株式会社クレイフィッシュ

戦略ケース
株式会社クレイフィッシュ
新興ASPビジネスの寵児
-ネット時代の新鉱脈を狙うクレイフィッシュの挑戦
1.日本企業初の日米同時公開
電子メールやホームページ等を運用するサーバーを提供者側で用意し、レンタル契約な
いし使用規約に基づきインターネットを通じてユーザーに提供するサービス。
このサービスを利用することにより、ユーザーは自社の負担で情報通信システムを構築
することなく、自己専用のシステムと同様の機能を享受することができる。
去る3月 10 日、米ナスダック店頭市場において、公開と同時に公募価格の5倍以上の値
(126 ドル)をつけた日本の会社がある。その会社は「クレイフィッシュ」。主に中小企業
を対象として、電子メールサーバー、ホームページサーバーの管理と運用を代行するビジ
ネスを展開している。社名は英語では「ザリガニ」を意味し、愛らしく、圧倒的な繁殖力
と生命力を象徴するものとして名付けられている(図表1)。
クレイフィッシュの設立は 1995 年 10 月で、もともとは ISP(インターネット・サービス・
プロバイダの略。ニフティ等の「インターネット接続サービス事業者」を指す)に対して、
・サーバ・ホスティング技術の供与及び運営に関するサービス
・ホームページの設計その他の作業
・顧客独自のシステムに関するコンサルティング業務サービス
を主として提供する企業であった。しかしながら、1998 年5月「Hitmail」(以下ヒット
メール)事業を開始してからは、これが主になり「中小企業向けの電子メール等のホステ
ィングサービス」事業者への転身を図りつつ、業容を拡張した(図表2)。
今年に入ってからは3月8日にナスダック(米店頭株式市場)上場、続いて3月 10 日に
マザーズ(東京証券取引所のベンチャー企業向け新市場)上場を果たし、日本企業初の「日
米同時公開」として騒がれた。先のナスダックでの好調さに比べると、マザーズにおいて
は機関投資家の利益確定への動きから売り注文が多く、公開初日の出足は芳しくなかった
が、今後の動向が注目される。また代表の松島氏は「26 歳」で上場・公開時点での社長の
国内最年少記録を塗り替えたことでも話題になった(それまでは 96 年2月に店頭公開した
光通信の重田社長、当時 31 歳が最年少)。同社の上場はまさに「初」づくしであった。
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戦略ケース
図表1 クレイフィッシュの会社概要
会社名
所在地
設立
資本金
株式会社 クレイフィッシュ
〒163-1035
東京都新宿区西新宿3-7-1
新宿パークタワー35階(S棟)
1995年10月16日
2,321,375,000円(資本準備金2,198,620,000円)
事業内容
電子メール・ホスティング・サービス*
従業員数
85名(社員)、53名(アルバイト・契約・登録)
*平均年齢28歳
*クレイフィッシュHPより
*ホスティングサービス
・電子メールやホームページ等を運用する サーバーを提供者側で用意し、
レンタル契約乃至使用規約に基づきインターネットを通 じてユーザーに提
供するサービス。
・このサービスを利用することにより、ユーザー は自社の負担で情報通信
システムを構築す ることなく、自己専用のシステムと同様の機 能を享受
することができる。
図表2 売上高の推移
1,200,000
(千円)
1,000,000
1,137,942
800,000
600,000
400,000
277,684
169,431
200,000
0
41,403
第一期
(H8年9月期)
第二期
(H9年9月期)
第三期
第四期
(H10年9月期) (H11年9月期)
*クレイフィッシュHPより
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戦略ケース
2. ASP市場とクレイフィッシュのビジネス
(1)有望視されるASP市場
クレイフィッシュは、今話題の「ASP」の日本における先進事例である。ASPとは
アプリケーション・サービス・プロバイダの略で、業務ソフトをインターネット経由でレ
ンタルするサービス事業者のことを指す。ASPの魅力は、顧客(大部分は法人)が自前
でサーバーやソフトを買い揃えることなく、利用料を払うだけで多彩なソフトを使える点
だ。このような利点からASP市場への期待感も高まっており(図表3・4)、インターネ
ット時代の「新鉱脈」とも言われている。先行したオラクル等の米国勢に続いて、NTT
データ、富士通、NEC等日本企業も続々と名乗りをあげ始めた市場である。
ソフトの機能を顧客
に対してインターネッ
トでレンタルする
ビジネス
図表3 ASPビジネスの概要
サーバ
サーバ
ASP
現
在
データセンター
自社の
専用サーバ
A社
(本社)
サーバ
自社でサーバー、
・・・
ソフトを保有せず
ASPからレンタル
する
工場
支店
取引先
