問題]おりがみが70まいあります。30まいつかうと,
のこりはなんまいになるでしょう。
・問題から,分かっていることを明らかにする。
・式:70-30
【知識】
【表現・処理】
・ 10のまと ま ・ 1 位 数 - 1
り
位数の計算
(第1~5時) (のこりはいくつ ちがい
はいくつ)
[課題]70-30のけいさんのしかたをかんがえよう
・2位数 (10
いくつ)-1
位数の計算
(たしざんとひきざん(1))
・ブロックを操作しながら,10のまとまりを意識して計
算の仕方を考える。
・10のまとまりで考えると,1位数同士の計算に帰着でき
ることをおさえる
【思考と表現のドリル】50-20
まず,70は10の7つぶんで,30は10の3つぶんです。
つぎに,7-3=4。4は10の4つぶんです。
だから,70-30=40です。
[まとめ]なん十を10のいくつ分とかんがえてひけばよい
【練習問題】90-80 46-6 67-5
【評価問題】100-30 89-4
12
目標
単元における基礎・基本
を確かにしたり,日常生活
に適用できる場面をもと
に,発展的に考えたりでき
る。
評価規準《表現・処理》
何十と何十,2位数と1
位数の加法,減法を正しく
計算をすることができる。
また,100より大きい数の
構成の理解を深める。
[問題]①たしざん,ひきざんのれんしゅうをしよう
<問題に取り組む>
①40+50 ②92-2 ③6+22
⑤8+30 ⑥90+10 ⑦59-7
⑨100ー60 ⑩65-4
[問題]②かずの
せんで
④80-20
⑧34+5
しらべよう
【知識】
・100をこえ
る数直線の目
盛りの見方
(第9時)
【表現・処理】
・何十+何
十,2位数+
1位数,2位
数-1位数の
計算
(第10,11時)
①100より 15 おおきい かず
②129より 3 ちいさい かず
③97より 8 おおきい かず
④106より 9 ちいさい かず
1年「たしざんとひきざん(2)」