支店
A社
工場
B社
・・・
図表4 ASPの市場規模予測
単位;100万ドル
TOTAL 22,731
9,811
7,145
TOTAL 889
5,774
その他
欧州
北米
398 293 197
1998年
2003年
出所:データクエスト
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(2)クレイフィッシュのビジネス内容
同社が力を入れるヒットメール事業(売上の 71%を占める中核事業)とは(図表5)、
・「月額1万円」の低料金で
・ 50 個の電子メールアドレス(「社員の個人名@会社名.com」で複数アドレスを一括管
理)
・最大 100MB(メガバイト)のホームページ(以下HP)
を利用できる環境を提供するものである。大企業とは異なり、中小企業の場合、オフィス
にサーバーを設置するコストや管理者の人件費の問題等からサーバーの普及が進まなかっ
た。ヒットメールを利用すれば、中小企業側はオフィスにサーバーを設置する必要がなく、
端末となるパソコンと必要最低限のインターネット接続環境を用意するのみで電子メール
を利用したり、HPを開設できるのが魅力だ。
中小企業の悩み、弱みに答えるこの新種のサービスにより、同社は 2000 年1月 31 日ま
でに4万 4811 社の顧客(登録ドメイン数ベース)を獲得し、日本における他のいずれのホ
スティングサービス事業者をも上回る顧客数を獲得した(図表6)。
図表5 クレイフィッシュの事業別売上構成比(1999年9月期)
全体
ホスティング
ヒットメール
SSOS
システム開発
その他
金 額
(千円)
1,137,941
811,686
127,057
147,000
52,198
構成比
100%
71%
11%
13%
5%
図表6 ヒットメールの顧客数
50,000
44811
(人)
38324
40,000
32163
26347
30,000
21608
17951
20,000
10,000
642 1038 1558 2196
0
2955
3882
5552
7591
14093
10480
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
1998年
1999年
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2000年
戦略ケース
(3)クレイフィッシュの提供商品
クレイフィッシュは、「ヒットメール」とともに、オプションサービスとして「ヒットウ
ェブ」という名称でホームページのホスティングサービスやその他のサービスを提供して
いる。
現在、同社が提供しているヒットメール、及びその主要なオプションサービスは以下の
通りである(図表7)。
図表7 クレイフィッシュのサービス概要
サービス
内容
ヒットメール
基本
サービス
ヒットウェブ
オプション
サービス
パッケージ型
サービス
料金
・電子メールホスティング
・電子メールアドレスの
自動追加・削除、自動転送機能
自動返信機能を標準装備
・メーリングリスト、メールの同時配信機能の
追加も可能
¥10,000円
/月
・ウェブホスティング
・TELNETやCGI、SSIが利用可能な環境を
提供
・電子会議室などのグループウェア機能の
追加も可能
¥1,000円
/月
・テンプレートを用いた低価格ホームページ
作成サービス
ホームページ
作成サービス ・オーダーメイドホームページ作成サービス
(ヤマト運輸、ユナイテッド航空等の実績有)
ヒットトレード
・企業と消費者間の電子商取引を可能に
するアプリケーション
・フォームに商品名と説明を入力し、画像を
指定するだけで、好みのデザインのショップ
を立ち上げることが可能。
・顧客情報・売上のリアルタイム把握、
クレジットカード決済、銀行振込、郵便振替
への対応可能
ヒットアクセス
・インターネットへの接続サービス
ヒットメール
2000
・「ヒットメール」
+「ヒットウェブ」
+「日経テレコン21の利用権」
をパックにしたもの
ヒット
オフィス
(4月~)
・上記のオプションとして提供
・スケジュール、アドレス、ToDo管理
(グループ内共有機能付き)
・会議室予約、社内掲示板、社内稟議システ
ムの追加が可能
・携帯電話との連携機能有り
5Pで5.5万円
内容次第
初期費用無料
¥6,000円
/月
+月間売上高
の1%
¥3, 500円
/月
¥20,000円
/月
*初期導入に際しては、3万円を徴収(但しオプションを追加する場合は必要なし)
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戦略ケース
3.ヒットメールビジネスの仕組み
(1)ヒットメール事業の関与者と事業の仕組み
実は、クレイフィッシュはこのヒットメールを一切「営業」していない。販売及びマー
ケティングは「光通信」とその子会社「コール・トゥ・ウェブ」を始めとする代理店に委
託しているのだ(光通信はクレイフィッシュ発行株式総数の 50.1%を保有する筆頭株主)。
また同社は伊藤忠商事の情報技術関連の米国子会社である ITOCHU Technology.Inc(以下伊
藤忠テクノロジー)と提携し、ここからサーバー設備の提供を受けている。サーバーは伊
藤忠テクノロジーとクレイフィッシュが管理する米国サーバーセンターに設置され、顧客
となる中小企業はインターネットを通じてこのサーバーを利用する仕組みだ。
言い換えれば、クレイフィッシュが伊藤忠テクノロジーのサーバーセンターを借りて構
築したアウトソーシングサービスを光通信にOEM供給(相手先ブランドによる供給)す
るということだ。その機能分担の仕組みは、クレイフィッシュが「サーバーの運用や開発
など商品開発と顧客サポート部門」に特化し、光通信が「営業部門」を、伊藤忠テクノロ
ジーが「設備投資部門」を担うというビジネス形態である。
(2)収益配分の仕組み
この仕組みを推進するために、クレイフィッシュは光通信に対して、月額料金の 50%に相
当する金額を支払っている。一方伊藤忠テクノロジーに対しては、サーバーサービスの提
供に対する料金を支払う一方で、ソフトウェアライセンス供与に関しては毎月サーバー1
台当たり 1000 米ドルをクレイフィッシュが徴収している(図表8)
。
図表8 クレイフィッシュの事業の仕組み
サーバ運用
商品開発
設備提供
伊藤忠
テクノロジー
サーバー
サービス
の提供
営業・販売
ヒットメール
販売取次
業務委託
クレイ
フィッシュ
光通信
ソフトウェア
ライセンス供与
¥
委託手数料
(月額料金の50%)
¥千ドル/月・台
¥
初期導入費(3万円)
月々の使用料(1万円/月)
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中小
企業
戦略ケース
4.今後の事業展開の方向
(1)顧客ニーズ深掘りの商品拡大
同社は引き続き「ヒットメール」を最重要事業と位置づけていく方針で、
・様々なメディア(電話、FAX、ザウルス等の PDA)を通じたメッセージの授受を可能に
する「ヒットメッセージ」(2000 年3月中発売予定)
・個人情報管理機能の他グループウェア機能で、グループ内ユーザー間でデータの共有・
交換を可能にする「ヒットオフィス」(2000 年4月発売予定)
の商品化を図り、EC端末のバリエーション拡大を見据えた商品開発、並びに既存顧客の
ニーズを深堀りした商品の開発を進める計画だ。
(2)積極外販による業界スタンダード化
さらに、同社はヒットメールの基幹システムとして動作するサーバー「クレイフィッシ
ュ 2000」を今後新たにホスティング事業への参入を考えているISP事業者等に外販する
予定だ。
「クレイフィッシュ 2000」は独自ドメイン取得の手続きを自動化する機能、顧客情
報を管理する機能を搭載したサーバーで、新規参入業者は基礎的なシステムの開発が不要
となるため、事業化までの期間を短縮できる。外販の狙いは、
「クレイフィッシュ 2000 がホスティングサービスのOS的な商品になることを期待す
る」(松島社長)(日経 1999.12.09)
というもので、クレイフィッシュ自身がアプリケーションを開発するだけでなく、導入し
た業者にもクレイフィッシュ 2000 の機能を活かした独自のアプリケーションを開発させ、
ホスティング用アプリケーション開発環境のスタンダードにしようという目論見である。
5.クレイフィッシュの成功ポイント-スピードと量的優位
クレイフィッシュは、ヒットメールを立ち上げた 1998 年5月から 2000 年1月までの短
期間(21 ヶ月)に4万 4811 もの顧客を獲得し圧倒的な市場支配を構築した。その強みはど
こにあったのか。
ヒットメールビジネスにおいては、短期間のうちに、圧倒的なマーケットシェアを獲得
することが最善の目標とされた。同社は電子メール・ホスティング・サービスの業界にお
いては登録ドメイン数の多さ、すなわち顧客基盤の大きさが競争優位になることを予見し
ていた。顧客が一旦クレイフィッシュを通じてドメインを取得すれば、他社のサービスに
変更するには面倒な手続きが発生するため、顧客は継続して同社のサービスを受けること
になるからだ。従って、これまでとは全く異なる切り口で参入した。すなわち営業力のな
い企業が1社で全てを抱え込むのではなく、アクセスの量的多さを持つ企業と戦略的に組
むことで、顧客数を飛躍的に拡大させる戦法である。
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戦略ケース
さらに初期導入コストを極力低減させ、初心者(サーバー導入経験のない中小企業)需
要を徹底して取り込む戦略がとられた。もちろん、これまでヒットメールと同種のサービ
スは存在していた。しかし、価格帯が3万円程度と高かったこと、自社オフィスにサーバ
ーを設置した場合と比較して十分な機能が提供されていなかったこと等から普及には至ら
なかった。ヒットメールにおいては、サーバー開発の専門業者であるクレイフィッシュの
技術を投入し高機能を実現するとともに、サーバー設置コストの安価な米国を利用するこ
とと強力な営業力を持つ光通信の営業網を利用する量産効果により月額1万円という低価
格を実現した。
6.クレイフィッシュの弱みと脅威
(1)多額の経常「損失」
しかしながら、クレイフィッシュは多くのネット企業と同様、多額の「損失」を計上し
ている。ヒットメール関連サービスを開始した 1998 年以来、クレイフィッシュは利益を計
上してない。
第4期は売上高の 34.4%に相当する3億 9100 万円の当期純損失を計上し、
1999
年 12 月 31 日現在の累積損失額は8億 5900 万円になった。第5期の第一四半期においては
当該四半期の売上高の 50.2%に相当する4億 7200 万円の純損失を計上した(図表9)。
(2)クレイフィッシュの弱み
同社の人件費、研究開発費及びその他の固定費は事業規模の拡大とともに、年々増加し
ている。臨時従業員を含む同社の従業員は 1997 年 9 月の 77 名から、1999 年 12 月には 139
名に増加した。第5期においても相当数の新規採用を見込んでおり、また総額約 14 億 8200
万円の研究開発費の支出を見込んでいることから(前期比 13 億 7800 万円の増加)、当該固
定費をカバーするのに、十分な売上を達成できない場合、事業収益性は一気に悪化する可
能性もある。
図表9 クレイフィッシュの損失
売上高
単位:千円
1996年
1997年
1998年
1999年
1999年
9月期
9月期
9月期
9月期
10-12月
41,403
169,431
277,684
1,137,942
939,884
経常損失
▲ 7,608
19,207
2,142 ▲ 387,037 ▲ 465,759
当期純損失
▲ 7,608
12,385
830 ▲ 391,006 ▲ 472,005
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戦略ケース
構造的な問題もある。ヒットメール関連サービスに関する費用の中には、加入申込の
受付時に発生する初期費用がある。収入の面からみると、クレイフィッシュには加入者か
らの定額料金が継続的に発生する。日本のドメイン名を取得する場合、同社が費用計上す
る初期費用は現在約 6500 円であり、米国のドメイン名を取得する場合は約 1700 円(1 米ド
ル=106 円として換算)である。これら初期費用は月額料金が先ず継続的費用をカバーした
後にその残額より順次回収されることになる。従って月額料金を支払う既存の加入者の規
模に比べてある一定期間の新規加入者件数が大幅に増加した場合、当該期間について多額
の営業損失を被る可能性が大きい。
(3)クレイフィッシュの脅威
クレイフィッシュの競合には、
・NTT、及び第二電電等の日本国内のテレコミュニケーション会社及びその関連イン
ターネット・サービス・プロバイダ
・IIJなどの独立系インターネット・サービス・プロバイダ及びサービス会社
・富士通及びNEC等の大手情報関連技術サービス会社とその系列会社
・今後日本国内市場へ参入してくる海外の同種事業者
があり、資本力、マーケティング力、顧客基盤の広さに勝る企業群である。いかにASP
が有望とはいえ、これらの競合と対していくには一筋縄ではいかない。
クレイフィッシュのこれまでの顧客拡大は光通信の営業力による所が非常に大きい。そ
れは光通信独自のダイレクトマーケティング手法と顧客データベースを活用したものであ
る。しかしながら、光通信が同社のサービスが競争力または市場性を失ったと判断した場
合には、一方的に販売取次及びマーケティング活動を削減もしくは終了する可能性もある。
さらに光通信との契約上、クレイフィッシュはヒットメール関連サービスと競合するサー
ビスの販売代理店となることを禁止していない。同社のビジネスは新しい可能性を秘めて
いるとはいえ、大変な「リスク」も伴っている。
顧客基盤の拡大に向け、同社では米国への展開エリアの拡大、並びに電子商取引サービ
スを通じた大企業への窓口拡大を方針として掲げている。クレイフィッシュの現在のビジ
ネスは「中小企業がインターネット接続する環境」の提供であり、インフラ支援を通じて
アプリケーション使用者を量的に拡大することに主眼が置かれている。しかしながら、そ
のインフラ+ソフトの環境の整備が一巡すれば、既存顧客の維持競争になるのはまず間違
いない。その時、競争の焦点は如何に魅力的なサービスを提供できるか、にシフトする。
(固定)
ソフト開発、及びソフトのパッケージ力の競争になってくる。顧客を「ロックイン」
させる、クレイフィッシュのニーズ深掘り型の魅力的な商品開発力に期待したい。
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